日米外相、同盟の抑止力強化で一致 中国共産党と北朝鮮の脅威に対抗
林外相は2日、ブリンケン米国務長官と電話会談を行った。北朝鮮の弾道ミサイルの脅威について深刻な懸念を共有するとともに、厳しさを増す地域の安全保障環境に対し日米同盟の抑止力を強化し緊密に連携していくことで合意した。
岸防衛相、「日の丸」オスプレイに初試乗 「高度に安定した飛行」と評価
岸防衛相は29日、千葉県の陸上自衛隊・木更津駐屯地を視察、現職の防衛大臣として初めて自衛隊の保有するV-22オスプレイに搭乗し、「高度に安定した飛行」だったと評価した。
エマニュエル新駐日大使「日米は決してひるまない」対中強硬姿勢を強調
米国のラーム・エマニュエル新駐日大使が23日、着任した。剛腕ぶりから「ランボー」の異名を持つ同氏は、台頭する中国やロシアに「決してひるまない」と強硬姿勢を示しており、今後の駐日大使としての役割に注目が集まる。
提携強化を図る日米 新たな防衛協定を締結
アントニー・ブリンケン(Antony Blinken)米国務長官は2022年1月上旬、日米の防衛協力体制の深化を目指し、2022年度から5年間の日本の同盟強靱化予算(旧称:思いやり予算/在日米軍駐留経費負担)に関する特別
台湾海峡の緊急事態に備え、緊密に調整している=日米高官
日米高官は軍事的圧力を強める中国共産党に対する抑止力を強化するために、台湾海峡での緊急事態に備える方法について緊密に調整している。富田浩司駐米日本大使が18日、出席したブルッキングス研究所のオンライン会議のなかで明らかに
日仏2プラス2、中共念頭に防衛協力強化 共同演習を推進する協議開始
日仏両政府は20日夜、外務・防衛閣僚会合(2プラス2)をオンライン形式で開催し、中国を念頭に安全保障分野の協力を強化していくことで一致した。共同演習の法的手続きを円滑化する枠組みについても、協議を開始することで合意した。
【独自】防衛省、レールガンの実用化へ研究着手 極超音速兵器の迎撃能力に期待
マッハ5以上の速度で飛来する極超音速兵器を迎撃可能な「ゲーム・チェンジャー」として、電磁の力で砲弾を撃ち出すレールガンが注目を集めている。防衛省は65億円を計上して研究開発を行い、早期実用化を目指す。
日米2プラス2、中共の軍事的拡張に焦点 同盟の結束確認し防衛力強化へ
日米両政府の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)が7日、テレビ会議の形式で開催された。中国共産党の軍事的拡張や北朝鮮の核・ミサイル開発について議論したほか、ゲーム・チェンジャーとなり得る極超音速兵器な
日本は2022年に過去最高の防衛費計上予定、10年連続の年間増
岸田文雄首相は2021年12月末、中国の急速な軍拡と北朝鮮の核・ミサイル開発を背景に、2022年に10年連続で増加する過去最高の防衛費を承認した。
重要な一歩…日豪が円滑化協定に署名 インド太平洋地域の対中抑止強化へ
岸田首相と豪州のモリソン首相は6日、防衛・安全保障分野の協力強化に関する「日豪円滑化協定」に署名した。拡張主義をとる中国共産党政権に対処するため、防衛や経済安全保障の面で連携強化を目指す。専門家によると、相互の軍事施設・
日米2プラス2会談、7日午前に開催 インド太平洋地域の安全保障等を協議
日米の外相と防衛相による2プラス2会談が7日午前、テレビ会議方式で開催される。外務省と防衛省が発表した。「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた協力や日米同盟の抑止力強化、安全保障の方向性について協議する。
<統合抑止>米国海兵隊と自衛隊が日本最大規模の二国間実動訓練を完了
米国海兵隊と陸上自衛隊(JGSDF)が実施していた日本史上最大規模の二国間実動訓練「レゾリュート・ドラゴン21」演習が2021年12月17日に終了した。 米国海兵隊の第3海兵師団と第3海兵遠征軍(3MEF)および陸自の東
日中防衛大臣会談 岸防衛相、中国軍や海警局船の行動に自制要求
防衛省によると27日、岸信夫防衛大臣と魏鳳和・中国国務委員兼国防部長が2時間ほどテレビ会談を行った。岸防衛相は中国軍や中国海警局の船舶による一方的な現状変更の試みに対して、極めて深刻な懸念を伝え、強く自制を求めた。
ロシアと中国の脅威に直面する中、日本は北部方面で演習を実施
2021年12月上旬、北海道のさわやかな冬空の中で大地を揺るがす轟音が響く。東北と北海道で一連の日米合同実動訓練が実施される中、陸上自衛隊(JGSDF)の北海道大演習場では多数の戦車と自衛隊員が参加する「令和3
岸防衛相、在外邦人輸送等に関する自衛隊法改正は「検討している」
