中共への技術移転を懸念 中国資本の「ネクスペリア」資産が凍結/米中貿易戦争が激化 専門家「米国には多くの切り札」など|NTD ワールドウォッチ(2025年10月15日)
オランダ政府は中国資本傘下の半導体メーカー「ネクスペリア」の資産を1年間凍結し、中国側取締役を解任した。技術流出と供給網の防衛を重視した欧州の安全保障上の重大な転換点とみられている。
中共への技術移転を懸念 中国資本の「ネクスペリア」資産を凍結
オランダ政府は最近、中国資本に買収された半導体メーカー「ネクスペリア」の資産および事業を緊急凍結し、中国側の経営幹部を解任した。今回の措置は、オランダの知的財産や、欧州の自動車産業に不可欠な半導体供給の安全を守ることを目的としている。
日経平均株価が年初来最高値を更新 日米関税交渉合意が追い風
23日、東京証券取引所の日経平均株価終値は4万1171円32銭で今年の最高値を更新。前日比1396円高。上昇は日米関税交渉合意への安心感が要因。
三菱自動車 中国から完全撤退へ エンジン生産も終了し27年の歴史に幕
三菱自動車は22日、中国でのエンジン生産を終了し、中国市場から完全に撤退すると正式に発表した。同社は現地の合弁会社との合弁関係を解消し、約27年にわたる中国本土でのエンジン事業に終止符を打つ見通しだ。
日米両国 相互関税15%・自動車関税も15%で合意
日米が貿易協定で相互関税15%に合意。自動車や農産品など広範な分野で市場開放が進み、企業や市場も大きく反応。
【秦鵬觀察】トランプ関税の衝撃 ブラジルに50% 一石三鳥 日本車への影響も
トランプ大統領がブラジルに50%関税を発表。ルーラ政権や中共、反米勢力を同時に牽制する地政学的戦略が波紋を広げている。
日本に25%関税を通告 8月1日まで交渉猶予 =トランプ大統領
アメリカのトランプ大統領が日本からの多くの輸入品に25%関税を通告。自動車や鉄鋼は従来の高関税が維持され、日米交渉の行方が注目される。
中国電気自動車BYD メキシコ工場計画白紙 トランプ政権の圧力
BYDのメキシコ工場計画は米中対立やトランプ政権の圧力で白紙化。メキシコ政府は中国企業への投資認可を見送った。
日米首脳 関税問題で協議継続を確認 G7カナナスキス・サミットで会談
G7サミットで行われた日米首脳会談は、関税問題で合意に至らず。今後も閣僚級協議を続け、両国の国益調整が課題となる。
中国車企業の価格戦争が激化 手抜きと品質問題が表面化
中国の自動車市場で再び混乱が広がっている。価格競争、企業間の対立、そして品質危機と、問題が連鎖的に浮上している。
中国EV企業 欺瞞戦略で市場を掌握し バブル崩壊へ
中国EV市場で値下げ競争と虚偽販売が常態化。過剰生産や資金繰り悪化で業界バブル崩壊リスクが高まっている。
訪中直後の日商会頭 米自動車関税に懸念表明 政府に粘り強い交渉求める
日商会頭が米自動車関税に警鐘。政府に強力交渉を要請。一方、日本経済団体の訪中団は中国との経済協力を模索。
いすゞ 対米投資約430億円でトラック工場建設へ 年間5万台生産目指す
いすゞ自動車は12日、米国サウスカロライナ州に新工場を設立(総投資額約430億円)すると発表した。7日(米国時間)に行われた日米首脳会談で、石破茂首相がこの投資計画に言及していた。
米上院銀行委員長、バイデン氏に中国製EVの恒久的な排除要請
米上院銀行住宅都市委員会のシェロッド・ブラウン委員長(民主党)は11日付のバイデン大統領宛て書簡で、中国製電気自動車(EV)を米国から恒久的に排除するよう要請した。
「一帯一路で過剰生産能力解消」、吉林省などの内部資料
中国吉林省の内部資料は、当局が巨大経済圏構想「一帯一路」を推進する目的の1つは国内産業の過剰生産能力を他国に輸出することであると裏付けた。米国などは、一帯一路政策によって、沿線国が中国の過剰生産能力の受け皿となるほかに、債務の罠に陥り、資源が収奪され、安全保障が脅かされると批判してきた。
日産、インドでの新生産計画に関するスズキとの交渉を打ち切り
日産自動車(7201.T: 株価, 企業情報, レポート)は9日、スズキ(7269.T: 株価, 企業情報, レポート)と進めていたインドでの生産協力についての協議を打ち切ると発表した。ただし、この
7月米自動車販売は米メーカーが大幅減、小型車人気でアジア勢快走
1日に発表された7月の米国自動車販売では、米自動車メーカーの販売台数が大幅に減少した。販促キャンペーンで販売台数が伸びた前年同月との比較や、ガソリン価格高で大型トラックやSUVからのシフトがみられた