肺の臓器移植は中国2位 中日友好医院へ加藤厚労相と日本人WHO幹部が視察

2018年6月末から7月初旬、スペインのマドリードで開催された国際移植学会で、イスタンブール宣言の順守状況をみる評議会が開かれた。関係者の取材で、評議会議長に対して、日本移植学会の江川裕人・理事長は「(中国移植渡航にかかわる問題は)一切知らない」「一部の個人やメディアは状況を誤解している」と伝えていたことがわかった。
2018/08/13

不正ワクチン、有毒粉ミルク…後を絶たない不正問題、なぜ?

中国の不正ワクチン問題をめぐって、市民の怒りは収まっていない。7月30日、接種後の後遺症に苦しむ子供らの親が北京で抗議デモを行い、メーカーの刑事責任を厳しく追及するよう求めた。当局はデモを鎮圧、不正ワクチンについての報道規制・ネット規制を始めた。一部の被害者は大紀元に取材を依頼した。
2018/08/11

米当局、トランプタワー近くの中国HNA所有ビルを調査 

米政府の外国投資委員会(CIFUS)はこのほど、中国複合大手の海航集団(HNAグループ)のニューヨーク市にあるビルを調査した。米ボイス・オフ・アメリカ(VOA)が10日報じた。
2018/08/10

日本政府の6億円援助で成功した中国科学技術者、中国の「千人計画」リクルーターに

日本のシリコンバレーと称される筑波で科学技術を学び、日本政府から6億円ほどの支援を得て、ハイテク分野の研究で日本と中国で成果を収めてきた中国人の科学技術者がいる。中国に帰国した彼は現在、中国共産党政府が、海外にいる技術者を招聘し中国発展へと結ぶ国策「千人計画」のリクルーターとなり、人材をスカウトしている。
2018/08/10

グーグルの検閲版検索エンジン 人民日報「ネット自由を踏みにじった」と海外の反応に言及

検索大手グーグル(Google)の中国市場再進出をめぐって関心が高まるなか、中国共産党機関紙・人民日報もこのほど、評論記事を掲載した。しかし、記事が自ら、海外メディアが中国当局のネット統制を強く批判していると言及したため、その後削除された。
2018/08/09

金融業者相次ぐ破綻、投資家が北京で陳情を計画 当局に阻まれる

中国では、インターネット上で中小企業や個人である借り手と一般投資家を仲介する融通事業、「P2P(ピア・ツー・ピア)金融」業者の倒産が相次いでいる。なかには、投資家の資金を持ち逃げ、行方をくらますケースが頻繁に起きている。6日、巨額な被害を受けた投資家は北京の中央政府に対して陳情活動を計画したが、当局が完全阻止された。米ラジオ・フリーアジア(RFA)が6日報道した。
2018/08/08

「中央アジアで腐敗を増長」露メディア、一帯一路を異例の批判

中央アジア諸国は、中国政府が世界の広範囲で実施するインフラ整備計画「一帯一路」構想の重要地域となっている。しかし、関係国の経済規模にそぐわない大型プロジェクトや、現地政府の腐敗と汚職を招くといった報道は増加しており、この構想の評判はますます下がっている。意外なことに、ロシアメディアからも批判は出ている。
2018/08/08

中国共産党序列5位の王滬寧氏 1カ月姿を見せず、プロパガンダの失敗と関係か

中国最高指導部の1人である王滬寧氏が、約1カ月公の場に現れていないことに対して国内外から注目が集まった。王氏は党内序列5位で、イデオロギー・プロパガンダを担当する。一部のメディアによると、最高指導部は王氏を自宅軟禁し、政策の失敗を反省させている。
2018/08/07

新疆、大量拘束で「空っぽ」になる村 300万人以上に「再教育」か=人権団体

中国共産党政府は、北西部の新疆ウイグル自治区で民族同化政策をますます強めている。海外にある人権監視組織は8月3日、同地域では300万人が施設に強制収容されたり短期の思想転向のための講習を受けているとの調査結果を報告した。
2018/08/07

