国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)で発生した大規模な情報漏洩事件について、木原防衛大臣は、防衛省関連情報の漏洩にもかかわらず、現時点での防衛業務への影響は「特段の支障はない」と述べ、引き続きJAXAの調査結果を注視する姿勢を示した。
JAXAは6月21日、2023年から2024年にかけて複数回のサイバー攻撃を受けていたことを明らかにした。
木原防衛大臣は21日の記者会見で、JAXAにおける機密情報の流出事件について言及した。最近の報道によると、JAXAで発生した情報漏洩には防衛省の機密情報が含まれているとされるが、木原大臣は現在のところ防衛業務に大きな支障は出ていないと強調した。
木原大臣によれば、JAXAは宇宙航空分野での重要な研究開発を行う機関であり、防衛省としてもその活動を密に監視している。今回の事件後、JAXAからの報告を受け、情報漏洩の詳細や影響範囲について精査を進めている。
「防衛省としては、JAXAと連携してこの問題の調査と対応を行っており、事態の収束を図っている」と木原大臣は述べ、さらに「現在のところ、防衛省の日常業務において支障は報告されておらず、通常通りの業務が行われている」と述べた。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。