ロシア、2019年末までに全北朝鮮労働者を送還=インタファクス
[モスクワ 30日 ロイター] - ロシアは、国連安全保障理事会による対北朝鮮制裁を履行するため、2019年末までに北朝鮮からの出稼ぎ労働者を全員帰国させる方針を明らかにした。インタファクス通信が、駐北朝鮮ロシア大使の発言として伝えた。 北朝鮮の弾道ミサイルおよび核プログラムを理由に昨年12月22日に発動された制裁は、全ての国が北朝鮮人労働者を2年以内に帰国させることが規定されている。 ロシア
情報BOX:トランプ大統領の一般教書演説で注目される銘柄
[29日 ロイター] - トランプ米大統領は30日、初めての一般教書演説に臨む。テレビ中継される演説は、株式投資家を含む幅広い層が視聴する見込み。予想される演説内容から注目されるセクターや銘柄は以下の通り。 <インフラ> トランプ大統領はインフラ再建計画について説明すると予想されている。大統領は24日、今後10年間のインフラ投資規模を約1兆7000億ドルに引き上げる計画を発表した。 大統領の
北朝鮮、ICBM全技術の獲得は証明されず=米統合参謀本部副議長
[ワシントン 30日 ロイター] - 米統合参謀本部のポール・セルバ副議長は30日、北朝鮮の核開発プログラムはここ数カ月で前進したとしながらも、弾道の大気圏再突入などの技術を含め、大陸間弾道ミサイル(ICBM)配備に必要なすべての技術を獲得したかは証明されていないと述べた。 北朝鮮を巡ってはマティス米国防長官が昨年12月、同国のICBMは米国に対し直ちに脅威とはならないとの見解を表明。セルバ
孟母三遷の教え
孟子の母親の姓は「仇」。父親の名は「孟激」といい、孟子が年少の頃に世を去った。孟母は「胎教」の重要性をよく知っていて、『韓詩外伝』の一節によると、「私はこの子を孕んでから、座席がきちんとしていなければ座らず、きれいに切っていないものは食べない。これこそが胎教である」と口にしていたという。
在日華僑の子供たちの嘆き - もう中国には行きたくない!(下)
共産党政権が中国本土を制圧してから2018年に69年、日中国交正常化からは46年が経つ、中国で生まれ育ち、この30年ほどの間に自ら渡日した華僑の親たちにとっては、懐かしい故郷である中国も、日本で生まれ育った子供たちの目には、とても理解できない、二度と行きたくない国と映ることが少なくないようである。前回に引き続き、中国語新聞紙「中文導報」が報道した、そのような華僑の子供たちのもう一つの事例を紹介する。
トランプ大統領、今年後半に訪英へ ダボスで米英首脳会談
[ロンドン 25日 ロイター] - トランプ米大統領とメイ英首相が25日、世界経済フォーラム年次総会が開催されているスイスのダボスで会談し、トランプ氏が年内に英国を訪問することで最終合意した。英首相官邸が明らかにした。 英政府筋はその後、トランプ氏訪英が今年後半になる可能性が高いと述べた。国賓としての訪問となるかや時期については今後協議する。 トランプ氏は今月、今年前半に予定していた初の
焦点:貿易戦争に発展か、中国がトランプ氏の「本気度」軽視
Michael Martina and Kevin Yao [北京 19日 ロイター] - トランプ米大統領が中国の貿易慣行に対して厳しい措置を講じることを真剣に検討していると、米財界の有力者が同国に警告を発している。だが中国当局者は真に受けておらず、首都北京では危機感がほとんど感じられない。 世界の2大経済大国を支配する貿易ダイナミクスを揺るがすのに必要な経済的代償を、米国政府が支払う気
焦点:北朝鮮スキー場での南北合宿案、経済制裁に抵触の可能性
Hyonhee Shin [ソウル 22日 ロイター] - 来月9日開幕する平昌冬季五輪を控え、北朝鮮の馬息嶺(マシクリョン)スキー場に自国選手を派遣して南北合同トレーニングを行うという韓国の提案は、金正恩政権を正当化するだけでなく、現金供与につながるリスクがあると、脱北者や専門家が警鐘を鳴らす。
在日華僑の子供たちの嘆き - もう中国には行きたくない!(上)
共産党政権が中国本土を制圧してから58年、日中国交正常化から35年が経過した。中共政権が支配する国で生まれ育って、この30年ほどの間に自ら渡日した華僑の親たちにとって懐かしい故郷である中国も、日本で生まれ育った子供たちにとっては、あまりにも酷く、とても理解できない、二度と行きたくない国と映ることが少なくないようである。中国語新聞紙「中文導報」が報道した、そのような華僑の子供二人の体験を2回に分けて紹介する
EU、制裁逃れ巡り一部の北朝鮮国民を渡航禁止などの対象に
[ブリュッセル 22日 ロイター] - 欧州連合(EU)各加盟国の外相は22日、北朝鮮の核・ミサイル開発を巡る同国への制裁強化の一環として、北朝鮮政府による国連安全保障理事会の制裁逃れを支援していると疑われる北朝鮮国民に対し、渡航禁止と資産凍結の措置を課すことで合意した。 EUは昨年11月の北朝鮮による6回目の核実験を受けた安保理の制裁決議を支持した。これに加え、北朝鮮政府との取引を今もなお続
