習指導部、傅政華・公安省次長を摘発 「周永康らの弊害を徹底的に取り除く」
中国共産党中央規律検査委員会は2日、重大な規律違反や違法行為の疑いがあるとして、司法相や公安省(警察当局)次官などを歴任した傅政華氏(66)を調査していると発表した。
中国、法輪功弾圧の610弁公室元高官が失脚
中国共産党中央規律検査委員会は13日、伝統気功グループ、法輪功を弾圧する機関「610弁公室」の彭波・前副主任(64)が、「重大な規律違反と違法行為」の疑いで、同委員会と国家監察委員会の取り調べを受けていると発表した。
国際刑事機構中国人トップが行方不明 失脚の噂も
国際刑事機構(インターポール)総裁で中国公安部副部長の孟宏偉氏は、赴任先のフランスから9月下旬に中国に帰国した後、行方不明になっている。フランス国際放送によると、現地警察当局は捜査を開始している。
周永康の愛人が釈放か、7年ぶりに姿現す
中国最高指導部の権力闘争・性的接待に関与し、2011年末頃以降当局に拘束されたとみられる国民的歌手・湯燦氏(43)が約7年ぶりに公の場に現れた。このほど、湯氏に関する情報が写真とともに、会員制サイト(SNS)に投稿された。
中国当局、遼寧省副省長を調査、党大会閉幕後2人目
中国遼寧省の劉強・副省長(53)は23日、汚職の疑いで当局の取り調べを受けていることが明らかになった。中国当局が21日、ネット規制当局トップの魯煒氏を摘発したに続き、党大会閉幕以降、失脚した2人目の高官となった。
王岐山氏退任後初の執筆文、「政権転覆を防止せよ」
汚職摘発に尽力してきた王岐山氏が執筆した文章には、利益集団が「党と国の権力を奪取する」ことを防がなければならないと述べられた。これまで、一部党幹部による政権転覆の計画があったと政府高官の発言の端々に出ていたが、政府の公式発表はない。
中国証券当局トップ、周永康らが「政権転覆を図った」と言及
中国証券監督管理委員会の劉士余・主席は19日、中国共産党第19回全国代表大会のチーム別会議・金融業代表団の会議で、元(最高)指導部メンバーで汚職などの罪で無期懲役刑を服役中の薄熙来・周永康ら6人が「党の最高権力を奪う陰謀を立てていた」と発言したという。香港メディアが報じたが、中国メディアは言及していない。
江沢民派最後の反撃か 中国最高裁・検察の「司法解釈」(1)
第19回中国共産党大会が今年の秋に予定されている中、立法権を全く持たない最高人民法院と最高人民検察院(以下、両高)が最近新たに「司法解釈」を行った。1月25日、最高人民法院と最高人民検察院は刑法300条の解釈として、「邪教を組織・利用し法律の実施を妨害する罪等の適用法に関する問題等の解釈(以下「解釈」)」を発表した。「解釈」は2017年1月4日、最高裁判所の審判委員会第1706回会議と2016年12月8日最高検察院12次検察委員会第58回会議で通過した。
「江派が政治的陰謀、クーデターを画策」習政権、元日に批判
習政権は元日、反対勢力である江沢民派の政治的陰謀があったことに触れ、厳しく批判した。 また、昨年10月に別の機関紙でも、江沢民派によるクーデター計画について一部公開し、首謀者とみられる周永康・前共産党政治局常務委員を名指しで猛烈に非難した。
腐敗撲滅ドキュメンタリーから見る習政権の意図
中国国営放送局の中央電視台(CCTV)が17日から連続9日間、高官の汚職実態を収録した長編ドキュメンタリー「永遠に歩み続ける(永遠在路上)」の全篇を放送した。腐敗撲滅運動を主導する共産党規律検査委員会とCCTVが共同制作したものである。
NYタイムズを買収しようとした中国人大富豪 陳光標の正体
中国国内メディア「財新網」が9月20日、米紙「ニューヨークタイムズ」買収騒動を起こした中国人富豪の陳光標氏が商業活動と慈善活動において、粉飾や寄付金のだまし取りなどの不法行為を行っていたことを暴露した。また同記事は、すでに失脚した元公安部副部長の李東生氏と元統一戦線工作部(統戦部)長の令計画氏が、陳氏の後ろ盾であると指摘しており、陳氏をめぐる党内政治勢力闘争の様相を改めて浮き彫りにしている。
令計画氏 周永康側近から賄賂受領で無期懲役の判決
中国国営新華社通信によると、天津市第1中級人民法院(地方裁判所)は7月4日、令計画・前人民政治協商会議副主席に対し、「収賄、国家機密の不法取得、職権乱用」の罪での判決公判を開き、無期懲役を言い渡した。
中国メディアはなぜ習主席の誕生日を報じないのか
習近平国家主席の誕生日当日、インドのモディ首相から習主席に宛ててお祝いのメッセージが届いた。だが中国の国内メディアはいずれも習主席の誕生日について報じていない。あるネット投稿によると、中国メディアが指導者層の誕生日に触れないのは、共産党にある種の規則が存在するからだという。
中国元最高指導部メンバーの妻と息子 懲役9年と18年
