露海軍全艦隊が「異例」の演習 「東西で活動し得る能力を誇示する意図」=岸防衛相
岸防衛相は15日、ロシア海軍の全艦隊による演習が実施することについて、「この時期の全艦隊による大規模演習は異例」だとツイートした。同日、防衛省は2月1日以降に日本海周辺で確認された24隻のロシア船舶の写真を公開した。
日米韓防衛相、北朝鮮対応で電話協議 ミサイル「重大な脅威」
[ワシントン 9日 ロイター] - 米国防総省によると、オースティン長官は9日、岸信夫防衛相、韓国の徐旭国防相と電話会談し、弾道ミサイル発射実験を繰り返している北朝鮮がもたらす脅威について協議した。 国防総省のカービー報道官は、3カ国が「北朝鮮の弾道ミサイル発射が地域の安全保障を不安定にし、複数の国連安保理決議に明確に違反していることを強調した」との声明を発表した。 韓国の徐旭国防相は、北朝鮮
F-15機体を発見 墜落したものと推定 乗員2人の捜索続く
31日17時ごろ、石川県の小松基地を離陸した航空自衛隊二人の搭乗するF-15戦闘機1機が行方不明になったことについて、岸信夫防衛相は1日の記者会見で「機体を発見し、墜落したものと推定される」と発表した。乗員二人は依然とし
日仏2プラス2、中共念頭に防衛協力強化 共同演習を推進する協議開始
日仏両政府は20日夜、外務・防衛閣僚会合(2プラス2)をオンライン形式で開催し、中国を念頭に安全保障分野の協力を強化していくことで一致した。共同演習の法的手続きを円滑化する枠組みについても、協議を開始することで合意した。
トンガ支援 輸送機・輸送艦で飲料水を提供 自衛隊の国際緊急援助は24回目
岸信夫防衛相は20日、海底火山の大規模噴火と津波により大きな被害を受けたトンガを支援するため、航空自衛隊C-130H輸送機2機と輸送艦「おおすみ」で飲料水などを輸送すると発表した。自衛隊の国際緊急援助は24回。
北朝鮮は弾道ミサイル少なくとも1発発射、EEZ外に落下=岸防衛相
[東京 14日 ロイター] - 岸信夫防衛相は14日、北朝鮮が同日午後2時50分ごろ、弾道ミサイルを少なくとも1発、北西部の陸地から東方向に発射したことを確認したと述べた。飛行距離は通常軌道なら400キロ飛しょうし、日本のEEZ(排他的経済水域)の外側に落下したと推定している。 北朝鮮には、大使館ルートを通じて抗議したという。
北朝鮮の飛翔体、700キロ未満飛行 岸防衛相「敵基地攻撃能力も検討」
[東京 11日 ロイター] - 岸信夫防衛相は11日午前、北朝鮮がこの日発射した弾道ミサイルとみられる飛翔体について、飛行距離は通常軌道なら700キロ未満だったとの分析結果を明らかにした。日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したと推定している。 岸氏は「いわゆる敵基地攻撃能力の保有も含め、あらゆる選択肢を検討し、防衛力の抜本的な強化に取り組む」と語った。電磁力で砲弾を高速発射し、極超音速兵器にも
北朝鮮の飛翔体、約500キロ飛行し日本のEEZ外に落下=岸防衛相
[東京 5日 ロイター] - 岸信夫防衛相は5日午前、北朝鮮が発射した弾道ミサイルの可能性ある飛翔体について、約500キロ飛行し、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したと推定していることを明らかにした。 防衛省内で記者団の取材に応じた。 岸防衛相によると、北朝鮮は内午前8時07分ごろ、内陸部から東方向へ飛翔体を発射した。
日中防衛当局が「ホットライン」開設へ 中国側の声明「意見一致」と明言せず
防衛省によると、岸信夫防衛相と中国の魏鳳和国務委員兼国防相は27日テレビ会談を行った際、日中間の偶発的な軍事衝突を回避するために、両国防衛当局間の専用回線「ホットライン」を2022年末までに設置することで一致した。