アングル:米政府閉鎖で何が起きるか、想定される影響
[21日 ロイター] - 米議会の与野党は連邦政府機関の一部閉鎖が2日目に入った21日も事態打開に向け協議を行った。上院はつなぎ予算案を東部時間22日正午に採決する見通し。 政府機関閉鎖に伴い、想定される影響の詳細の一部は以下の通り。 <軍事> 国防総省によると、アフガニスタンにおける軍事行動や、イラクとシリアにおける対イスラム過激派の作戦に影響はない。重要度の低い作戦に携わる文民職員は
米政権、中国WTO加盟を支持したのは「誤り」 経済開放進まず
[ワシントン 19日 ロイター] - トランプ米政権は19日、2001年の中国の世界貿易機関(WTO)加盟後も同国の経済開放が進まなかったため、当時の米政府が加盟を支持したことは「誤りだった」との見解を示した。 米通商代表部(USTR)は、中国のWTO規則の順守状況に関する年次報告書で、「中国で開かれた、市場志向型の貿易体制の導入が進んでいない点において、米国が中国のWTO加盟を支持したことは明
雄大なる大陸文化、研ぎ澄まされた技巧 神韻公演北米チケット完売
中国の古典芸術と数千年の博大なる芸術文化を甦らせることをモットーに掲げる舞台芸術・神韻は、2018年世界巡回公演中だ。中国で悠久の時を得て育まれた伝統芸術は、人類歴史上の精華を披露し、鑑賞者たちを時空を超えた特別な時間に誘う。
移植臓器に生前の記憶が残存か?
人の記憶と性格は、移植された臓器とともに、他人の身体に転移することがありうるのか?この現代生命科学の常識を超えた問題に対して、多くの科学者は議論さえもしたがらない。しかし、米国心理学者の研究によれば、人間の個性は確かに移植された臓器とともに、他人の身体に転移しうる。少なくとも10パーセントの人が他人の心臓、肺、肝臓、腎臓などの臓器移植を受けたあと、性格が大きく変わり、臓器提供者の性格、才能、記憶を受けついだことが分かった。
空自の緊急発進、4─12月は147回減 中国機の特異な飛行増える
[東京 19日 ロイター] - 防衛省が19日に発表した航空自衛隊機による2017年4─12月期の緊急発進回数(スクランブル)は、736回と過去最多だった前年同期から147回減少した。中国機向けが大きく減ったたためだが、防衛省が特異な事例として公表した同国機の飛行は前年同期比12件増えた。 4─12月期の中国機に対する緊急発進は395回と、前年同期から249回減少した。12月18日には同国軍の
「大きなコートで最高の選手たちとプレーするのが好き」大坂なおみ選手 全豪オープンへの抱負を語る
20歳にして日本女子のエースの座を不動のものにした大坂なおみ選手。17年には全米オープンで世界ランキング6位のアンジェリック・ケルバー選手を破り、10月には同5位で、幼い頃から目標にしていたビーナス・ウイリアムズ選手を倒す殊勲もあった。大きな飛躍が期待される大坂選手が18シーズンへの抱負を語る。
中国軍艦が尖閣の接続水域を航行、日本は抗議
[東京 11日 ロイター] - 日本政府は11日、日本と中国が領有権を主張する尖閣諸島(中国名:釣魚島)の接続水域に中国軍のフリゲート艦が入ったとして、中国側に抗議した。国籍不明の潜水艦が尖閣の接続水域を潜航するのも確認した。 中国のフリゲート艦が尖閣領海のすぐ外側にある接続水域を航行するのは2016年6月以来、2回目。外国の潜水艦が同水域内を潜航するのを確認したのは初めて。フリゲート艦、潜水艦
トランプ氏、米朝会談の可能性に含み 「この先は分からない」
[ワシントン/ソウル 10日 ロイター] - トランプ米大統領は10日、米朝会談の可能性に含みを残す一方、今後の展開は「分からない」と述べた。 ホワイトハウスによると、大統領はこの日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と、9日に行われた南北高官級会談について電話で協議。韓国側に対し、米国は「適切な時期と状況の下」で北朝鮮と協議する用意があると伝えた。 韓国政府によると、トランプ氏は電話会談で
北朝鮮、韓国と核兵器巡る対話拒否 「核兵器は米国のみ対象」
[ソウル 9日 ロイター] - 北朝鮮は9日、韓国との今後の協議で核兵器について話し合うつもりはないとの考えを示した。核兵器は米国だけを対象としており、「同胞」である韓国は対象外であるためと説明した。 北朝鮮首席代表の李善権祖国平和統一委員会委員長は「原爆や水爆、弾道ミサイルなどあらゆる兵器は米国だけを対象としており、われわれの同胞や中国、ロシアを対象としていない」とした上で、「(核兵器は)北と
