米、台湾に対する新ガイドライン導入 日本防衛副大臣「政府も検討し実施すべき」
ロイターの報道によると、米国のクリス・ドッド前上院議員、元国務副長官のリチャード・アーミテージ、ジェームズ・スタインバーグ両氏の3人が14日、台湾入りした。関連の報道を受けて、日本の防衛副大臣・中山泰秀氏は「先日米国務省は、台湾政府との接触制限緩和、新ガイドライン導入、接触ルール等の変更を行うと発表した。同内容をよく精査し、日本政府も米政府同様の方針を検討し、出来れば速やかに実施するべきだと思う」とツイートした。
日独情報保護協定が署名 インド太平洋地域の安全保障など協力深める
3月22日、茂木敏充外務大臣とイナ・レーペル駐日ドイツ大使との間で日独情報保護協定が署名された。日本外務省およびドイツ大使館が発表した。同協定は、日独政府間で交換される国家安全保障に関わる秘密情報を、双方の政府が自国法に基づいて保護する措置などについて定めたものだ。双方は署名後、懇談を行い、茂木外務大臣はドイツがインド太平洋にフリゲート艦を派遣することに歓迎の意を表した。
抑止力・即応性の強化へ 沖縄県の尖閣諸島で日米合同演習実施=報道
報道によると、16日午後に防衛省で行われた日米防衛相閣僚会談のなかで、岸防衛相とオースティン米国防長官は、尖閣諸島の有事に備え、自衛隊と米軍による共同演習を実施することで一致したという。
防衛大学校500人卒業 菅首相「訪米で日米関係の強化に取り組む」
3月21日、防衛大学校(神奈川県横須賀市)では卒業式が行われた。陸・海・空自衛隊の将来の幹部自衛官となる今年の卒業生は本科、研究科合わせて約500人。出席した菅首相は祝辞で、複雑化する安全保障環境下で、同盟国や友好国の協力の必要性を強調し、4月予定の訪米を通じて日米関係の強化に取り組むと語った。
新型護衛艦「もがみ」進水 ステルス性備え機雷戦も対応可能
最新鋭のステルス護衛艦「FFM」の1番艦の命名・進水式が3月3日、三菱重工業長崎造船所で行われ、「もがみ」と命名された。「FF」は「フリゲート(Frigate)」を意味し、「M」は「多目的(Multiple)」や「機雷(Mine)」を意味する。ステルス性を有し、少人数で運用することができ、なおかつ機雷戦に対応可能なこの艦は、自衛隊の中でも画期的な存在だ。なお、艦名は山形県を流れる最上川に由来する。
日本の防衛研究所レポート 中国軍「徐々に先制攻撃を重視するようになる」
日本の防衛省傘下のシンクタンク防衛研究所は最新のレポートで、中国軍が民間企業が開発した人工知能の技術を、サイバー空間や宇宙における攻撃力の強化に利用しようとしていると分析した。
防衛価値が最も高いのは日本 中国の軍事脅威巡り=米CSISが各国有識者に調査
米国の有力シンクタンク・戦略国際問題研究所(CSIS)は対中国政策について、米国や日本、欧州のオピニオン・リーダー(Thought Reader)の840人あまりからの意見をデータ化した。
河野防衛相、中国は「安保上の脅威」と明言
河野防衛大臣は9月9日、米シンクタンクのイベントで中国当局が東シナ海にまで、海上軍事力を拡大しようとしていると警告し、日本安保上の「脅威だ」と発言した。日経アジア・レビューが9月10日伝えた。
日本主催でサイバー演習 中露の攻撃を念頭 米欧ASEAN20カ国参加を想定
今秋、政府主催で米国や欧州、東南アジア諸国連合(ASEAN)など20カ国の参加を見込んだ共同のサイバー演習を実施する。電力や水道など重要インフラを狙うサイバー攻撃を想定している。日経新聞が8月9日、報じた。
情報協定ファイブ・アイズに日本加盟を 河野太郎防衛相と英議員が有効性を主張
中国からのデカップリングに備えて、英国の議員は、現在のファイブ・アイズの同盟を日本を加え、現在の情報協力を戦略的経済協力にまで拡大する可能性があることを明らかにした。
中国念頭に批判 印太平洋の動きは「危険で威圧的」三国防衛相が共同声明を発表
インド太平洋地域における中国の軍事力を伴う拡張行動について、米国と日本、オーストラリアの防衛担当大臣は共同声明を発表した。「威圧的で一方的な行動に強く反対」と記し、3カ国は部隊を相互運用し、連携を強化する。
日本国産のステルス戦闘機 2031年めどに生産開始目指す 防衛省
防衛省は、航空自衛隊のF2戦闘機の後継となる次期戦闘機について、2031年度に初号機の製造を始めるというスケジュールの案を示した。自民党の議員連盟の会議で述べた。防衛相は、戦闘機開発について、米国と英国との協議も加速させている。
特定秘密保護法が改正 対中防衛で情報共有が米から英仏など4カ国へ拡大
