「中国の対日工作は成功している」長尾敬前衆議院議員インタビュー(1)
「中国の対日工作、特に政治家に対する対日工作は今日までは成功しているのではないか、と残念ながらそう思わざるを得ない。」。在職中は中国共産党による人権弾圧問題に取り組んできた長尾敬前衆議院議員は日本の現状について警鐘を鳴ら
建前は「中立」、本音は「親露」 中国共産党の二枚舌
ロシアのウクライナ侵攻以来、中国指導部は中立の立場を貫いている一方で、官製メディアや外交官らは、露のプロパガンダとニセ情報を国内外で発信している。
中国によるロシア支援を阻止 米議員、制裁の抜け穴ふさぐ法案提出
米国の上院議員は17日、国際銀行間通信協会(SWIFT)に代替する中露の決済システムを利用してロシアの金融機関と取引する中国の金融機関に制裁を科す法案を提出した。ウクライナ侵攻をめぐる対露制裁の抜け穴をふさぐ狙いだ。
米、中国のロシア支援をけん制 ロ軍攻撃継続で民間人の犠牲増える恐れ
[キエフ/リビウ 18日 ロイター] - バイデン米大統領は18日、中国の習近平国家主席とオンライン会談し、ロシアのウクライナ侵攻を巡り、中国によるロシアへの支援をけん制した。ウクライナ各地では18日もロシア軍の攻撃が続き、民間施設への砲撃で死傷者も出る中、民間人の犠牲を巡る懸念が強まっている。 習主席はオンライン会談でバイデン大統領に対し、ロシアとウクライナによる戦争を一刻も早く終結すべきと強調
プーチン氏、目的未達でもウクライナ侵攻の意図変えず=西側当局者
[ロンドン 18日 ロイター] - 西側諸国の当局者は18日、ロシアのプーチン大統領はウクライナへ侵攻の当初の目的を達成できていないものの、全般的な意図を変えたと示唆するものはないと述べた。 当局者は匿名を条件に「プーチン氏の意図が大きく変わったと示唆するものはない。このため、計画されたことと実行されていることの違いはタイミングの問題でしかない。当初の目的を時間内に達成できなかったということだ」と
G7首脳会合、24日にブリュッセルで開催 ウクライナ情勢協議
[ベルリン 18日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は24日にブリュッセルで先進7カ国(G7)首脳会合(サミット)を開くと発表した。政府報道官が18日、明らかにした。 政府報道官は定例記者会見で、G7首脳会合は北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせて開かれ、ウクライナ情勢などについて討議されると述べた。
国際穀物理事会、ウクライナの穀物輸出予想を大幅引き下げ
[ロンドン 17日 ロイター] - 国際穀物理事会(IGC)は17日、2021/22年のウクライナの穀物輸出予想を引き下げた。ロシアの侵攻により食料安全保障を巡る懸念が高まったと指摘した。 IGCの月報は最新予想を4780万トンとし、先月の6280万トンからへ大幅に下方修正した。予想は暫定的なもので不確実性が非常に高いと説明した。 トウモロコシは3190万トンから2100万トンへ、小麦は2450万
英、ロシアメディアRTの放送免許剥奪 ロ政府との関係理由に
[ロンドン 18日 ロイター] - メディア規制当局の英放送通信庁(Ofcom)は18日、ロシアのメディアのRTについて、英国内での放送免許を取り消した。 ウクライナに侵攻し、独立したジャーナリズムへの取り締まりを強めるロシア政府から資金を受けていることが理由。RTを責任ある放送局と認めることはできないとし、免許を即日付で剥奪するとした。 RTは現在、欧州連合(EU)の制裁により英国内で放送を行
台湾侵攻前に手を打つべし…米議員「ロシア事業撤退を中国でも」
ウクライナ侵攻をめぐり国際的な企業がロシア事業を相次ぎ停止させている。これを受けて、リック・スコット米上院議員は17日、台湾統一を企む中国共産党にも同様の措置をとるようビジネスリーダーたちに求めた。
中国大使がウクライナ支持表明、専門家「欧米の制裁を恐れている」=米メディア
ロシアによるウクライナ侵攻に関して、ロシア側への直接非難を避けてきた中国の外交官はこのほど、ウクライナ支持を示唆し始めた。専門家は、中国はロシアと同じく厳しい制裁を受けることを恐れているためだとの見方を示した。