日中防衛大臣会談 岸防衛相、中国軍や海警局船の行動に自制要求
防衛省によると27日、岸信夫防衛大臣と魏鳳和・中国国務委員兼国防部長が2時間ほどテレビ会談を行った。岸防衛相は中国軍や中国海警局の船舶による一方的な現状変更の試みに対して、極めて深刻な懸念を伝え、強く自制を求めた。
岸防衛相、第3回防衛力加速会議を開催 国際情勢などを議論
12月15日、岸防衛相は第3回防衛力強化加速会議を開催した。副大臣や政務官、各幕僚長なども出席し、国際情勢などについて議論した。
岸防衛相、カナダ国防大臣とテレビ会談 台湾海峡に関する認識を共有
岸信夫防衛相は9日、カナダのアナンド国防大臣とテレビ会談を行った。中国共産党の軍事的圧力を念頭に、台湾海峡の平和と安定の重要性について認識を共有した。また、北朝鮮の「瀬取り」に対するカナダの取り組みを評価した。
岸防衛相、米オースティン国防長官と電話会談 日米同盟強化を確認、燃料タンク投棄で申し入れも
岸信夫防衛相は3日、米国のオースティン国防長官と電話会談を行い、「世界的な戦力態勢の見直し(GPR)」に基づくインド太平洋地域の米軍事力の増強を歓迎するとともに、同盟関係を一層強化することを確認した。米軍機による燃料タン
岸防衛相、ジブチ大使と会談 海賊対処用拠点の提供に感謝
岸信夫防衛相は1日、海外における自衛隊の拠点が置かれているジブチのビレ駐日大使と会談を行った。海賊対処の拠点を提供していることに感謝の意を伝え、引き続き協力を深化していく考えを示した。
中露軍機の共同飛行「わが国に対する示威行動」=岸防衛相 活発化する動きに警戒も
岸信夫防衛相は23日、中露軍機の計4機が日本海から太平洋にかけて共同飛行したことについて「わが国に対する示威行動を意図したもの」との見方を示し、重大な懸念であると表明した。同日開催されたベトナム防衛相との会談でも本件を取
日本は台湾の現状維持を推進
中国の脅威に直面している台湾に対して日本は一貫して支援を表明している。公文書や政府声明による日本政府の支援文言には軍事的に台湾を防衛するという誓約は含まれていないが、日本の立場は従来よりも具体的かつ頻繁に表明されている。
米インド太平洋軍司令官、岸田首相らと会談 中国の進出に「深刻な懸念」
訪日中のジョン・アクイリノ米インド太平洋軍司令官は11日、岸田文雄総理大臣、岸信夫防衛大臣そして林芳正外務大臣と面会した。日米双方は中国共産党による軍事力を背景とした現状変更の試みに対する深刻な懸念を共有し、抑止力の更な
岸防衛相、ドイツ大使および連邦軍トップと記者会見 日独交流160周年の節目に防衛協力の強化を確認
岸信夫防衛大臣は5日、ドイツ海軍のフリゲート艦「バイエルン」の日本寄港にあわせ、同国のツォルン連邦軍総監およびシェーンバッハ海軍総監による表敬訪問を受けた。ドイツ艦艇による日本寄港は約20年ぶり。また、ドイツのフォン・ゲ
中国・ロシア艦艇の活動は極めて異例、示威活動を意図=岸防衛相
[東京 26日 ロイター] - 岸信夫防衛相は26日の閣議後会見で、中国・ロシアの海軍艦艇が同時に日本を周回するような形で航行したことに関し「大規模かつ長期間にわたる活動は初めての確認で、極めて異例」と指摘した。その上で「わが国に対する示威活動を意図したもの」との見解を示した。 岸防衛相は、今回の中ロ艦艇の活動は「わが国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増していることが如実に示されたもので、地域
日米は緊密な連携を 岸防衛相、来訪中の米海軍長官と会談
岸信夫防衛相は25日、来訪中のデル・トロ米海軍長官と会談した。日米同盟の抑止力の更なる強化や、自由で開かれたインド太平洋の維持・強化のために、海上自衛隊と米海軍が引き続き緊密に連携していくことを確認した。
地域の交流と技術の進歩 日本の防衛成果を際立たせる