中国当局の公式発表では、湖北省宜昌市中級人民法院(地方裁判所)は15日、息子周濱被告に、父親の職権上の利権を利用した収賄罪(量刑13年、罰金1.9億元)、影響力を利用した収賄罪(同8年、同1.6億元)、違法経営罪(同3年、同20万元)という三つの罪の併合罪で、懲役18年、罰金3億5020万元(約56億1700万円)の一審判決を下した。
中国高官の必読する極秘資料「内参」とは
このほど中国メディアが共産党内部の極秘資料「内参」の実態について公開し、その情報の信憑性や正確さなどはいずれも一般メディアが報じる内容をはるかに凌いでいると報じた。「内参」とは「内部参考」の略称であり、新華社通信が指導層向けに作成されている非公開の新聞報道で、共産党指導者層にとって重要な情報資料とされている。
暗殺未遂事件頻発 習近平国家主席に歴代最高の護衛態勢
中国共産党第18回大会後、党内の反腐敗を主導する習近平氏や王岐山氏に対する暗殺未遂の伝聞が度々伝わってくる。北京の情報筋によると、現在習近平氏の護衛態勢は歴代最高指導者の中でも最高レベルだそうだ。
序列順名簿に江沢民氏の名前なし、「影響力を完全に失った」
中国中央体制内の高官が死去すると、歴代最高指導部メンバーが哀悼の意を表するとして官製メディアが序列順の名簿を報道するのが慣例である。3月下旬中国工程院院士、中国戦闘機開発の第一人者の宋文驄氏が亡くなった際、唯一、元首脳江沢民氏の名前がなかった。極めて異例なことで、中国問題専門家は「江沢民氏が完全に影響力を失ったことを意味する」と指摘する。
習近平内部談話 周永康らの政変活動を示唆
新年はじめから一般発売されている習近平国家主席の一部の内部談話を収録した本「習近平関于党的紀律和規矩論述摘編」には、元最高指導部メンバーの周永康や、薄熙来らが「政治的な陰謀活動を行っていた」など、初公表となる「意味深発言」が多く、その真意が問われている。中国問題専門家は、周・薄ら江沢民派の政変容疑を示唆していると分析している。
中国公安部元次官 懲役15年
12日、中国公安部の元次官で汚職の罪に問われていた李東生被告(60)が懲役15年の判決を受けた。
「中国は政治大変革の前夜」「周永康の無期懲役はクライマックスの始まり」=軍元高級幹部
【大紀元日本7月16日】中国人民軍の元高級幹部で中国政治研究家の辛子陵氏(80)はこのたび、オーストラリアの公共放送SBSのインタビューを受け、市民の民主化運動と中国主導の圧力に揺れる香港問題や、中国
周永康政変計画容疑 判決発表後党内部で通達か
【大紀元日本6月16日】フランスのRFIラジオが中国政府関係筋の話として伝えたところによると、元最高指導部メンバー周永康の無期懲役刑が発表された翌12日、党は内部通達で判決文にない政変絡みの罪状を県・
周永康について知るべき5つのこと
【大紀元日本6月13日】天津市第一中級人民法院(地裁)は11日、汚職により共産党最高指導部の前メンバーで治安部門トップ・周永康被告(72)に対し、無期懲役、政治権利の終身剥奪、個人財産の没収の判決を言
無期懲役の周永康 次の番は江沢民氏らか
【大紀元日本6月12日】中国元最高指導部メンバー周永康への無期懲役の判決が11日に発表された直後、共産党機関紙・人民日報は、どんな高位の幹部も汚職取締りから逃れられないという主旨の社説を発表した。一連
元最高指導部メンバー周永康被告に無期懲役 裁判非公開
【大紀元日本6月12日】天津市第1中級人民法院(地裁)は11日、周永康・前中央政治局常務委員 (72)に対し、判決公判を開き、収賄と職権乱用、国家機密漏えいの罪で無期懲役、政治権利の終身剥奪、個人財産
元米駐中国大使、王立軍亡命未遂事件の裏を語る
【大紀元日本5月21日】2012年2月に起きた中国重慶市元公安局長・王立軍の米総領事館亡命未遂事件。当時のゲイリー・フェイ・ロック(中国名・駱家輝)米駐中国大使(65)はこのほど、海外の中国語メディア
曽慶紅・元副主席、周永康らと「違法な政治活動を展開」=香港争鳴誌
【大紀元日本4月6日】香港政論誌「争鳴」4月号は、元最高指導者・江沢民氏の右腕で党内序列5位だった曽慶紅が、失脚した周永康と令計画氏と共に「違法な政治活動」を行っていたことを、腐敗監督を担う中央規律検
中国前最高指導者メンバー周永康が起訴 天津で公判
【大紀元日本4月3日】中国の最高人民検察院(最高検)は3日、前最高指導部メンバー周永康を収賄、職権濫用、国家機密漏えいの罪で起訴したと発表した。 最高検は捜査を終え、同日、天津市検察当局が天津市第一中
公安部新人事 習主席の元部下に重席、公安司法も江派権力一掃
【大紀元日本3月31日】中国公安部は上層部の新人事を、習近平氏の元部下2人に任命した。27日に同公式ホームページで発表した。習政権は、江沢民派の重鎮である周永康・元前中央政法委トップから長年強い支配を
暗殺計画説浮上の習近平氏、万が一に備え「政権代行チーム」=香港メディア
【大紀元日本3月26日】習近平政権は精力的に進める反腐敗運動で、これまでに省高官以上の高級幹部100人あまりを取り締まった。一方で、習氏に対する暗殺未遂情報が中国国内でしばしば浮上する。最新の報道では