日本の真の独立を目指す有識者会議、新たな日米関係求める声明発出
サンフランシスコ講和条約が発効してから72周年に当たる4月28日(主権回復の日)、「日本の真の独立を目指す有識者会議」は、日米両国政府に対し、新たな日米関係の構築を求めて、日米地位協定、日米合同委員会の見直しについても触れた公開声明を発出した。
クアッド首脳会談「一方的な現状変更許さない」 東京で対面式会合開催へ
日米豪印の4カ国による戦略枠組み「クアッド」の首脳会談が日本時間3日夜、テレビ会議の形式で1時間ほど行われた。ロシアのウクライナ侵攻を踏まえ、力による一方的な現状変更をインド太平洋地域で許してはならないことで一致した。東
米、インド太平洋戦略を発表 世界覇権ねらう中共に危機感
米国は11日、インド太平洋の外交・安全保障の指針となる地域戦略文書を発表した。中国が同地域に「勢力圏を確立して世界で最も影響力のある国になろうとしている」との見方から、米国は対抗して日米豪印枠組み(クアッド)や英豪戦略枠
「第一列島線の各国は団結を」日台比が共同戦略計画を策定すべき 比元将軍が提言
南シナ海や台湾海峡で中国共産党(以下、中共)の脅威がエスカレートしている中、元フィリピン海軍副提督ロンメル・ジュデアン(RAdm. Rommel Jude Ong)氏は、米政府系ボイス・オブ・アメリカ(VOA)とのインタビューで、フィリピン、台湾、日本は防衛面で密接な関係にあると述べ、3カ国が協力して対中国防衛政策を展開することを呼びかけた。
安倍前首相の「積極的平和主義」対中抑止と台湾防衛につながる
日本は、台湾の防衛にも関わる南西諸島の軍事力強化を着実に進めている。専門家は、安倍前首相が提唱していた「積極的平和主義」が今日の政権の台湾防衛にもつながっているとし、対中国共産党の軍事拡張への抑止能力をますます高めていると指摘する。
日米豪印「クアッド」政府高官会議 今秋の首脳会談に向けて調整
戦略枠組み「クアッド」の構成国である日米豪印は12日、政府高官によるビデオ会議を開催した。インド太平洋地域の自由と開放性を推進し、台湾問題など中国共産党政権による課題に共同で対処することが議論された。
ABCD包囲網に類似の状況 中共の脅威に直面し、結束するクアッド=日本の専門家
日本や米国を含むインド太平洋地域における中国共産党の覇権主義の影響力が拡大する中、自由と民主を支持する国々の連帯が強まっている。日本の専門家は大紀元英語版の取材に対して、地域の経済と安全保障の協力枠組み「日米豪印戦略対話(クアッド、Quads)」は、平和と安全を確保する既存ルールの維持のために、結束は強化されていくだろうと語った。
印太地域の連携強化 自衛隊、5月にフランス陸軍と米海兵隊と九州で離島防衛訓練
岸信夫防衛大臣は4月23日の閣議後の記者会見で、5月11日から17日の日程で、フランス陸軍と米海兵隊と九州で離島防衛訓練を行うことを発表した。3国は自由で開かれたインド太平洋を維持するとの価値観を共有している。これに挑戦する動きを続ける中国を牽制する狙いがある。
仏外相が訪印 インド太平洋地域で足場固め
ジャン=イヴ・ル・ドリアン(Jean-Yves Le Drian)仏外務大臣は4月13日から15日にかけて、インドを公式訪問した。在印フランス大使館によると、今回の訪問の主要な目的は様々な分野において、特にインド太平洋での戦略的な協力を強め、地域防衛フォーラム「Raisina Dialogue」にも参加する予定。
初の日米豪印首脳会談 インド太平洋の「新たな夜明け」
通称「Quad(クアッド)」として知られる日米豪印戦略対話(4か国戦略対話)に参加する民主主義国のオーストラリア、インド、日本、米国の首脳陣が、2019新型コロナウイルス急性呼吸器疾患(COVID-19)パンデミック対策を主導しながら「インド太平洋地域の平和と安定の支えとなる」ことを、初の日米豪印首脳会談で再確認した。
米専門家、「中共に包括的対抗案を」 クアッド各国の強み統合を提言
