自宅でマイナンバーカードと在留カードを偽造したとして、警視庁国際犯罪対策課と大阪府警等は6日、有印公文書偽造と入管難民法違反の疑いで、大阪市大正区泉尾に住む中国籍の無職、周桜テイ容疑者(26)を逮捕した。
警視庁によると、周容疑者は11月12日頃、自宅で在留カード13枚、マイナンバーカード9枚を偽造した。このほかにも自宅からは偽造用の台紙およそ750枚が見つかったという。
警視庁は、周容疑者が他の者と共謀し、外国人のために身分証を作成していたとし、容疑者の自宅からパソコン等を押収した。
共同通信によると、周容疑者は偽造に使うデータを中国発の通信アプリ「微信(ウィーチャット)」で受け取っていたと見られている。警視庁によるマイナカードの偽造拠点摘発は初めて。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。