日本の岸信雄防衛大臣は、本年の日本は9月の北朝鮮のミサイル発射から中国の艦艇による領海侵犯まで様々な試練にさらされ、国が試されたが同時に地域の同盟国やパートナーとの関与や技術力の向上など重要な防衛成果を
【写真・動画】陸自の大規模演習、一部公開 戦闘車両の陸揚げ訓練など
陸上自衛隊が9月下旬から11月下旬まで行う実動演習の様子が、一部公開された。全国規模の演習は約30年ぶりで、全国で予備自衛官を含む約10万人が参加している。作戦準備段階に焦点を当てることで、有事の際の対応能力と抑止力を向
上半期スクランブル回数、中国軍機が7割 活動範囲拡大
2021年度の上半期における航空自衛隊のスクランブル回数のうち、7割が中国軍機だったことが明らかになった。飛行ルートが従前の東シナ海に加えて太平洋や日本海にも拡大し、長時間・長距離の飛行も確認された。
軍拡、サイバー攻撃の脅威増大…防衛力強化に「果敢に取り組む」=岸信夫防衛大臣
岸信夫防衛大臣は12日の記者会見で、日本を取り巻く安全保障環境が厳しくなる中、国家安全保障戦略等の改訂を行い、防衛力強化に向けて果敢に取り組んでいると述べた。また、中国と台湾のバランスについて「非常に中国側に偏って」いる
新「TEAM 防衛省」発足 岸防衛大臣、副大臣や政務官と懇談
10月7日、岸信夫防衛大臣は防衛省にて、新たに着任した鬼木防衛副大臣と岩本防衛大臣政務官、および再任した大西防衛大臣政務官と懇談を行った。防衛省に初めて登庁した鬼木氏と岩本氏は儀仗広場において、栄誉礼を受けた。
陸上自衛隊が約10万人を動員し演習、30年来最大規模 島しょ部への攻撃も想定
中国共産党による軍備拡張や領海侵入が繰り返され、サイバー攻撃や衛星に対する攻撃など新しい戦争の形が現実味を帯びるなか、予備自衛官を含む陸上自衛隊のほぼ全部隊約10万人を動員する大規模演習が15日に開始されたことが、陸上幕僚監部への取材で明らかになった。岸防衛大臣は10日の記者会見で、大規模演習は「各種事態に実効的に対応するための抑止力・対処力を強化」するためのものだと説明。規模としては約30年ぶりとなる。訓練では陸海空自衛隊による輸送のほか、米軍や民間の輸送力も活用する。
岸防衛相、豪州にリーダシップ発揮呼びかける 中国対抗で=報道
岸信夫防衛相はこのほど、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルド(Sydney Morning Herald)のインタビューで、米中両国のパワーバランスの変化が「非常に顕著になった」と述べ、台湾をめぐる軍事衝突は「中国の優勢に大きく傾いている」との見方を示した。
石垣島にミサイル防衛部隊 南西諸島で4カ所目 2022年度末まで=報道
日本や台湾のメディアによると、防衛省は、台湾から南西諸島、九州における防衛能力を強化するため、2022年度末までに沖縄県石垣島に陸上自衛隊のミサイル部隊を配備する計画がある。強圧的な軍事拡張主義を取る、中国共産党政権に対する抑止力を高める。
【史上初】陸上自衛隊空挺部隊、米「グリーンベレー」とグアム島で共同空挺訓練
陸上自衛隊の第1空挺団は7月30日、「グリーンベレー」の通称で知られる米第1特殊部隊群とグアム島にて共同空挺降下訓練を行った。空挺隊員が日本国内で輸送機に搭乗し、海外に直接飛行して降下する訓練は陸上自衛隊にとって初となる。今回の訓練は、米軍がインド太平洋地域で実施する大規模な演習「ディフェンダー・パシフィック21」と連接したものであり、離島防衛を想定している。
岸防衛相、中国による台湾への「包囲」を警告=報道
岸信夫防衛相はこのほど、国際社会に対して、「台湾の存続」についてより注意を払うよう呼びかけた。同氏は、中国軍は台湾を囲み込もうとしていると警告した。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が2日、報じた。