ウクライナで効力発揮する携帯兵器…台湾は「異なる防衛手段」=専門家
ロシアによるウクライナ軍事侵攻から23日が経とうとしている。世界中の軍事戦略家たちは、装備品や人員では圧倒的な差があるロシア軍を食い止めているウクライナ側の戦略を分析している。
国際司法裁判所、露に軍事作戦停止の命令 「従うことを強く求める」=外務省
国際司法裁判所(ICJ)は現地時間の16日、ロシアに対してウクライナ領域内での軍事作戦を直ちに停止させるよう命じる暫定措置命令を発出した。日本の外務省は17日発表の談話を通じて、ロシアが同命令に従うことを強く求めた。
英国防相が「ウクライナ首相」と電話会談、実は偽物 ロシア関与疑う
[ロンドン 17日 ロイター] - 英国のウォレス国防相は17日、ウクライナ大使館を装った偽メールに基づき電話会談が設定され、ウクライナ首相になりすました人物からの電話を実際に受けた問題で、調査を指示した。ロシアが関与しているとの見方を示した。 ツイッターへの投稿で「ウクライナ首相を装った人物が今日、私と話そうと試みた。誤解を与えるような質問が幾つかあり、疑念が生じたので電話を切った」と明かした。
米大統領と中国主席、日本時間午後10時に電話会談=ホワイトハウス
[ワシントン 17日 ロイター] - 米ホワイトハウスは、バイデン大統領が米東部標準時間18日午前9時(日本時間午後10時)に中国の習近平国家主席と電話で会談すると発表した。米中間の開かれた対話手段を維持するための取り組みの一環。「両首脳は、両国間の競争の管理やロシアのウクライナに対する戦争など相互の関心事について話し合う予定」という。
米「中国がロシア支援検討」と警告、和平交渉はなお隔たり
[キエフ/リビウ(ウクライナ)/ワシントン 17日 ロイター] - ウクライナや西側の当局者は17日、ウクライナでのロシアの進軍が停滞しているとの見方を示した。
米下院、ロシア・ベラルーシの最恵国待遇取り消し法案を圧倒的多数で可決
[ワシントン 17日 ロイター] - 米議会下院は17日、ロシアとベラルーシに対する最恵国待遇、「恒常的正常貿易関係(PNTR)」を撤回する法案を賛成428、反対8の圧倒的多数で可決した。 バイデン政権は、ロシアのウクライナ侵攻を巡る追加制裁として、同国とベラルーシに付与している最恵国待遇の地位を取り消すと表明。今後上院でも承認されれば、この取り消しが正式に法制化される。与党・民主党のシューマー
ロシア、ウクライナ侵攻以降で1000発超のミサイル発射=米高官
[ワシントン 17日 ロイター] - 米国防当局高官は17日、ロシアがウクライナ侵攻を開始してからウクライナの標的に1000発以上のミサイルを発射したと述べた。 また紛争が4週目に入る中、ウクライナにいる一部のロシア軍部隊で士気が低下している兆しがあるとした。ただ証拠は示さなかった。
G7外相、ウクライナ近隣諸国の支援強化で一致 難民受け入れで
[東京 17日 ロイター] - 林芳正外相は17日、この日開かれたオンライン形式による主要7カ国(G7)外相会合で、ウクライナからの難民受け入れを巡って、モルドバなどウクライナ近隣諸国に対する支援を強化することで一致したと明らかにした。
【新冷戦特別連載】権威主義の枢軸 第1回(全3回)
中国共産党は、2049年までに経済的、政治的、軍事的に世界を支配し、旧ソ連よりも大きな脅威となることを決意している。世界中で同盟が形成される一方で、ロシアのウクライナ侵攻によって新冷戦が到来したとする見方もある。
ウクライナでロシア軍の動きがほぼ停止=英国防省情報当局
[ロンドン 17日 ロイター] - 英国防省の情報当局は17日、ウクライナに侵攻中のロシア軍の動きがここ数日、陸・海・空の全てでほぼ止まっているとの見解を示した。ロシア軍は甚大な損失を被り続けているという。 同省は、ウクライナ側の抵抗は依然激しく、よく連携が取れていると分析。全ての主要都市を含め、ウクライナの領土の大半は引き続きウクライナの統治下にあると指摘した。
米国と同盟国、ロシアのオリガルヒ資産凍結へ情報共有