「最も好きな国は台湾」発言の台湾人気女優が謝罪 圧力か

台湾の人気女優ヴィヴィアン・ソン(宋芸樺) が8月2日、「私は中国人だ」とウェイボ(微博)に投稿し、中台間で波紋を広げている。近年、台湾人としてのアイデンディティを示すことで、中国から激しくバッシングを受けた芸能人は少なくない。
2018/08/06

中国有名寺院の高僧が女性出家人に性的暴行の疑い

中国ではこのほど、2人の仏教僧侶が、北京市にある古刹、龍泉寺の住職が女性出家弟子数人に対して性的暴行をしたと告発した。
2018/08/04

アフリカ豚コレラ、中国で初めて発生 47頭死亡

日本の農林水産省によると8月3日、中国遼寧省瀋陽市にある養豚場で、アフリカ豚コレラによる発生が確認された。これまで東ヨーロッパなどで発生例が報告されていたが、日本の隣国である中国では今回が初めて。
2018/08/03

米上院、国防権限法案を採決 対中強硬姿勢が鮮明に

米国上院議会は1日、2019会計年度(18年10月~19年9月)の国防予算の大枠を定める国防権限法案を可決した。予算総額は7170億ドル(約80兆3000億円)。法案には南シナ海問題や孔子学院など、中国に対するいくつかの厳しい対抗措置が盛り込まれた。
2018/08/03

「一帯一路の波に乗り」臓器移植の中国モデル、世界に波及させる構え=中日友好病院

中国衛生当局は、7月中旬吉林省長春市で開催された「第9回全国臓器提供および移植フォーラム」において、近年国民による臓器提供の増加で、中国の臓器移植事業が大きく発展できたとの見方を示した。しかし、海外の独立研究者や人権団体は、当局の統計データに矛盾があると指摘し、中国当局が依然として死刑囚らの臓器を強制摘出していると批判した。
2018/08/02

比シンクタンク、「中国に利用された」 約束の投資が実行されず

中国から約束された240億ドルの投資はほとんど実行されていないことに、フィリピンの人々はドゥテルテ大統領への怒りを募らせているという。
2018/08/02

グーグルが中国検閲版の検索エンジン開発 「企業理念に反する」関係者がリーク

検索大手グーグル(Google)は、中国進出のために、共産党の検閲キーワードである人権、民主、信仰、平和的抗議などを表出させない、情報統制版検索エンジンを立ち上げる予定だという。プロジェクト関係者がリークした内部資料を新興メディアが報じた。
2018/08/02

チベット尼僧に性的暴力、共産党の再教育センターで 僧侶が証言=人権団体報告

中国共産党が民族同化政策の一環としてチベット自治区に設置する再教育施設では、チベット仏教の尼僧たちが看守や共産党員による性的虐待を受けているという。人権監視団体は最近、施設での拘束を経験した僧侶の証言を伝えた。
2018/08/01

「中国根本の問題、善悪の判断だ」法輪功裁判に臨む弁護士たち

「世界最大の人権問題を抱える国は中国であり、しかも中国最大の人権問題は法輪功だ」。中国の弁護士・謝燕氏と謝楊氏は公開書簡につづった。両者は中国で、拘束されたカナダ籍の法輪功学習者の裁判を担当している。
2018/07/31

拘束人権弁護士の妻、訪中した英外相と面会

中国を初公式訪問している英ジェレミー・ハント外相と在中英国大使は7月30日、中国当局が2015年に一斉拘束した弁護士たちの妻と面会した。妻たちは外相らに「3年間の失踪と今の状況を詳しく説明した」とSNSで報告している。
2018/07/31