反トランプ派からも疑われる暴露本の信憑性、「新書と著者はゴミ」=ミラー大統領顧問
トランプ大統領に関するマイケル・ウルフ氏の新書「炎と怒り(原題:Fire and Fury)」の売れ行きは好調のようだが、ホワイトハウスのみならず日頃トランプ氏に批判的なジャーナリストまでその真実性に疑問を呈し始めている。さらに、事実との相違が相次ぎ発覚するなか、ウルフ氏自身の「創作癖」と過去のねつ造疑惑が指摘されている。CNNのインタビュー番組に出演したミラー大統領上級顧問は暴露本について「ゴミのような作者で、本もゴミのようなものだ」酷評した。
仮想通貨モネロ、北朝鮮の大学に流入か=米セキュリティ会社
[ソウル 8日 ロイター] - 米国に拠点を置くサイバーセキュリティー会社エイリアンボルトは、仮想通貨「モネロ」の採掘コードをインストールし、採掘した通貨を北朝鮮の大学のサーバーに送る仕組みのソフトウエアを発見したと明らかにした。 専門家は、国際社会の制裁下で新たな資金調達源を模索する北朝鮮にとって、仮想通貨は最善の外貨獲得手段だとみている。 このソフトの仕組みを調べたエイリアンボルトによると
【第一評】共産党とは一体何ものか
アヘン戦争(1840年)から始まった中国近代史。その後の四度の挑戦と対応をたどり、共産主義運動へ至る歩み、約1億人の不正常な死とほぼ全ての中国伝統文化・文明を代償に中国が選択した、言い換えれば中国が押し付けられたものがもたらした結果を分析する。
【第二評】中国共産党はどのようになり上がったのか
「説文解字」によると、「党」という字は、即ち「尚(なお)黒(くろ)」の二文字からなる。「党」、「党人」など、中国語の.中では貶す意味がある。孔子曰く「君子は矜(きょう)にして争わず、群して、党せず」。「論語」の注解よると、党とはお互いの悪と不正を隠し合うものである。中国の歴史の中にある小さな政治集団は、「朋党」とよく呼ばれるが、中国伝統文化の中では、良くない概念であり、徒党を組んだ悪い仲間という意味である。「党を結び」というと、「私利を営む」ことが連想される。
【第三評】中国共産党の暴政
中国共産党支配下の中国が辿った55年にわたる暴政の歴史を、階級闘争・宗教弾圧から文化大革命まで詳細に描写し、現代まで続く影響と社会の変容を考察する。
焦点:中南米で「女性大統領の時代」終焉の意味
Caroline Stauffer Mitra Taj [サンチアゴ 19日 ロイター] - チリのバチェレ大統領が3月に任期を満了するのに伴い、中南米における「女性指導者の時代」が終わりを迎える。政治的に右傾化する同地域で、女性の国家元首がいなくなる。 2010年ごろには、マチズモ(男性優位主義)で知られる中南米地域において、アルゼンチン、ブラジル、コスタリカとチリの各国で女性がトップの座に
アングル:「中国のエルサレム」で統制と闘うキリスト教徒
Christian Shepherd and Stella Qiu [温州(中国) 24日 ロイター] - キリスト教徒コミュニティーを多く抱え「中国のエルサレム」とも呼ばれる中国南東部浙江省の都市・温州は、子ども向けの宗教教育を巡る中国指導部と敬虔(けいけん)な信者たちの対立激化の最前線となっている。 公式には無神論の立場をとる中国共産党は、キリスト教の影響力を抑制するための取り組みを強
焦点:セクハラ告発急増、問われる「秘密保持契約」の是非
社会的に重要な立場にある男性による性的な不品行に対する告発が相次いでいることを受けて、弁護士たちは、長年にわたって使われてきた秘密保持契約を含め、こうした事件への対応を再考しつつある。 声を上げる女性(ときには男性も)が増えるなかで、被害者が過去のハラスメントや虐待の主張を話題にすることを禁じる秘密保持契約(NDA)を伴う和解が批判
【第四評】共産党は宇宙に反する
共産党の亡霊が侵入し、人性と自然を背く力を形成。文明を滅亡寸前に追いやる極悪勢力となった。
米北東部で猛吹雪、停電や航空便欠航も 死者14人に
[ボストン/ニューヨーク 4日 ロイター] - 記録的な寒波が1週間続く米国で4日、北東部が猛烈な吹雪に襲われ、東海岸一帯では前日からの吹雪で約8万戸が停電したほか、交通機関にも混乱が生じている。 これまでに悪天候に関連した交通事故や寒波による死者は少なくとも14人に上る。 4日は国内の航空便5千便以上が欠航。ニューヨークのラガーディア空港とジョン・F・ケネディ国際空港は視界不良のため航空機の
【第五評】法輪功への迫害における江沢民と中国共産党の相互利用
中国共産党は、その誕生の日からすでに正義及び善良を敵とみなし、弾圧を手段とした迫害を得意とし、一党で天下を統一する思想を持って、その統治基盤を統括してきた。共産党はその本性の故に、“真・善・忍”を恐れ、法輪功を敵視し、その法輪功への弾圧及び迫害もまた、偶然の中の必然となったのである。