三中全会前に軍高官を粛清した、その真の狙いとは?
中国共産党の党首の習近平が、7月中に開催予定の重要会議を前に、人民解放軍の高官に対する粛清を強化していると見られている。今回の粛清は、期待に対する失望の表れと読むことができる。習近平は最高権力者として軍部の忠誠を求めてきたが、就任初期の反腐敗運動で権力を固めた習近平と、中共の代表的な既得権層である軍の高官たちの間には、大きな溝が存在していた。
【寄稿】中国「情報支援部隊」新設に見る戦略の大転換 「ペンは剣より強し」は真理か苦肉の策か
1990年代、米国の支援で立ち上げられた中国のサイバー部隊は、今や弾道ミサイル以上の脅威となっている。親米派が多いロケット軍を粛清した習近平は直属の「情報支援部隊」を創設し、情報戦に血道を挙げる可能性がある。
中国共産党が再び粛清運動を開始 「効果が薄れている」=専門家
中国共産党は、習近平党首の下で再び粛清運動をはじめ、党の規律を強化することで「恐怖政治」を行っている。この記事では、中国政治の最新動向と国内外の政治的緊張がどのように影響しているかを探る。
重要会議「三中全会」が見送り 党内汚職は江沢民派と関係あり=情報筋
中国共産党の両会は既に終了したが、三中全会の開催は見送られた。理由は江沢民元中共党首の長男である江綿恆氏が軍の汚職に関与しているからだと主張している。
2023年失踪した中共高官26人 「誰もが安全ではない」
2023年は中共(中国共産党)幹部「失踪の年」。少なくとも四人の指導者を含む中共党、政府、軍の高官らが失踪した。
混迷極める中共内部 相次ぐ軍高官への粛清は「習近平が暗殺を恐れているから?」
中国では最近、習近平氏が自ら「お気に入り」だった側近でさえ、次々と粛清している。中国軍内では「ロケット軍」で異例のトップ交代劇が行われた。
1944年延安を訪問の米視察団、共産党の宣伝で警戒心失ったか 中国共産党史が当時言及
中国外務省はこのほど、中国共産党成立100周年を記念するために、党の対外関係に関するシリーズ記事を発表した。そのなかで、1944年7月22日、米政府が中国共産党の本拠地である延安に、初めて訪問団を派遣し視察した歴史を振り返った。当時、米視察団が中国共産党のプロパガンダに騙され、共産党に好印象を持ったことがわかった。
江沢民の孫、投資会社の一部事業をシンガポールに移転=報道
米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)22日付によると、中国元権力者、江沢民の孫が設立した投資会社は、2019年以降、一部の事業を香港からシンガポールに移転した。一族は、江沢民が死後、習近平政権の締め付けの目標にされると不安になっているという。
北京大学元教授、共産党最高指導部に「資産公開」求める
中国北京大学社会学部元教授の鄭也夫氏(69)はこのほど、中国最高指導部である中央政治局の7人の常務委員に対して、反腐敗の一環として資産を公開するよう求めた。同氏は昨年末、中国共産党に対して「歴史から去れ」と要求する記事をSNS上に投稿したことで注目された。
第三章:東側での大虐殺
共産党がソビエト政権を樹立してからすでに一世紀が過ぎた。米連邦議会議事録によると、共産主義国家が殺害した人数は少なくとも一億人に上る。共産党は神と人類に反逆しているため、いつ消滅されるかも知れぬという恐怖を抱いている。従って、共産党は己を強化するために、常に道徳心や善悪の基準を放棄した人間を見つけて補充する必要がある。これらの人間は大虐殺の過程で優れた能力を発揮するため、指導層へと上り詰める。共産邪霊は残酷な人物をリーダーに据え、この世で独裁政権を維持するのである。
体制内部から中宣部への反発が強まる 江沢民派最後の陣営が危ない?
