米ニューヨーク州立大学、各キャンパスの孔子学院を閉鎖=地元紙
米国のニューヨーク州立大学(SUNY)が昨年12月、各キャンパスにある孔子学院を閉鎖したことがわかった。ニューヨーク州の地元紙タイムズ・ユニオンが2月27日、報じた。
「中ロのスパイは首相の顧問らを標的に」英MI5長官が警告
英情報局保安部(MI5)のケン・マッカラム(Ken McCallum)長官はこのほど、「中ロのスパイは首相の顧問や国会議員を標的にしている」と警鐘を鳴らした。
中央アジアに十数兆円投資 強まる中国の影響力
中国当局は近年、中央アジアの5カ国に数千億元(1元=約18円)を投資し、影響力の拡大に力を注いできた。
数十の米大学、中国軍需産業を間接的支援=米報告書
中国政府は米国の数十の大学との提携関係を利用して軍事技術を収集していたことが、米シンクタンクの調査で明らかになった。
米アクロン大学、孔子学院閉鎖へ 補助金の制限で
米オハイオ州のアクロン大学は8日、校内に設置している孔子学院を来年の6月に閉鎖すると発表した。米国では連邦政府から資金援助を受けられなくなること懸念して、孔子学院を閉鎖する大学が増えている。
ドイツ教育大臣、孔子学院の全校閉鎖求める
ドイツの週刊誌デア・シュピーゲルによると、カーリチェク連邦教育研究省大臣は、自国内のすべての孔子学院の撤廃を求めている。
「中国の長い腕」独2大学、中国の圧力で新書イベントを中止
ドイツの2大学で開催する予定の新書討論会が、中国から圧力を受け、キャンセルされた。
孔子学院は「偽りの中国を広めている」=仏報告書
フランス国防省傘下の軍事学校戦略研究所(IRSEM)はこのほど、「中国(共産党)の影響力」と題する報告書を公表した。その一部は、中国政府が孔子学院を通じて海外でプロパガンダを展開し、中共のイデオロギーを広めていると詳述。
「孔子学院は学問の自由を脅かす」仏上院、中国影響力巡る報告書を発表
フランス上院は5日に記者会見を開き、『大学における欧州以外の国の影響(les influences étrangères extra-européennes à l’université)』と題した特別報告書を発表した。
「韓国は孔子学院の正体に気づくべき」市民団体、世界初の孔子学院前で閉鎖を要求
韓国の市民団体が15日午後、韓国ソウルに位置する世界初の孔子学院の前で、学院の閉鎖を促す集会を開いた。主体者側は孔子学院が純粋な中国語教育機関ではなく、中国共産党の宣伝を巧妙に注ぎ込む工作機関であり、「その実体を公開的に知らせるべき」だと主催理由を明らかにした。
孔子学院が去って…台湾当局、米国内で17カ所の中国語教室を開設
米国で、台湾政府が出資する中国語教室「台湾華語学習センター」の設置が進んでいる。米国の中国語学習需要は高く、台湾がその要求に応じた格好だ。いっぽう、中国共産党が管理する孔子学院は宣伝機関との批判が起こり、米各地で閉鎖が続いていることも背景にある。
インド、中国のソフトパワー活用は「警鐘のサイン」=報告書
インドに拠点を置くシンクタンクLaw and Society Alliance(LSA)は3日、インドにおける中国の広範にわたる浸透工作を明らかにした報告書を発表した。エンターテインメントから学術分野まで、インドのさまざまな業界に浸透している中国の諜報機関や政府機関が採用している主要な戦術が記されている。
米インディアナ州、最後の孔子学院閉鎖へ 政府補助金停止の可能性で
米インディアナ州で唯一孔子学院を構えるバルパライゾ大学は8月30日、同院を来春閉鎖すると発表した。学長は閉鎖の理由について、孔子学院の開講を継続すれば連邦政府からの補助金を受けられなくなる可能性があるためだという。
ドイツ漢学者、同国大学を提訴 中国の資金援助の内容開示拒否で
ドイツ人漢学者であるデビッド・ミッサル(David Missal、穆達偉)氏は16日、中国からの資金提供に関する情報の開示を拒否したポツダム大学(Universität Potsdam)に対し、正式な訴訟を起こした。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
米大学の孔子学院、4年間で7割が閉鎖=全米学者協会
「孔子学院」は目下、全米に41院あり、うち9院は閉鎖予定。4年前の103院と比べれば、今では3割以下まで減少している事が全米学者協会(NAS)が発表した最新の統計報告で分かった。
蘭教育相、孔子学院との提携停止呼びかけ 複数大学が中国軍大学にも協力
孔子学院が学問の自由を侵しているとし、オランダの大学などに同学院との提携ををやめるべきだと蘭教育相が呼びかけた。
カナダの地方政府が孔子学院の閉鎖を決定 中国総領事が「ロブスター輸入禁止」で脅迫
カナダのニュー・ブランズウィック州のドミニク・カーディ(Dominic Cardy)教育長官は21日、同国議会の公聴会に出席し、同州が孔子学院の閉鎖を決定した後、中国総領事館から経済的な脅迫を受けたと証言した。
「もう十分だ」 米フロリダ州知事、中国影響力阻止の法案に署名
米フロリダ州のロン・デサンティス(Ron DeSantis)知事は7日、同州における中国当局の影響力拡大に対抗するための2つの新法案に署名した。フロリダ州は、米国で中国への対抗措置を法案に盛り込んだ最初の州となった。
日本政府、孔子学院を設置する各大学に情報公開の徹底求める=報道
日本政府は、中国文化教育を名目に各大学に設置されている中国官製組織「孔子学院」について、大学側に情報公開を促し、透明性を確保する構えだ。中国共産党の出先機関でプロパガンダ組織とされる孔子学院について、欧米では、言論や学問の自由を脅かすとして閉鎖が相次いでいる。
孔子学院の実態を暴露したドキュメンタリー映画、韓国で初の上映会 議員も参加
韓国ソウルで21日、孔子学院の実態を暴露したドキュメンタリー映画『In the Name of Confucius (仮邦題:孔子の名の下に)』の初上映会が開催された。韓国は、アジアで最も多くの孔子学院を設けている。各界の政治家や市民は映画鑑賞後、プロパガンダ機関による危害の認識を高めた。
国会で「孔子学院」問題にメス入る 文科相「動向を注視」
中国共産党のプロパガンダを吹聴し、次の時代を担う若者に対して洗脳教育を施す孔子学院を野放しにしていのか。有村治子(ありむらはるこ)参議院議員は13日、参議院文教科学委員会で問題提起を行った。先進国で孔子学院が次々と閉鎖に追い込まれるなか、日本政府も孔子学院の実態を把握し学問の自由が妨げられることがないようにすべきだと有村議員は述べた。萩生田光一文部相も答弁を行い、政府で対応していく姿勢を見せた。