習近平のルール設定に反発する中国共産党官僚が消極的サボタージュで抵抗
中国共産党内で習近平の権力集中に対する官僚たちの消極的な抵抗が明らかに。中国共産党(中共)の機関紙「求是」誌の最新報告と専門家の分析を通じて、内部対立と政治環境の現状を探る。
シンプル婚の「三無婚礼」がブームに 本音は「やはり、お金がないから」=中国
中国の若者の間でブームになっているという「三無婚礼」。シンプルで、派手な演出を除いた結婚式を目指す、新しい結婚の形態である。
軍人にまで広がる給与削減の波=軍隊も寝そべりになる可能性
2021年下半期以降、公務員の給与削減の波は中国のほぼすべての省に広がり、手当やボーナスのカット・廃止も行われている。事情に詳しい市民が大紀元に語ったところによると、給与削減の波は公務員から軍隊、軍事工業研究機関にまで広がっているとのこと。
中国の消費、減速を示唆する三つの調査結果
最近の独立した調査とそれに対する追加データによれば、先月10月に、中国の消費が鈍化し、民間企業の信頼感が低下していることが明らかになり、経済回復の道筋は厳しいものになった。
若者の心を代弁する「タンピンの歌」 大ヒットしたが、当局の検閲で削除=中国
この頃、中国では「躺平の歌」と呼ばれる曲が大ヒット。今の中国の若者の心を代弁しているとして、共感が広がっているが、当局はこれを削除している。
習近平 珍しく中国若者の消極的ライフスタイルに言及 専門家「中共では改革は不可能」
中国共産党の建国記念日である10月1日に、機関紙は習近平氏が「躺平(寝そべり)を防止」するという発言を公開した。専門家は、習氏のこの発言は内部の混乱に対応するものだが、実際の問題解決には体制の根本的変革が必要と指摘している。
中国の「愛を告白する日」に結婚するカップルの数、例年より大幅減少 幸せは遠のくばかり
中国の5月20日は「愛を告白する日」。この日に婚姻届を出すカップルは例年多いのだが、今年は明らかに少ない。中国の若者が、結婚しなくなっている。
現代中国のポストモダン「寝そべり」主義、当局が検閲
中国のオンラインショッピングサイトでは、「躺平(寝そべり)」という社会現象に言及した商品が削除されている。「寝そべり」は就職、住宅購入や結婚など抑圧から逃れる若者の新しい生き方として、学者は「ポストモダン的な流れだ」と評していた。しかし、中国共産党は競争を避け発展に繋がらないイデオロギーとして警戒し、検閲を行なっている。