中国人権派弁護士、国家転覆罪で3年の実刑判決 かつて「709事件」を支援
広西チワン族自治区玉林市中級人民法院(地方裁判所に相当)は14日、2年以上拘束されていた人権派弁護士の陳家鴻氏に、国家政権転覆扇動罪で懲役3年の有罪判決を言い渡した。
「忘れられない人間地獄」中国の再教育キャンプを生き抜いた人々の証言
新疆ウイグル自治区の「再教育キャンプ」を経験したウイグル人の4人が11日、収容中に受けた拷問、強制不妊手術、解放された今も癒されない心的外傷後ストレス障害(PTSD)などを証言した。
「無関心は加害者側に立つこと」中国共産党政権のジェノサイドを阻止せよ=カナダ前司法長官
カナダのモントリオール虐殺人権研究所(MIGS)は12月9日、「私たちはゆっくりと消されていく:中国政府によるウイグル人弾圧」と題するシンポジウムを催した。
上海、官業癒着が生む「小紅楼」性奴隷事件 20年間で被害者1000人超
2019年は、中国・上海で「小紅楼事件」と呼ばれる官業癒着による性奴隷事件が告発により発覚した。今年11月、この事件は担当裁判官の失脚によってネット上で話題になった。
北京五輪ボイコット求める声も チベット人ら世界人権デーに合わせ都内でデモ
日本在住のチベット人や香港人、ウイグル人などが11日、都内でデモを行い、人権尊重や中国共産党による弾圧停止、北京冬季五輪の外交的ボイコットなどを訴えた。10日の世界人権デーに合わせて行われたもので、約150人が参加した。
11月、63人の法輪功学習者に対して中共が不法判決
気功修煉法・法輪功に対する迫害が20年以上続いている。法輪功情報サイト「明慧ネット」の統計によると、今年11月に少なくとも63人の法輪功学習者が不法判決を受けたという。地域は17の省・自治区・直轄市まで広く分布しており、
民主主義サミット、岸田首相「有志国で結束を」 中国当局による人権弾圧など念頭に
バイデン米大統領主催の「民主主義サミット」でオンライン講演した岸田首相は「権威主義的な体制のもと自由が抑圧され人権が蹂躙されている」と述べ、人権担当首相補佐官の設置やビジネスと人権のリスクを企業に意識啓発を促すといった日
ウイグル人権侵害をジェノサイドと認定=民衆法廷
国際的な人道犯罪を弁護士や検察などからなる第三者委員会が裁定する「ウイグル法廷」は9日、中国共産党政権による新疆ウイグル自治区での人権侵害を「ジェノサイド」と認定した。
米下院、ウイグル強制労働防止法案可決 強制労働を徹底排除
米議会下院は8日、人権侵害を理由に中国新疆ウイグル自治区からの輸入を全面的に禁止する「ウイグル強制労働防止法案」を賛成428、反対1で可決した。これまで米政府のウイグル関連の制裁対象は特定の企業や品目に限られていたが、新
イギリスとカナダ、北京冬季五輪の外交的ボイコットを表明 「外相同士で緊密に連携」
米国とオーストラリアに続き、イギリスとカナダが中国共産党による人権侵害を問題視し、北京冬季五輪の外交的ボイコットを表明した。カナダのジョリー外相は、複数国が同日にボイコットを発表できたのは緊密な連携の成果だと述べた。
中国総領事館が新疆ツアー企画 長尾敬前議員「収容所を経験した人の同行を」
前衆議院議員の長尾敬氏は駐大阪中国総領事館の新疆ウイグル自治区ツアーについて、弾圧の被害者を同行させるべきだと提言した。欧米諸国が北京五輪ボイコットを表明するなか、中国外交官のプロパガンダ行為が再び浮き彫りになった。
Airbnbに新疆準軍事組織の物件 米議員、削除要請
マルコ・ルビオ(Marco Rubio)米上院議員は7日、中国の準軍事組織「新疆生産建設兵団」の所有地内にある物件情報の削除を求める書簡を民泊仲介大手のAirbnbに送付した。
米国、北京五輪の外交的ボイコット発表 中国人権状況を問題視
米ホワイトハウスのサキ報道官は6日、新疆ウイグル自治区での人権問題に対する抗議として、2022年北京冬季五輪に外交使節団を派遣しないと発表した。参加を許可されている選手団に影響はないという。
台湾人600人が中国に送還…「本土で迫害の危険にさらされる」=人権団体報告
スペイン拠点の人権団体セーフガード・ディフェンダーズは、2016年から2019年の間に600人以上の台湾人が世界各地から中国本土に送還されていたとする報告書を11月30日に発表した。中国共産党政権が強制送還などを通じて台
中国テニス選手の性被害騒動から見る「道徳的に破綻した」北京五輪
テニス女子ダブルスの元世界ランク1位の彭帥さん(35)が先月、中国の張高麗前副首相(75)に性的関係を強要されたと告発後に消息不明になった事件は、2月4日に開幕する2022年北京冬季オリンピックに影を落としている。
米議員、北京五輪の外交ボイコットは「弱すぎるし遅すぎ」中共臓器強奪を改めて非難
来年2月4日の北京冬季オリンピック開催まで日が迫るにあたり、米国の超党派議員たちは改めて中国共産党による臓器強制摘出など人道に対する罪の重さを強調し、各国が人権問題において強い姿勢で臨むよう呼びかけている。
