「侵略の津波止めるために」ゼレンスキー氏、国会で演説 ロシアへの圧力維持訴え
ウクライナのゼレンスキー大統領は23日、国会でリモート演説を行い、日本の迅速な援助に感謝の意を表した。ロシア軍による侵略行為を非難し、ミサイル攻撃等により多くの民間人が犠牲となっているとの現状を伝えた。
安倍元首相、台湾・蔡英文総統とオンライン会談 安全保障や経済協力について意見交換
安倍晋三元首相は22日、台湾の蔡英文総統とオンラインで会談した。ロシアのウクライナ侵攻を非難し、中国共産党を念頭に、インド太平洋地域における力による一方的な現状変更を容認しない姿勢を鮮明に打ち出した。
ゼレンスキー宇大統領の国会演説、23日17時50分から衆議院オンライン中継
衆議院は、ウクライナのゼレンスキー大統領の国会演説を23日17時50分からオンライン中継する。ウクライナ語で発言し、同時通訳される。国賓など外国首脳が来日時に演説した例はあるがオンラインは初めて。
ゼレンスキー・ウクライナ大統領の演説、23日午後6時=茂木自民幹事長
[東京 22日 ロイター] - 自民党の茂木敏充幹事長は22日の定例会見で、この日の役員会でウクライナのゼレンスキー大統領によるオンライン演説が23日午後6時に行われる予定と説明があったことを明らかにした。 衆議院第一会館内の国際会議室と多目的ホールで実施の予定。 ロシア外務省が21日発表した日本との平和条約交渉の打ち切りやビザなし交流の打ち切りについて、ウクライナ侵略に対する国際社会全体、G7(
ロシアの平和条約交渉打ち切り、「断じて受け入れられず強く抗議」=官房長官
[東京 22日 ロイター] - 松野博一官房長官は22日午前の閣議後会見で、ロシア外務省が平和条約交渉を打ち切ると発表したことについて「極めて不当であり断じて受け入れられない、強く抗議する」と述べた。こうした日本の立場を外務省がガルージン駐日ロシア大使に伝えたという。 松野長官は、今回のロシア外務省の発表は「ロシア側から事前に説明はなかった」とした。「今回の事態は全てロシアによるウクライナ侵略に
岸田首相、カンボジア首相と緊密連携を確認 「国際秩序の根幹守る」
[20日 ロイター] - 岸田文雄首相は20日、訪問先のカンボジアの首都プノンペンでフン・セン首相と会談した。共同会見で岸田首相は、ウクライナ情勢を念頭に「国際秩序の根幹を守るため緊密に連携することで一致した」と述べた。 南シナ海や北朝鮮をめぐっても緊密な連携で一致したとし、拉致問題での支持に感謝すると述べた。 カンボジアは今年、東南アジア諸国連合(ASEAN)の議長国。 もっとも公表された
国際司法裁判所、露に軍事作戦停止の命令 「従うことを強く求める」=外務省
国際司法裁判所(ICJ)は現地時間の16日、ロシアに対してウクライナ領域内での軍事作戦を直ちに停止させるよう命じる暫定措置命令を発出した。日本の外務省は17日発表の談話を通じて、ロシアが同命令に従うことを強く求めた。
林芳正外相、ロシア支援なら「国際法上の責任を負う」 中国による援助報道めぐり
林芳正外相は16日の参議院外交防衛委員会で、国際法違反にあたるロシアの武力行使を知りながらロシア軍に協力した場合、その国の行動は国際法違反にあたるとの認識を示した。
石油備蓄30万キロリットル放出、米国と協調 第3弾
[東京 16日 ロイター] - 経産省は16日、米国と協調して行っている石油備蓄放出に関して第3弾となる売却を行うと発表した。白島国家石油備蓄基地の原油約30万キロリットルが対象で4月8日に入札を行う。 日本政府は、昨年11月に米国などと協調して石油備蓄の放出を行うことを決定。油種入れ替えの一環として数十万キロリットルを売却するとしていた。 第1弾は志布志国家石油備蓄基地に備蓄している原油約10万
ロシアの侵略で米核抑止政策に変化 日本にはプラスに=専門家
ロシアによるウクライナ侵攻からまもなく3週間が経とうとしている。バイデン米政権は国防費削減を重視し核兵器の役割低下を掲げてきたが、これらはいま、現実的な選択肢ではないとして見直される可能性が高いと専門家はみている。
「国際秩序の新たな枠組み必要性示す」首相、常任理事国の拒否権抑制に言及
岸田首相は14日の参議院予算委員会で、国連安全保障理事会の常任理事国であるロシアのウクライナ侵攻について「国際秩序の新たな枠組みの必要性を示している」と述べ、国連安保理改革に取り組む姿勢を強調した。フランスが以前提案した
ロシアの暴挙、国際秩序の新たな枠組みの必要性示す=岸田首相