[ワシントン 16日 ロイター] - 米国と同盟国は16日、ロシアのオリガルヒ(新興財閥)に対処する多国間タスクフォースを立ち上げ、資産凍結に向けた協力を強化した。 西側諸国はウクライナ侵攻を続けるロシアへの圧力を拡大している。 米財務省の声明によると、イエレン財務長官とガーランド司法長官がオーストラリア、カナダ、欧州委員会、ドイツ、イタリア、フランス、日本、英国の代表者とオンラインで会談。制裁や
なぜ中国のプロパガンダは野放し? 米議員らフェイスブックに書簡送付 ロシア側の情報拡散
ヤング・キム米議員が率いる超党派の議員グループは15日、中国共産党がロシア側のプロパガンダをフェイスブック上で広めているとし、同プラットフォームを運営する米IT大手メタに懸念を表明する書簡を送付した。
米、ウクライナに8億ドルの追加支援 対空システムやドローン提供
[ワシントン 16日 ロイター] - バイデン米大統領は16日、ウクライナに対する8億ドルの追加安全保障支援を発表した。ロシアによる侵攻に対抗するため、ドローン(小型無人機)や対空システムも含まれる。 ただ、ウクライナのゼレンスキー大統領の要請を受けても、ウクライナ上空に飛行禁止区域を設定することはできないとの立場を変えなかった。 バイデン大統領は、ゼレンスキー氏がこの日に米議会向けにオンラインで
ロシア・ウクライナ、暫定和平案で進展と報道 ロシア側「時期尚早」
[16日 ロイター] - ロシアとウクライナが15項目の暫定的な和平案で大きく進展したと英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が16日、関係者3人の話として報じた。 報道によると、ウクライナ政府が中立化を宣言し、軍隊の制限を受け入れるなら、停戦しロシア軍が撤退する計画だという。 これを受け、ロシア大統領府のペスコフ報道官は16日、ウクライナでの紛争解決に関する
「ロシア国民は目を開いて」、テレビで反戦抗議の女性が訴え
[ロンドン 16日 ロイター] - ロシア国営テレビ「チャンネル1」の生放送中に映り込み、反戦を訴えた女性従業員のマリーナ・オフシャンニコワさん(43)は16日、ロイターに対し、身の危険を感じているとしつつも、自身の抗議によって政府のプロパガンダに対して国民の目が開かれることを望んでいると語った。 14日の騒動後初のインタビューで「英雄のように感じていることは全くない。この犠牲が無駄にならず、人々
林芳正外相、ロシア支援なら「国際法上の責任を負う」 中国による援助報道めぐり
林芳正外相は16日の参議院外交防衛委員会で、国際法違反にあたるロシアの武力行使を知りながらロシア軍に協力した場合、その国の行動は国際法違反にあたるとの認識を示した。
「中国は露と距離を置こうとしない」=米英メディア
米国のサリバン大統領補佐官と中国外交担当トップの楊潔篪(よう・けつち)共産党中央政治局員は14日、イタリア・ローマで約7時間会談した。
ロシアの侵略で米核抑止政策に変化 日本にはプラスに=専門家
ロシアによるウクライナ侵攻からまもなく3週間が経とうとしている。バイデン米政権は国防費削減を重視し核兵器の役割低下を掲げてきたが、これらはいま、現実的な選択肢ではないとして見直される可能性が高いと専門家はみている。
ウクライナ侵攻、世界経済の秩序根本的に変える可能性=IMF
[ワシントン 15日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は15日、ロシアのウクライナ軍事侵攻は成長鈍化とインフレ高進という形で世界経済全体に影響を与えるとし、長期的には世界経済の秩序を根本的に変える可能性があるとの見方を示した。 IMFはウェブサイトに掲載した声明で、今回の危機は人的被害や歴史的水準の難民に加え、食糧やエネルギーの価格を押し上げ、物価上昇や所得減少を引き起こし、ウクライナ周辺国
米大統領、8億ドルの対ウクライナ追加安保支援発表へ=当局者
[ワシントン 15日 ロイター] - バイデン米大統領は、ウクライナに対する8億ドルの追加安全保障支援を16日に発表する見通し。ホワイトハウス当局者が明らかにした。