上川陽子外務大臣は21日、記者会見を開催し、ロシアと北朝鮮の間で締結された包括的戦略パートナーシップ条約」「について触れ、同条約が日本の安全保障環境に及ぼす影響について深刻な憂慮を示した。
上川大臣は、北朝鮮が露朝関係を「同盟」と表現し、両国が軍事面で極めて密接な連携を示しており、またロシアが安保理決議に違反する可能性のある軍事技術協力を排除しない姿勢を示しているとし、そのことが地域の安全保障環境に与える影響は計り知れないとしている。
上川大臣は、米国との拡大抑止力や、韓国を含む同志国との連携を密にすることの重要性を訴え、これらの協力によって地域の安全保障環境を安定させるための努力を強化する意向を示した。
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