国際 8つの病院が関与 約1500人分の偽出生証明

中国人の海外脱出止まらず 国籍のために「父親」を買う時代?=タイ

2026/07/28 更新: 2026/07/28

中国人の海外移住熱が、ついにここまで来た。

タイの有力英字紙『バンコク・ポスト』によると、タイ警察は、中国人夫婦らが子供に「偽のタイ人父親」を用意し、不正にタイ国籍を取得していた大規模な国籍偽装事件を摘発した。

タイ警察によると、犯罪グループは8つの私立病院と連携し、外国人の子供約1483人に偽の出生証明を発行していた疑いがある。これまでに37人を逮捕したが、そのうち19人は中国人だった。

摘発された中国人夫婦は、自分たちの子供2人にタイ国籍を取得させるため、面識もないタイ人男性2人に報酬を支払い、「実父」として出生届に署名させていたという。

警察は医療記録や出生届、DNA鑑定などから親子関係を偽装していたことを確認。事件に関与した子供が取得したタイ国籍はすべて取り消され、タイ当局は外国人関係者への法的措置を進めている。

タイ警察は、この事件は氷山の一角にすぎない可能性があるとして、同様の国籍取得ルートについて捜査を続けている。

中国では近年、景気低迷や将来への不安を背景に、海外移住を目指す人が増え、移住先も欧米だけでなく東南アジアへ広がっている。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
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