「この公演は、私の夢で見たものと全く同じものでした。神韻が伝えるメッセージは世界に希望をもたらしています。そのメッセージは直接的に示されるものではなく、どこか穏やかで繊細な形で伝えられています。もしかすると、多くの人がすぐには気づかないかもしれません。しかし、それはゆっくりと心に染み込むような形で、人々が知らず知らずのうちに、内面的にも外面的にも目覚めていくのです」
2月12日の夜、イギリスの作家であり、著名な予言者でもあるクレイグ・ハミルトン・パーカー氏(Craig Hamilton-Parker)は、英国ボーンマスのパビリオンシアターで、米国神韻芸術団の公演を鑑賞した。パーカー氏は神韻について、夢で見たものと同じく素晴らしく、強いエネルギーを持つと語った。また、新しい紀元の幕開けを前に、神韻が芸術を通じて人々に神性を啓発している意義を高く評価した。
「(神韻は)非常に感動的で、一瞬たりとも目を離すことができませんでした。通常の公演では、途中で少し疲れたり集中力が切れたりするものですが、神韻はむしろ精神を活性化させてくれました。舞踊家たちが表現する本物のエネルギーや、色鮮やかな衣装の調和がもたらす視覚的な美しさ、そして巧みに使用された動的な背景映像が一体となり、本当に圧巻でした。神韻は、単なるエンターテインメントではなく、繊細なスピリチュアルなメッセージを含んでおり、多くの次元で人々を魅了するものです」
パーカー氏は「ブレグジット(イギリスのEU離脱)」や「トランプ大統領の当選」「新型コロナウイルスのパンデミック」を予測したことで注目を集めた。パーカー氏は以前から神韻を夢に見たことがあり、その夢の中で感じたエネルギーに強い感銘を受けたと語った。
「数年前、私は夢の中でこの公演を丸ごと見たことがあります。このことは私のチャンネルでも話しました。その夢の中で、荒涼とした場所に、高床式の中国の建物が立っているのを見ました。そして私は泥道を歩いてその建物に入り、そこで美しい舞踊が行われているのを目撃しました。その舞踊は『花の舞』と呼ばれていました」
「私にとって、この舞踊や公演全体が放つエネルギーは、肉眼で見えるもの以上のものでした。その背後には、いわゆる『気』やインドで言う『プラーナ』と呼ばれるエネルギーの流れがあり、それが美しい形で表現されていました。このエネルギーは、単なる舞踊の視覚的な美しさを超えた、より深い宇宙的な舞踊のように感じられます」
また、神韻の演目が表現する深い意味についても次のように語った。
「各舞踊はそれぞれ異なる意味を伝えていると思います。すべての詳細を理解しているわけではありませんが、例えば私が最も好きな本の一つである『西遊記』(呉承恩著)は、とても面白い物語です。この物語は仏教修行の旅について描かれていますが、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』とも非常に似ています。これらの物語は、悟りを求めることや、人々が内なる神性を発見することを探求しています。それは素晴らしいことであり、こうしたテーマが非常に美しく表現されていると思います。私は、世界中のすべての文化がこのような精神的な核を見つけるべきだと感じます。中国はこの精神的な核を取り戻し、歴史から新たなインスピレーションを得る必要があります。それは西洋や他の国々にも同様に当てはまります。我々は自分たちを形作る文化的ルーツに戻るべきです。そしてそれは多くの場合、芸術を通じて可能となるのです。芸術を通じて、人々は精神性に触れることができるのです」

「神韻は中国伝統文化の精髄を見事に表現しています」とパーカー氏は述べた。また、世界中の人々がそこから多くの智慧を学び取ることができるとも強調した。
「神韻は、人々の精神的な目覚めを促すうえで、非常に重要な役割を果たしているのです」
「私はすべての国が中国の伝統文化から学ぶことができると思います。本質的に、すべてのものが同じ神性の光を内包しています。それは中国、インド、西洋といった違いを超えて、すべての存在の背後にあるものです。したがって、私たちはお互いの文化から学ぶことができ、中国の伝統文化からも多くの貴重な知恵を得ることができます。残念なことに、これらの多くは中国(共産党)で抑圧されています。現在、私たちは暗い時代に生きていますが、同時に、多くの人々が目覚めつつある時代でもあると感じます。世界中で、さまざまな方法で精神的に目覚める人々が増えており、これは人類にとって非常に重要な時期です。そして、神韻が果たしている役割は、この目覚めの過程において非常に重要なものです」
「私たちは新しい時代の夜明けを迎えようとしています。よく言われるように、夜明け前が最も暗いのです。現代社会は極端な物質主義の時代を経験しましたが、人々はその浅薄さを感じ始めています。今日、多くの人々が精神的な危機に直面しており、私たちがすべきことは、物事の本質に戻り、生き物としての純粋さとシンプルさを取り戻すことです。この公演ではその理念が完全に表現されていると感じました。そして、この理念に応える人々が世界中でますます増えていると感じます。大きな目覚めの時代が訪れるとき、それは一瞬で光が差し込むようなものではなく、世界中の至る所で一つ一つ小さな光が灯るようなものです。そして、神韻はその中で多くの人々に光を届ける存在なのです」
最後に、「神韻は本当に素晴らしい作品です。それは単なる芸術公演にとどまらず、精神的な深みを持っています」と絶賛した。
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