トルクメニスタン、半世紀以上も燃え続ける「地獄の門 」
トルクメニスタンは、石油と天然ガスに恵まれた中央アジアの内陸国です。この国にある巨大なガスが充満したクレーターが、半世紀以上も火を噴き続けています。 地元では「地獄の門」(Door to Hell)として知られており、人気の観光スポットです。そこに訪れる人は多く、中がどうなっているのかと、たびたび人々の探究心をそそります。
ガスコンロの使用を避けましょう 大気汚染物質が含まれています
家庭用としてパイプラインで供給される天然ガスには、20種類以上の有害大気汚染物質を含む、多くの有害化学物質が含まれており、健康上の懸念があることが米国の研究により明らかになりました。
米、ロシア産原油禁輸で同盟国に圧力かけず=エネルギー長官
[8日 ロイター] - グランホルム米エネルギー長官は8日、ロシアからの原油・エネルギー輸入を禁止するよう同盟国に圧力をかけることはないと強調した。 ウクライナに侵攻したロシアへの制裁として、バイデン米大統領は8日、ロシア産の原油や天然ガス、石炭の輸入を禁止すると発表した。 グランホルム長官はCNBCのインタビューで「(米国)はロシア産原油にさほど依存せず、ロシア産ガスには全く依存していない。だが
シェル、ロシア産原油の購入停止 完全撤退表明
[8日 ロイター] - エネルギー大手シェルは8日、ロシア産原油の購入を停止したと明らかにした。天然ガスなどのロシアの資源事業を段階的に打ち切り、ロシア事業から完全に撤退する。 シェルは2月28日、主要な液化天然ガスプラントを含むロシアの全事業から撤退すると発表。声明で、サハリン沖の石油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン2」からも手を引くと表明した。 ただ、シェルは発表後もロシア産原油を購入
EU、ロシアのエネルギー依存脱却へ 10年以内に「ゼロ」
[ブリュッセル 8日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は8日、ロシア産天然ガスの依存度を年内に約6割低下させ、「2030年よりかなり前に」 依存をゼロにする計画を発表した。 欧州委は代替の供給源への切り替えと、クリーンエネルギーの利用拡大を急ぐことで、ロシアへの依存低下を目指すと表明。具体的な実施は加盟各国政府の責任になるとみられる。 EUは現在、ロシアから年間1550
EUが10日から首脳会議、ロシア産石油・ガスの輸入縮小で合意へ
[ブリュッセル 7日 ロイター] - 欧州連合(EU)は10─11日にフランスのベルサイユで開く首脳会議で、ロシアからの石油・天然ガス・石炭の輸入を徐々に縮小していくことで合意する見通しだ。ロイターが首脳会議声明の素案の内容を確認して分かった。 声明素案には「われわれはロシア産ガス、石油、石炭輸入への依存を段階的に減らすという点で意見が一致した」と記されている。 現在EUは、ロシアからのガス輸入が
ロシアのエネルギーを狙う中国 専門家「ロと西側の対立を利用」=報道
欧米諸国がウクライナに侵攻したロシアに対して制裁措置を強化する中、ロシアの専門家は、中国当局はロシアと西側の対立に乗じて、ロシアの自然資源の獲得を加速していると指摘した。
INPEXが島根・山口県沖合で石油・天然ガスの試掘調査実施へ
[東京 17日 ロイター] - INPEXは17日、島根・山口県沖合において石油・天然ガスの試掘調査を開始すると発表した。3月から7月まで行う予定。 この事業は、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の出資対象事業として採択されており、JOGMECが約165億円を出資する。試掘井掘削費用等については対象事業費の75%を限度とするが、将来的には対象事業費の50%となるよう調整するという。
ドイツ、原発の「グリーン分類」拒否 天然ガスは受け入れ
[ベルリン 3日 ロイター] - ドイツの社会民主党(SPD)、緑の党、自由民主党(FDP)の3党による新連立政権は、原発と天然ガスを持続可能エネルギー源として分類するとした欧州連合(EU)欧州委員会の提案の受け止め方で一致している。 政府報道官が3日、記者会見で語った。 報道官は、連立政権は原発を脱炭素化に貢献する「グリーン」な投資対象であると一定条件下で認定することは拒否すると言明。 天然ガス
天然ガスと原子力を条件付きで「グリーン投資」、欧州委が素案
[1日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会は、一部天然ガスと原子力エネルギーを「グリーン投資」に区分する提案をまとめた。1月にEUの「サステナブル・ファイナンス・タクソノミー」に関するルールを提案する見通しだ。 欧州委は、グリーン投資に区分される経済活動や環境面の要件をまとめた。 「科学的助言と現在の技術の進展、加盟国間で異なる移行面の試練を考慮し、天然ガスと原子力には、再生可能を主体
パイプラインの合意履行で米と連携継続=独政府
[ベルリン 28日 ロイター] - ドイツ政府28日、バルト海を経由してロシア産天然ガスをドイツに輸送するパイプライン「ノルドストリーム2」について、米国と引き続き連携して合意事項の履行に取り組んでいると説明した。 バイデン米政権は7月にノルドストリーム2運営企業への制裁を猶予し、ドイツと合意事項を取り交わした。ただ、米国は先週、ノルドストリーム2計画に関与したとして、ロシア関連企業
ベラルーシ大統領、天然ガス供給停止も 移民流入問題でEUけん制
[モスクワ 11日 ロイター] - ベラルーシが移民を意図的に送り込んでいるとして欧州連合(EU)が新たな制裁を検討していることに対し、ベラルーシのルカシェンコ大統領は11日、EUへの天然ガス輸送を停止する可能性を示した。 EUは10日、ベラルーシが中東などからの難民をポーランドに送り込んでいると非難し、来週にもベラルーシに対する制裁措置を拡大する方針を示した。 ベラルーシの国営通信社によると、
「北極シルクロード」をめぐる覇権争い 米中間で加熱
地球温暖化により溶けていく氷の陰で、アジアと北欧を結ぶ「北極シルクロード」の可能性が高まり、米中間の地政学的競争に拍車をかけている。中国の北極海における所有権を定めるものはなく、北極の大陸棚に関する同国の権利を認めるものも存在しないが、習近平国家主席は、2014年に中国を「北極近隣国」と位置づけ、「極地強国」であると宣言した。