今月3日、中国浙江省杭州市でマラソン大会「2024杭州マラソン」が開催された。
レース後、大勢の出場選手のなかに「とても目立つ」、裸足で歩く男性の姿があった。
動画撮影者が「どうしたのか?」とその訳を聞いてみると、それが実に不運な人だったことが判明した。
その選手はレース中、少し休憩をしようと靴を脱いで芝生の上に座って一息ついていたら、なんと靴がなくなってしまったというのだ。
靴を盗まれたのは不運であったが、彼はレース途中で投げ出す男ではなかった。彼は靴なしでレースを最後まで走ったそうだ。すると、なんと、気がついたら「カバン」までも盗まれたという。
よく「泣き面に蜂」と言われているが、その一方で「悪いことのあった分だけ、良いこともある」とも言っている。だから大丈夫だ。
(靴やカバンを盗まれた不運の男)
靴やカバンを盗まれる男性のほかにも、大会参加者のなかにはもっと(?)不運な人もいたそうだ。
なんと、ラストスパート時に現場スタッフの誤った指示に従ったがために、本来トップを走っていたエチオピアの選手がケニアの選手に抜かれて2位になるという、ハプニングも起こっている。
不運なその選手は優勝から準優勝になっただけでなく、賞金も21万元(約446万円)減った。
夜布団に頭を埋めて悔しがる彼の姿を想像してしまった。慰めの言葉をかけてあげたいが、思いつかない。
ただ言えることは、「悪いことのあった分だけ、良いこともある」ということだ!
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