米下院、中国新疆からの輸入禁止法案を審議へ 来週にも
[ワシントン 2日 ロイター] - 米議会下院は、強制労働を巡る懸念を理由に中国の新疆地区からの輸入を禁止する法案を早ければ来週にも審議する見通し。民主党のジム・マクガバン下院議員が2日、記者団に明らかにした。 同氏は「人権問題を中心に中国関連法案を進めることが重要だ。ウイグル強制労働防止法案を何らかの形で成立させたい」と述べた。 中国は新疆での人権侵害を否定しているが、米政府や多くの人権団体は
オーストラリア下院、人権侵害制裁法案可決 対中共制裁で欧米と足並みそろえる 世界で34カ国目
オーストラリア議会下院は2日、人権侵害に関与した外国政府当局者に制裁を課す内容を含む「2011年自主制裁法」改正案を可決した。同様の法案は「マグニツキー法」と呼ばれ欧米諸国が導入しており、モリスン政権も足並みをそろえた。
EU外交部門、中国人権問題を強く非難 議員は対処に向けた国際協力を呼びかけ
中国国内で行われている臓器の強制摘出問題について、欧州議会の人権小委員会は公聴会を開き、専門家から報告を受けた。中国共産党が依然として人権侵害行為を続けていることに対し、議員らは国際社会が協力して対処していく考えを示した
オーストラリア上院、人権侵害制裁法案を全会一致で可決 下院経て年内施行へ
オーストラリア議会の上院は1日、国外で発生した人権侵害行為に制裁を課す「マグニツキー法」を全会一致で可決した。2日には下院に送付して審議を行い、年内の施行を目指す。新疆ウイグル自治区などで人権侵害を繰り返す中国共産党を念
彭帥選手の「検証可能な証拠」提示を EUが中国政府に要求
11月30日、は中国政府に対し、テニス界の大御所である彭帥選手の健康状態、安全と所在について「検証可能な証拠」を提示するよう求めるとともに、彭選手にかけられた疑惑を調査するよう求めた。
英超党派議員、北京五輪のボイコット要請 ウイグル弾圧のリーク文書めぐり
中国共産党の指導者たちがウイグル人弾圧に関与していると示す文書が新たに公開されたことを受け、英国の超党派議員らは、北京冬季五輪を外交的・政治的に全面ボイコットするよう政府に求めた。ジョンソン首相は政府関係者を派遣しない「
英MI6長官 中国は「唯一かつ最大の優先事項」他国に警戒呼びかける
国内外の機密情報の収集などを行う英秘密情報部(MI6)のムーア長官は30日、英シンクタンク国際戦略研究所(IISS)での演説で、中国共産党は世界の平和に深刻な挑戦をもたらしており、同機関にとって「唯一最大の優先事項」にな
「一帯一路」参加の中国人労働者、帰国できず 厳しいコロナ検査で=インドネシア
インドネシアにある中国「一帯一路」プロジェクトに参加する中国人従業員らが大紀元に、賃金減額、強制労働、暴力などの不当扱いを受けていると情報を寄せた。
中国企業のベトナム人労働者がストライキ 労働搾取など抗議=セルビア
セルビアの中国工場で働くベトナム人労働者が11月中旬、劣悪な生活・労働条件などに抗議して2回目のストライキを行った。この件は、セルビアの国内ニュースで大きく取り上げられ、人権団体や欧州議会議員が関心を寄せている。
カナダ上院議員、ウイグル禁輸法案提出 北京五輪ユニフォーム担当会社も新疆綿を使用か
カナダの上院議員は24日、中国の新疆ウイグル自治区からの輸入を全面的に禁止する法案を提出した。中国共産党政権の残虐な人権侵害に対してカナダは「甘い態度を取っている」と指摘し、禁輸措置を取り、カナダの正しい姿勢を示すべきだ
「獄中の息子に会わせて」人権活動家黄琦氏の母親が懇願
懲役刑で服役中の中国人権活動家の黄琦氏(58)。末期の肺がんを患っている母親の蒲文清さん(88)はここ1年間、刑務所に何度も面会を申し込んだが、却下されている。蒲さんは「死ぬ前に最後に息子に会いたい」と支援者に漏らした。
共産主義犠牲者財団、イベントで法輪功弾圧の関連動画を上映
共産主義犠牲者財団(VOC)は6日、米ミズーリ州セントルイスで映画上映とセミナーを開催した。同イベントの中で、中国共産党による法輪功学習者への弾圧を描く短編映画『中国での迫害』が上映された。
インターポール、執行委員に中国公安部高官選出 権限悪用の恐れ
国際刑事警察機構(ICPO)は25日、イスタンブールで開催された年次総会で、中国公安省の胡彬郴副局長を委員に選出した。米欧や日本が加盟する国際的な議員連盟「対中政策に関する列国議会連盟」(IPAC)は同日、中国が香港人や
EU、対中制裁延長を承認 ウイグル弾圧巡り
[ブリュッセル 24日 ロイター] - 欧州連合(EU)の大使らは24日、中国の政府当局者4人と1団体に対する制裁措置延長を承認した。人権問題を巡る制裁延長の一環だという。 来月初めに正式決定される。ただ、中国のEU特使は先週、EUとの間で昨年12月下旬に締結した投資協定について、制裁が解除されるまで批准はあり得ないと述べていた。 EUは3月、新疆ウイグル自治区の人権侵害を理由に、英国、米国、