[東京 14日 ロイター] - 岸田文雄首相は14日、参院予算委員会で、国連安全保障理事会の常任理事国であるロシアのウクライナ侵攻について「ロシアの暴挙は新たな国際秩序の枠組みの必要性を示している」と述べた。大規模な残虐行為には、常任理事国が自主的に拒否権行使を抑制すべきとするフランスとメキシコの提案を日本政府も支持しているとし、安保理改革の重要性を強調した。 青山繁晴委員(自由民主党・国民の声)
韓国次期大統領と電話会談、北朝鮮対応の緊密な連携で一致=岸田首相
[東京 11日 ロイター] - 岸田文雄首相は11日、韓国の次期大統領に選出された尹錫悦(ユン・ソギョル)氏と電話会談し、核・ミサイル問題や拉致問題など北朝鮮への対応について、緊密に連携していくことで一致したと明らかにした。首相官邸で記者団に語った。 岸田首相は会談で、国際社会が大きな変化に直面する中で健全な日韓関係は不可欠であること、日米韓の連携が重要であることなどを伝えた。その上で、
核共有政府として議論せず、安保に資する国民的議論は必要=岸田首相
[東京 10日 ロイター] - 岸田文雄首相は10日の参院予算委員会集中審議で、核共有について政府として議論しないとの方針を改めて繰り返した。一方、国民の間での議論については日本の安全保障に資する議論は必要と指摘した。松川るい委員(自民)への答弁。 松川氏は民間シンクタンクなどによる核共有検討について首相に見解を求めた。首相は核共有について「政府として非核3原則の存在や、原子力の平和利用を前提
岸田首相、尹錫悦韓国次期大統領にメッセージ
岸田文雄首相は10日、韓国の大統領選挙で尹錫悦(ユン・ソンニョル)「国民の力」候補が第20代韓国大統領当選したことについてメッセージを送った。
国連安保理の北朝鮮対応、日米など11カ国が非難声明
[7日 ロイター] - 国連では7日、米国をはじめ11カ国が度重なる北朝鮮のミサイル発射に対して安全保障理事会が行動を起こしていないことを非難する声明を発表した。 安保理の非公開会議後、トーマスグリーンフィールド米国連大使が声明を読み上げた。 今年に入ってからの北朝鮮による相次ぐミサイル実験は、複数の国連決議に違反していると非難し、「北朝鮮が安全を脅かす行動をエスカレートさせる一方、安保理は沈黙を
外務省、ロシア全土の危険情報引き上げ 渡航中止を勧告
[東京 7日 ロイター] - 外務省は7日、ウクライナとの国境周辺地域を除くロシア全土の危険情報を渡航中止勧告(レベル3)に引き上げたと発表した。引き上げは6日付。ロシアへの渡航を目的を問わず止めるよう呼び掛けるとともに、今後出国手段がより制限されることを念頭に商用便による出国を検討するよう求めた。 渡航中止勧告は危険情報の4段階のうち、退避勧告に次ぎ2番目に厳しいレベルに相当する。
G7、ロシアによる民間人攻撃を非難 戦争犯罪の責任追及=共同声明
[東京 4日 ロイター] - 主要7カ国(G7)外相は4日、ウクライナの民間人に対する「ロシアの継続的な攻撃」を「深く懸念」し、戦争犯罪の責任を追及すると表明した。 米国務省が公表した共同声明によると、G7外相は「無差別攻撃は国際法で禁止されていると改めて強調する。民間人に対する無差別攻撃を含む戦争犯罪について、責任を追及する」とした。 また、ロシアに対し、特にウクライナの原子力発電所周辺に対する
岸田首相、ゼレンスキー宇大統領と電話会談 防弾チョッキ等提供する方針伝える
岸田文雄首相は4日、ウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談で、同国の要請を踏まえて自衛隊が保有する防弾チョッキやヘルメット等の装備品を提供する方針を伝えた。欧州最大規模の原子力発電所に対する攻撃について「最も強い言葉
国内原発へのミサイル攻撃、イージス艦からやPAC3などで迎撃=官房長官
[東京 4日 ロイター] - 松野博一官房長官は4日午後の会見で、国内にある原子力発電所にミサイル攻撃があった場合は、イージス艦に搭載されているMS3やPAC3などで多層的に迎撃する計画であるとの見解を示した。 松野官房長官は、日本に対して武力攻撃があった場合には、国民保護法などに基づいて警報を発令したり住民に対する退避措置を行ったりすることになっていると説明。原発に関しても、原子力規制庁が原発の
G7外相会合本日開催 ウクライナ情勢巡り意見交換
先進7か国(G7)外相会合が4日、ベルギーのブリュッセルで開催される。ウクライナ情勢について認識をすり合わせ、今後の対応について意見交換する。林芳正外相はオンラインで参加する。外務省が発表した。