世界中のピラミッド(46)メキシコ トゥルム遺跡
トゥルム遺跡はマヤ文明末期に栄えた城壁都市の遺跡で、カリブ海に面したユカタン半島東海岸の高さ12メートルの崖の上に位置しています。そして、この遺跡は、海を除いた3つの方位が、厚さ約5メートルの石の壁に囲まれています。
世界中のピラミッド(45)メキシコ ウシュマル
メキシコ東部のユカタン州の都市、メリダの南にあるマヤ文明の遺跡・ウシュマルは7世紀に建設され、その後200年間、この街は最盛期を迎えました。2万5千の人口を抱え、当時、ユカタン半島の最大の都市であり、宗教の中心地でした。
世界中のピラミッド(44)メキシコ エル・タヒン
古代都市エル・タヒン(El Tajin, Pre-Hispanic City)遺跡で最も有名な建築物は「壁龕(へきがん)のピラミッド」です。ピラミッドは7層の基壇から成っており、東側には頂上まで通じる階段があります。
世界中のピラミッド(43)メキシコ パレンケ
古代都市パレンケも9世紀以前は繁栄した都市でした。言い伝えによると、パレンケ遺跡には500以上もの建物がありますが、現在、まだ34前後しか発掘されていません。「碑文の神殿」は10層あり、頂上には神々を祭る祭壇があります。
世界中のピラミッド(42)テオティワカン 月のピラミッド
「月のピラミッド」は「太陽のピラミッド」の向かい側にあり、構造も似ており、ただ、サイズはその半分以下となっています。太陽のピラミッドより高い位置に建設されているため、両ピラミッドの高さはあまり変わりません。
世界中のピラミッド(41)テオティワカン 太陽のピラミッド
太陽のピラミッドは死者の大通りの半ばあたりの東側、月のピラミッドとシウダデラの間に位置しており、古代都市テオティワカン遺跡において最大の建築物です。3基のピラミッドは基本的に一直線上にあります。
世界中のピラミッド(40)メキシコ・テオティワカン
ピラミッドを中心とする古代都市テオティワカンは「神々の都市」とも呼ばれています。長さ4km、幅45mの南北に貫くメインストリート「死者の大通り」があり、10世紀頃、初めてここにやってきたアステカ人が名付けました。
世界中のピラミッド(39)メキシコ マヤ文明(1)
映画『2012』の公開により、世界中の人々が末日への関心を高めました。そして、マヤの予言とマヤ文化も再び人々の熱い視線を集めたのです。中でもメキシコは、インディアンにより、独特な文明が形成されました。
世界中のピラミッド(38)全世界に存在する巨人の墓
世界各国、各民族の神話や伝説などにおいて、巨人の存在は欠かせません。18世紀以降、このような伝説は徐々に減っていきました。しかし巨人に関するいくつもの考古学的発見により、「伝説」は本当に伝説なのかと再考せざるを得ません。
世界中のピラミッド(37)エジプト 誰がクフ王のピラミッドを建設したのか?
