新唐人テレビ記者・李佳音:
強制的な生体臓器摘出を実際に目撃・経験した鄭治医師が涙ながらに内幕を暴露した。程佩明氏は生体臓器摘出という死地から命がけで生還した体験を語った。中国当局は毎年100万人規模の行方不明者を発表しているが、そのウラでは医療美容機関が若者の血液エキスで若さを保つと公然と宣伝している。そして中国共産党党首の習近平が外国指導者と語った「臓器移植によって150歳まで生きられる」との発言。これらの数々の証拠が積み重なり、世界は良心を完全に踏みにじる「生体臓器摘出」という犯罪が中国で現実に行われていることを、ますます認識するようになっている。
「反強制臓器摘出医師団(DAFOH)」と「中国の移植乱用を終わらせる国際連盟(ETAC)」は、2024年7月からG7諸国およびその他7か国に対し請願活動を開始。共同声明を発表して中国共産党による生体臓器摘出を非難し、直ちにこの行為を停止するよう求めている。さらに各国政府を横断し、自国民の中国への臓器移植渡航の阻止、移植関連の協力の停止、「生体臓器摘出」問題への継続的な監視と調査の実施などを要請している。
12月15日現在、この請願に34か国で約50万5千人が署名しており、主催者側は、2026年6月までに100万筆の署名を集めることを目標としている。
「反強制臓器摘出医師団」の執行ディレクターであるトルステン・トレイ医師は、生体臓器摘出の問題を各国政府に直接訴え、民意を示すことで、中国共産党が主に法輪功学習者を対象として26年にわたり行ってきた迫害の実態を理解してもらいたいと述べている。
米下院は今年前後して、「法輪功保護法案」および「2025年生体臓器摘出阻止法案」を可決し、この残虐な行為に関与したすべての組織および個人に対して制裁を科すこととしている。
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