米シンクタンク、民主主義防衛財団(Foundation for Defense of Democracies、FDD)の専門家はこのほど、インド太平洋地域における中国当局の膨張主義に対抗するために、日米豪印の4カ国は各自の強みと役割を統合する必要があるとの見解を示した。
日本と欧州の提携国が「自由で開かれたインド太平洋」を推進
中国船舶が日本領海に繰り返し侵入するという事態を受け、東シナ海と南シナ海の緊張緩和を目的として、日本政府が防衛提携国のフランスと英国に働きかけた。
日英2プラス2で「友情」確認 英国はインド太平洋地域を重視
日本と英国は2月3日、両国の外相・防衛相会合(2+2)を開催し、安全保障における協力と地域情勢について話し合った。英国側は日英関係の親密さをアピールし、インド太平洋地域のプレゼンス強化を表明した。英国はEU離脱に伴い、新たな市場の開拓を図っている。日本は地域へ英国を引き込み、経済と外交の両面で中国に対抗する狙いがある。
米トランプ政権、インド太平洋戦略文書を機密解除 新政権に継承促す狙いか
米トランプ政権は、約3年前に作成された対中強硬に焦点を合わせたインド太平洋地域戦略に関する文書の機密を最近解除し、公開した。専門家は、政権はこの戦略を元に、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)構想を共有する日本とオーストラリア、インドとの戦略的枠組み「クアッド(QUAD)」を取りまとめてきたと指摘する。また、新政権交代間際に、機密の戦略文書が異例にも解かれたことで、このビジョンの継続を後押しし、同盟国や友好国と自由主義の連携の再確認を促す目的があるとみている。
英仏独の海軍、インド太平洋への関わりを相次ぎ表明 中共の拡張主義に対応
英国、フランス、ドイツの欧州主要国の海軍はこの数カ月、インド太平洋地域の安全保障の関与を相次ぎ表明している。これらは日本と米国の安全保障政策に協調して、中国共産党の拡張主義に対応し、地域のルールに基づく貿易保護や国際秩序の維持に加勢する。
英シンクタンク報告書「英国はインド太平洋に参加すべき」安倍晋三前首相が寄稿
英国は、ブレグジット後もインド太平洋地域に関与するべきだと提案するシンクタンクの報告が発表された。報告序文は、安倍晋三前首相が担当している。報告は、軍事、財政、外交資源を投入して、世界秩序に対する中国の増大する脅威に対抗するため、主要国による民主主義的勢力を構築しようと呼びかけている。
豪モリスン首相が訪日 日豪安全保障の協定締結へ 対中戦略を強化
オーストラリアのスコット・モリソン首相(Scott Morrison)は11月7日、日本を訪問し、菅義偉首相と防衛協定を結ぶ見通しだ。今回の合意で、インド太平洋地域における中国の影響力の高まりに対抗し、アジアにおける米国の主要同盟国2カ国が緊密な同盟関係を結ぶことになる。
バイデン氏、「自由で開かれたインド太平洋」表現を変更
トランプ大統領政権において、中国共産党の野心的な拡張主義を制止するインド太平洋戦略は外交上の優位に置かれていた。しかし、民主党のバイデン政権移行チームは、この地域の積極的な対中牽制から距離を置く姿勢を見せている。
インド、アマゾンなど通販大手2社にルール違反を警告 中国依存からの離脱進める
インド政府はこのほど、インターネット通販大手「アマゾン・インディア(Amazon India)」とウォールマートの「フリップカート(FlipKart)」に、原産国表記のない製品を販売していたとして規則違反を警告した。インド政府は、中国製品への輸入依存の削減に向けた動きを進めている。
ポンペオ長官、クアッドの「公式化」に意欲 「対中宥和では解決できない」
来日したマイク・ポンペオ米国務長官は10月6日、中国共産党政権に対抗するため、米国・日本・オーストラリア・インドによる4カ国安保対話(Quad、クアッド)を公式化し、拡大する意思を示した。