歴史学者は、ピラミッドはファラオの墓と密接な関係があると考えています。820年、アルマムーンはイスラム教徒を率いて、初めてクフ王のピラミッド内に入りました。しかし中にあったのは、何も入っていない石箱だけでした。
世界中のピラミッド(36)エジプト 救世主の降臨
一部の学者らは、ピラミッドの建設者は後世の人々のために救世主の降臨に関する予言を残したと考えています。古代エジプトでは、人類の救世主がやがて降臨するという予言が伝えられており、それは後の新約聖書の内容と一致しています。
世界中のピラミッド(35)ピラミッドに纏わる奇妙な符合
学者は1インチを1年の時間単位に置き換え、そして、ピラミッドに関する長さや容積、天文学、数学などと、かの有名な「誤差数字286」を考えあわせた上で分析したところ、ピラミッド内のトンネルの謎を解明しました。
世界中のピラミッド(34) クフ王のピラミッドの謎
クフ王のピラミッドには、サイズや配置、技術など、いくつかの明確な数字や説明のつかない現象があり、今日でも多くの考古学者や専門家たちを悩ませています。51°、方錐、磁力線との同調は、ピラミッドの安定性の謎です。
世界中のピラミッド(33)クフ王のピラミッドの神秘
クフ王のピラミッドの神秘さにまつわる推測や話題は常に絶えず、特にピラミッドのエネルギーに関して、人々の興味をそそります。ピラミッドの構造、各部分の比例、サイズなど、全てに重大な意義が隠されていると信じる学者たちもいます。
世界中のピラミッド(32)エジプト ギザ(2)
ファラオ・カフラーの継承者であるメンカウラー(Menkhaure)もギザでピラミッドを建てました。第4王朝が衰えている頃(紀元前2600年頃)に建てられたこのピラミッドは、他の2基のピラミッドの約8分の1しかありません。
世界中のピラミッド(31)エジプト ギザ(1)
ギザの大ピラミッドは古代エジプトの第4王朝(紀元前2500年頃)の王であるクフの墓とされ、古代エジプトでは、各ファラオが即位した日から、自分用の墓を建設し始め、死後、成仏できるよう祈り始めると言われています。
世界中のピラミッド(30)エジプト・ダハシュール
ダハシュールはピラミッドの発祥地と言われ、今日良く見られるピラミッドが最初に出現したのは、第3王朝のファラオ・フニの時期です。
世界中のピラミッド(29)エジプト サッカラ
エジプトの最古のピラミッドはサッカラにある階段ピラミッドです。階段ピラミッドは第3王朝(紀元前2667年-2648年)のジェゼル王のもので、高さ62メートル、全部で6層あります。
世界中のピラミッド(28)エジプト
メイドゥムピラミッド(Pyramid of Meidum)はエジプト第4王朝の創始者である、スネフェルの墓です。外観は部分的に崩壊したため、今では、内部の核心部分だけが佇んでおり、奇妙な形のピラミッドとなっています。
世界中のピラミッド(27)エジプト
2008年時点で、エジプトで138基のピラミッドが発見されています。これらのピラミッドの中で、カイロの郊外にあるギザのピラミッドが、最大規模で、保存状態も最も良好です。
世界中のピラミッド(26)スーダン
スーダンの首都・ハルツーム北に位置する金色に輝く砂丘の中に、クシュ王国のファラオ達が紀元前7世紀頃から紀元前3世紀頃までの間に建てたいくつもの小ピラミッド遺跡群があります。19世紀になってから、ようやく発見されました。
世界中のピラミッド(25)チベット
カイラス山はチベット高原西部に位置する独立峰で、チベットの最高峰ではないものの、チベット民族に「神の山」と呼ばれ、麓のマーナサローワル湖は「聖なる湖」と呼ばれています。
世界中のピラミッド(24)西夏王陵
寧夏省銀川市の西へ約35キロ離れた賀蘭山の東麓には、中国に現存するもののなかで規模が最も大きく、保存状態が最も完全な帝王陵園の一つ――西夏王陵遺跡群があり、その形状から東方ピラミッドとも呼ばれています。
世界中のピラミッド(23)中国 雲南省
ピラミッド、中国、雲南省
世界中のピラミッド(21)カラチン左翼モンゴル族自治県
1979年から1985年まで、考古学者たちは相次いで遼寧省西部のカラチン左翼モンゴル族自治県東山嘴村と牛河梁村で、大型の祭壇や、女神殿、積石塚(小型ピラミッド)などの遺跡を発掘し、数多くの文物も出土しました。
世界中のピラミッド(20)チベット
吐谷渾王国は4世紀から7世紀まで、青海一帯を支配して栄え、1500年以上の歴史を持つ古墓が数多く残されています。1982年、考古学チームは都蘭吐蕃古墓群を発見し、その雄大で壮観な景色は人々を驚かせました。
世界中のピラミッド(18)西安 謎の白ピラミッド
第二次世界大戦期間中、米空軍は何度もヒマラヤ山脈を往復し、中国に食糧品と軍需品を輸送していました。ヒマラヤ山脈のある峡谷の上空を飛行している時、飛行士のジェームズ・ガウスマンの輸送機が突然故障し、低空飛行したのです。
世界中のピラミッド(17)中国 咸陽市
中国の古代帝王の墓は、商周時代から土砂やセメントを墓室の上に積み、平坦な丘にし、これを「陵」と呼びます。「ピラミッド」の定義に相応しく、数も膨大で、西安付近だけでも、数百の陵が立てられています。