国外で緊急事態が発生した場合の邦人輸送を規定した自衛隊法を改正し、外国人のみの輸送を可能にすることについて、岸防衛相は17日の記者会見で「現在検討している」ことを明らかにした。
岸防衛相、第3回防衛力加速会議を開催 国際情勢などを議論
12月15日、岸防衛相は第3回防衛力強化加速会議を開催した。副大臣や政務官、各幕僚長なども出席し、国際情勢などについて議論した。
海上自衛隊の新型護衛艦「みくま」進水式 鬼木防衛副大臣が臨席
12月10日、三菱重工業長崎造船所において、海上自衛隊のもがみ型護衛艦4番艦の命名式・進水式が行われた。鬼木誠防衛副大臣が臨席し、艦を「みくま」と命名した。多様化する任務に対応すべく、新型護衛艦の調達が進められている。
岸防衛相、カナダ国防大臣とテレビ会談 台湾海峡に関する認識を共有
岸信夫防衛相は9日、カナダのアナンド国防大臣とテレビ会談を行った。中国共産党の軍事的圧力を念頭に、台湾海峡の平和と安定の重要性について認識を共有した。また、北朝鮮の「瀬取り」に対するカナダの取り組みを評価した。
【壮観】陸自戦車部隊、実弾射撃大会を北海道で実施
陸上自衛隊の戦車部隊による実弾射撃競技大会が6日から、北海道の恵庭演習場で行われている。NHKの報道によると、90式戦車160両と10式戦車24両、隊員1,300名あまりが参加する。
鬼木防衛副大臣、自衛隊駐屯地を視察 隊員と懇談し激励
台湾海峡に暗雲が立ち込めるなか、鬼木誠防衛副大臣は3日、関西地方の陸上自衛隊と航空自衛隊の基地をそれぞれ視察し、隊員を激励した。
中露軍機の共同飛行「わが国に対する示威行動」=岸防衛相 活発化する動きに警戒も
岸信夫防衛相は23日、中露軍機の計4機が日本海から太平洋にかけて共同飛行したことについて「わが国に対する示威行動を意図したもの」との見方を示し、重大な懸念であると表明した。同日開催されたベトナム防衛相との会談でも本件を取
海上自衛隊、4カ国海軍とフィリピン海で大規模な実働演習 ドイツが初参加
海上自衛隊は21日から30日にかけて、フィリピン海で米海軍らと大規模な実働演習を行う。実戦を想定した訓練を通して相互の連携を強める狙いがある。先日東京に寄港したドイツ海軍のフリゲート艦「バイエルン」が演習に初参加する。
来年の日米豪印戦略枠組み「クアッド」サミット、日本で開催=米政府高官
中国によるインド太平洋地域への拡張を牽制する日米豪印4カ国による戦略枠組み(クアッド、Quad)の会合が、来年日本で開催される見通しとなった。米国家安全保障会議でアジア政策を統括するキャンベル・インド太平洋調整官が19日
海自と米軍、南シナ海で初の対潜水艦訓練 「シーレーン海域で訓練することに意義」
防衛省海上幕僚監部は16日、南シナ海で初めて日米共同の対潜水艦訓練を実施したと発表した。日本のシーレーンを防衛し、進出を強める中国共産党をけん制する狙いがあるとみられる。
軍事用途のAI技術に投資するインド太平洋の同盟国
インド太平洋地域の同盟国はセキュリティを強化し中国がデジタル領域を支配しようとする試みに対抗するため、人工知能(AI)を含むデジタルテクノロジーを使用したより緊密な協力に向けて動いている。
日本は台湾の現状維持を推進
中国の脅威に直面している台湾に対して日本は一貫して支援を表明している。公文書や政府声明による日本政府の支援文言には軍事的に台湾を防衛するという誓約は含まれていないが、日本の立場は従来よりも具体的かつ頻繁に表明されている。
岸防衛相、ドイツ大使および連邦軍トップと記者会見 日独交流160周年の節目に防衛協力の強化を確認
岸信夫防衛大臣は5日、ドイツ海軍のフリゲート艦「バイエルン」の日本寄港にあわせ、同国のツォルン連邦軍総監およびシェーンバッハ海軍総監による表敬訪問を受けた。ドイツ艦艇による日本寄港は約20年ぶり。また、ドイツのフォン・ゲ
ドイツ海軍艦艇、20年ぶり日本寄港 海自と共同訓練も
防衛省によると、インド太平洋地域に派遣されているドイツ海軍フリゲート艦「バイエルン」が5日、横須賀に寄港する。4日から5日まで、関東南方の太平洋で海上自衛隊護衛艦「さみだれ」と共同訓練を行う。ドイツ海軍艦艇の日本寄港は約
中共による台湾侵攻シミュレーション…抑止には日本の台湾支持が特に重要=シンクタンク
台湾海峡をめぐる米中衝突のリスクが高まるなか、米シンクタンクは26日、中国共産党による台湾侵攻を想定した机上の模擬戦争(ウォーゲーム)を実施した。分析によれば、台湾の南東にある東沙諸島(プラタス諸島)を中国に占拠された場
岸防衛相、中露艦艇の日本周回は「示威活動を意図」… 米海軍長官も懸念示し、徹底的な抑止を強調
岸信夫防衛相は26日の記者会見で、中露海軍艦艇10隻が軍事演習を行いながら日本を周回したことは、「わが国に対する示威活動を意図したもの」であると述べた。訪日中の米海軍長官は、中露が国際秩序に従わず他国を脅迫する関係になっ