このほど、政府は国の安全保障に関する機密を保護する特定秘密保護法を5年ぶりに改正した。これにより、対中国防衛を念頭に情報共有網を米国からインド、オーストラリア、英国、フランスに拡大する。中国の軍事動向の監視強化や自衛権の拡大、防衛装備品の開発などで協力できるようになる。
ウイルス流行のなかで活発化する中国の軍事的挑発行為 河野防衛相や米議員が批判
河野太郎防衛相は13日、東京都内で講演し、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染が拡大する中で、軍事的挑発行為を続けている中国について「極めてけしからん」と批判した。産経新聞が報じた。西太平洋に展開する米軍空母では580人以上の集団感染が起き、即応性が低下するなか、中国人民解放軍の地域活動が活発化している。
米ポンペオ長官、「西側の価値は勝利する」独安全保障会議
ポンペオ米国務長官は2月15日、ルールに基づく国際システムを混乱させたとして、中国、ロシア、イランを批判し、最終的には西側の価値が勝利を収めると主張した。
米エスパー国防長官、これまでで最も強硬な対中演説 独安全保障会議
エスパー米国防長官は2月15日、中国共産党政権が、西側諸国の知的財産権を盗み、規模の小さな隣人を脅迫し、あらゆる手段を使って優位を獲得しようとしていると批判した。ドイツで開かれているミュンヘン安全保障会議で発言した。
中国国防長官から「国賓来日に向けて世論統制を」河野防衛相が断る
河野太郎防衛相は17日、衆議院の安全保障委員会のなかで、中国軍トップから、習近平主席の国賓来日に向けて、世論統制を促されていたことを明らかにした。
中国の力を使った現状変更の試みに目をつぶらない=河野防衛相
訪米中の河野太郎防衛大臣は14日、中国政府の船が毎日、沖縄県尖閣諸島の接続水域に入っており、領海侵犯は平均して月に3回と述べた。
河野太郎防衛相、ドーハで演説「侵略者は代償を支払う」中国の軍事活動に警告
日本の河野太郎防衛大臣は12月中旬、カタールのドーハで開かれた「ドーハ・フォーラム」で演説し、中国の南シナ海における活動に対して憂慮すると述べた。また、自国の境界以上に勢力を拡大する「侵略者は代償を支払う」と強く警告を発した。
日台関係の強化を提唱「台湾防衛は日本防衛に」=専門家
台湾周辺での中国の軍事活動の増加に対応して、米国は台湾関係の強化を行っている。東アジア地域の安定を脅かす中国の軍事活動を抑制するため、米国の台湾対応は重要となる。日本の専門家は、日本と台湾とも関係を強化を行うよう提唱している。
中国軍の領空侵犯638回 無人機も初確認 防衛省と海上保安庁は対応増強へ
防衛省は4月、航空自衛隊による2018年の緊急発進についてデータを公表した。同年は前年比95回増の999回で、統計を始めた対領空侵犯措置の開始された1958年以来、過去2番目の多さとなった。
防衛白書、中国の急速な軍事力強化に強い警戒感
防衛省がまとめた日本の防衛政策や世界各国の軍事・防衛現状に関する報告書、平成30年版防衛白書は28日の閣議で了承された。同報告書では、中国国内政治・経済情勢などを挙げながら、急速な軍事力強化や軍事的脅威をあらためて指摘された。また日米軍事同盟の重要性を強調した。
日本防衛費増の動き「仮想敵は中国」とロシア期待
NATO加盟国は、ロシアの脅威に対抗するために軍事費を増加させる。足並みを揃えて、日本の防衛予算もGDP2%を目標に掲げる動きがある。ロシアは、日ロ関係が積極的に発展するなか、日本の軍備強化は対中国が目的となるよう希望している。
中国軍機5機、沖縄本島と宮古島間を通過 台湾周辺空域での活動活発化
防衛省統合幕僚監部は23日、中国軍機5機が同日、沖縄本島と宮古島の間にある宮古海峡の上空を通過したと発表した。自衛隊は緊急発進(スクランブル)するなどして対応した。
台湾国防白書「中国は2020年までに台湾侵攻整える」強制統合のため
【大紀元日本10月11日】台湾国防部(国防省)が9日に発表した国防白書によると、中国は2020年までに台湾を強制的に統合させるため侵攻する準備と能力を整えるという。緊迫した白書の内容は、馬政権になり台
中国初の空母、来年にも誕生か 軍事拡張への疑念が強まる
【大紀元日本12月28日】中国が購入した旧ソ連製空母ワリャーグの修復作業は、米軍事専門家の当初の予想より1年早く進んでおり、来年の7月1日、中国共産党建党90周年のタイミングで運用が始まる可能性が高
中国焦点の新しい防衛大綱 当局は「発展に口を出すな」と強く反発
【大紀元日本12月21日】政府は17日、6年ぶりに見直された「防衛計画の大綱」と「中期防衛力整備計画」を閣議決定した。新しい大綱は、中国の海軍力の増強や北朝鮮の軍事的挑発など北太平洋での動きが活発化