ベトナム 台湾企業の国旗掲揚を容認、反中デモ被害の対策で

ベトナム政府がこのほど、現地台湾企業に対して中華民国の国旗「青天白日満地紅旗」を掲げるのを容認したことが分かった。台湾メディア「中央社」が28日に報じた。
2018/07/30

トランプ大統領支持率の上昇と左翼メディアの失敗(1)

もし、レーガン大統領が「テフロン・プレジデント(Teflon president、批判などで傷つかない大統領)」であるなら、トランプ大統領は「防弾大統領(bullet-proof president)」と言えよう。
2018/07/30

米、中国人研究者の入国ビザを不発給 技術漏えいを警戒

今月15から16日にかけて、米国カリフォルニア州で開催された宇宙科学分野の国際学術会議、第42回「宇宙空間研究委員会(COSPAR)」に中国学者代表団が出席できなかった。米政府は6月に、中国人留学や研究者に対する入国査証(ビザ)の発給を規制し始めた。中国人「学術スパイ」による中国側への技術流出を強く警戒することが背景にあるとみられる。
2018/07/28

<台湾表記>44の航空会社が変更 都市名のみの表示も 対応に腐心

中国当局が、中国に離着便をもつ44の国際航空会社に、台湾の表記を7月25日までに変更するよう求めた問題で、すべての航空会社がこれに合わせて変更していたことが明らかになった。
2018/07/27

フェイスブック中国子会社、一週間足らずで登記抹消

中国の工業・商業登記によると、世界最大SNSフェイスブック(Facebook)は7月18日に杭州西湖に子会社を設立した。しかし、中国インターネット当局はこれを認めず、25日までに会社の登記を取り消した。
2018/07/26

不正ワクチン問題、日本を引き合いに「過去2億人分ワクチンを無償提供」

米ラジオ・フリーアジアによると、中国インターネット交流サイト「豆瓣網」では24日、「80後90後(1980年代と90年代に生まれた人)はみんな輸入ワクチンを接種した」との書き込みがあった。なかには、日本政府は過去中国に対して無償でワクチンを提供したと示された。
2018/07/26

<臓器狩り>国際NGOが新たな調査報告 「現在も進行中」

国際NGO(非政府組織)「法輪功迫害追跡国際組織(WOPIFG)」(略称「追査国際」)は7月20日、新たな調査報告書を発表した。ここでは、中国では臓器移植の件数がドナー(臓器提供者)数をはるかに上回るという不自然な状態が起きていることが分かった。WOPIFGは10年以上指摘している、政治犯や思想犯ら収監者の臓器の強制的な摘出が、いまだに続いている可能性が高いと改めて強調した。
2018/07/26

左翼に「関わるな!」キャンペーンが米国で話題

米国のSNSで「係わるな(Walk Away)」が6月末からムーブメントになっている。民主党の支持しない意思表示で、その理由を動画や写真をネットに掲載するというキャンペーンだ。
2018/07/25

台湾開催の「東アジアユース大会」中止へ 中国の妨害で 日本は棄権 

来月24日に台湾台中市で開催予定の「第1回東アジアユース大会」(Asian Youth Games)が、中国の反対で開催中止に追い込まれた。
2018/07/25

「戦略的に核兵器を発展させる」と豪語する中国紙 ネットユーザーは冷ややか

中国共産党政権は、潜在的な敵対国である米国の「積極的な態度」に対抗して、中国の核兵器の「十分な」量を備える構えであると官製メディアを通じて宣伝した。
2018/07/25

絶滅危惧種パンゴリン、香港税関で7トン押収 アフリカから中国行き

香港の税関は20日、アフリカ発中国広東省着の輸送コンテナに入っていた、7トン以上の絶滅危惧種パンゴリン(和名センザンコウ)を押収したと発表した。香港税関によると、中国漢方の材料になるパンゴリンの市場価格は、355万香港ドル(約5000万円)相当。7.1キロに及ぶ押収量は、この20年内で2番目だという。
2018/07/24