上海にある20階建て高層マンションの壁に現れたヒビがどんどん広がり、いまや指が入るほどの大きさになっている。住民は危険を察知して管理当局に訴えるが、「問題ない」と一蹴される現状だ。
問題のマンション(上海老滬閔路「松風花園」)の複数の住民によると、亀裂は今年初めにもあったが、その時はそこまで顕著ではなかった。しかし、過去2か月ほどで亀裂はどんどん広がり、いまでは一番広いところでは4センチにも達しているという。
中国メディアによると、問題のひび割れは長さ5メートルはある。
「 外壁のレンガは今にも崩れ落ちそうだし、どこからどう見ても危険」と住民は不安を隠せない。だが、管理当局は「ひび割れは塗装層のもので、住宅構造に影響しない」と主張。
当局の主張に住民は「納得いかない」と反発し、関連トピックスをめぐってはネット上では、「またしても手抜き工事か」という声が多く寄せられている。
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