10月20日、午前から午後にかけて中国共産党(中共)軍機が日本領空付近を飛行し、防衛省は航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させ対応した。
防衛省によると、中共軍のY-9 情報収集機とH- 6 爆撃機それぞれ 1 機は東シナ海から飛来し、沖縄本島と宮古島間を通り、太平洋へ飛行したという。
防衛省統合幕僚監部によると、2024年度上半期(2024年4月1日~9月30日)における緊急発進回数は358回であり、その内中国軍機に対する緊急発進回数が241回で2024年度上半期における、推定を含めた緊急発進回数の対象国・地域別の割合は、中国機約67%、ロシア機約32%、その他1%だとした。
一方で8月26日午前には、Y-9情報収集機が長崎県男女群島沖のはじめて領空上空を2分間にわたって侵犯し、外務省の岡野正敬外務事務次官が同日午後、施泳(し・えい)在京中国大使館臨時代理大使を外務省へ召致し、極めて厳重に抗議するとともに、再発防止を強く求めるなど、日中間の緊張が高まっている。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。