中国政治体制の内部から、報道・言論の自由を求める声が強まり、メディアを統制する中共中央宣伝部(中宣部)に対する逆風が強まっている。中国問題専門家は、習近平陣営がイデオロギーの主導権を握る江沢民派支配下の中宣部を粛清するのではないかとみている。
北朝鮮、華僑を大規模粛清か
香港メディアの報道によると、北朝鮮は国内の中国人商人・華僑を大規模に粛清しているという。スパイ罪で逮捕し、8年以上の禁固刑処分に、一部は無期懲役または処刑などの例もある。
習当局 江派粛清を加速
習近平と江沢民の二大陣営が激闘する中国の政局において、最近大きな動きがあった。このほど、習近平当局は周永康・前政治局常務委員や郭伯雄・前軍事委員会副主席などの江派重鎮を続々と失脚させ、処分するなど、江派への粛清を加速している。元老の「院政」の場と言われた北戴河会議もひそかに形を変えている。アナリストによると、共産党上層の争いの中で、江派は大敗を喫したという。(
公安部新人事 習主席の元部下に重席、公安司法も江派権力一掃
【大紀元日本3月31日】中国公安部は上層部の新人事を、習近平氏の元部下2人に任命した。27日に同公式ホームページで発表した。習政権は、江沢民派の重鎮である周永康・元前中央政法委トップから長年強い支配を
習近平主席が訪れた肉まん店 直訴者殺到
【大紀元日本1月7日】昨年12月末、中国の習近平主席が北京市の肉まんチェーン店「慶豊包子舗」 を訪れ、列に並んで昼食を取ったことが思わぬ展開となった。数日後店には、大勢の直訴者が殺到し、各自の訴えをア
北朝鮮ミサイル発射 中国メディア「絶好なタイミング」と分析
KBSのミサイル発射のニュースを見つめる韓国市民(Getty Images)【大紀元日本12月12日】北朝鮮は12日午前、「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイルを発射した。今回の発射は、北朝鮮の友好
ポスト金正日、「垂簾の政」になるのか 専門家、一連の問題に見解
【大紀元日本12月22日】北朝鮮の金総書記の死去を受けて、後継者となる三男の正恩氏の政権受け継ぎについて、北朝鮮問題の専門家は、支持者による裏での政権の舵取り、つまり「垂簾の政」になると指摘している
中国人「何も信用しない、常に警戒心」=中国政府系紙
【大紀元日本1月22日】中国の政府系紙・国際先駆導報は最近の報道で、中国国民は全般的に「すべてを疑う、常に警戒心を持つ」という心理状態に陥っているとし、このような普遍的な強い猜疑心はすでに社会の「精
北朝鮮、南北官僚級会談の元首席代表を処刑か
【大紀元日本7月22日】04-07年に南北官僚級会談の首席代表を務めた権虎雄(クォン・ホウン)元北朝鮮内閣責任参事が、「対南政策の失敗」の問責で処刑されたと、韓国紙「東亜日報」が20日、北京の消息筋
北朝鮮、進む権力移譲 総書記義弟の摂政か 4人組支配体制か
【大紀元日本6月15日】北朝鮮では7日、最高人民会議第12期第3回会議が開催され、金正日総書記の義弟、張成沢(チャン・ソンテク)氏が国防委員会副委員長(朝鮮労働党行政部長兼任)に選任された。マスコミ
北朝鮮、政府高官約100人を粛清 権力世襲の準備か
【大紀元日本6月13日】北朝鮮の金正日総書記が、3月から、約100人の政府高官を粛清してきたという情報を、韓国紙「朝鮮日報」が伝えた。息子の金正雲(キム・ジョンウン)への安定した権力移譲のための強固
モスクワの私宅で大量の人骨発見、大粛清の死者の可能性
【大紀元日本10月7日】モスクワのある私宅の建替え工事中に、34体の人骨が発掘された。BBCは10月4日の報道で、死者は旧ソ連時代に殺害された人たちである可能性を示唆した。 モスクワ警察当局の10月
クメール・ルージュの「虐殺者」、タ・モク元参謀総長が死去
【大紀元日本7月25日】 カンボジアの旧共産勢力「クメール・ルージュ」党中央委員会・常任委員の一人であった、タ・モク元参謀総長(80)が21日、首都プノンペンで死去した。「虐殺者」の異名をとる同元参
中国、メディア統制強化、「氷点週刊」発行停止
【大紀元日本1月26日】中国国内でこの1年間、中国共産党政権の意に反する報道をするメディアが次々に発行停止の処分を受け、報道に対する統制が一層強化されている。昨年12月、北京の「新京報」楊斌総編集長