中国 公式発表は好調

「切符は売り切れ 列車はガラ空き」 中国の旧正月帰省で不可解な現象

2026/02/11 更新: 2026/02/11

中国で旧正月の帰省シーズンである「春運」が始まった。

公式発表によると、今年の鉄道利用者は延べ5億4千万人で前年より増加し、社会全体の人の移動は延べ95億人に上り、過去最高を更新する見通しだという。

鉄道の公式予約サイト「12306」では、2月5日時点で旧正月期間の切符がすでに1億1200万枚売れたと発表された。数字上は好調に見えるが、現場の実態は異なる。

多くの人が「売り切れ」の表示に阻まれて切符を買えず、やっと乗れた列車では車内が驚くほど空いていると訴えている。このギャップに、ネット上では怒りと困惑の声が広がっている。

ネット上では、「公式予約サイトでは安い切符が売り切れと表示されるのに、別の予約サイトでは手数料を上乗せした高い切符なら空きがある」と感じている利用者の声が相次いでいる。

列車は走っている。席も空いている。それでも帰れない人がいる。何が起きているのか、いまだはっきりした説明は示されていない。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
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