中国共産党の浸透と脅威 そのメカニズムと対策
代表制民主主義、自由、平等など、憲法に定められた米国のコミットメントが今や、中国共産党によって最も深刻な脅威にさらされている。
台湾・蔡英文総統、バルト3国議員団と会談 権威主義と偽情報への対抗を呼びかけ
台湾の蔡英文総統は29日、台北の総統府でバルト3国の議員団と会談した。武力侵攻をちらつかせる中国共産党などを念頭に、権威主義の拡張と偽情報の脅威に対抗すべく連携を強化し、自由と民主主義を守るよう呼びかけた。
中国当局、イタリア政界をシャープパワーで浸透=最新報告書
チェコとイタリアのシンクタンクはこのほど、中国当局によるイタリア政界への浸透工作について研究報告書を共同作成し発表した。報告書は、中国側はイタリアの中央政府や議会、地方政府に対して全方位から勢力浸透を行っていると指摘。
日台交流サミット、中共の圧力押し退け開催 台湾の国際機関加盟を支持する「神戸宣言」を採択
日本と台湾の地方議員による「日台交流サミット」が12日、神戸市内で開催され、国際機関への台湾の加盟を支持する内容等を盛り込んだ「神戸宣言」が採択された。中国大使館から開催中止を求める圧力があったにもかかわらず、会場には過
「官製バブル」中国共産党の失策が恒大危機を招いた
中国の不動産大手の恒大集団の債務危機と、それに伴う世界的な不安は続いている。この原因の多くは、中国共産党の失策と欺瞞にあると考えられる。彼らは、複雑な市場原理を考慮せずに政策を進めてきた。
「反中共」芸能人チャップマン・トウ、台湾でM6.5の地震に遭遇するも「香港加油!」
昨年末から、台湾に移住してきた香港の俳優、チャップマン・トウ(杜汶沢)氏は時々フェイスブックで自らの生活を投稿している。香港から台湾にやってきた彼は、台湾でマグニチュード6.5の地震が発生した後、その様子を投稿した。
日本をぐるりと航海する中露艦隊…前例のない行動に危機感示す専門家「日本は本気でやってくる相手に対処できず」
防衛省は23日、中国とロシアの海軍駆逐艦など計10隻が、鹿児島県・佐多岬と種子島間の大隅海峡を22日に通り、東シナ海に向かったと発表した。中露艦艇が同海峡を通過するのは初とのこと。前例のない行動が立て続けに起こるなか、専
中国共産党風刺ソングが大ヒット 新疆人権や台湾独立など言及 5日で900万再生回数
Nameweeとキンバリー・チェンの中共体制を揶揄するコラボ曲『玻璃心』(ガラスの心)が15日、YouTubeで公開されてからわずか1日で100万回の再生回数を記録していたが、2人の微博アカウントは閉鎖されてしまった
中共人権弾圧の犠牲者追悼集会を妨害 中国人男ら書類送検=警視庁公安部
中国共産党による人権弾圧の犠牲者を弔う集会に乱入した中国人の男らが20日、威力営業妨害の容疑で警視庁公安部によって書類送検された。中国共産党が海外で行う浸透工作の影響が浮き彫りになった。作家の三浦健太郎さんは取材に対し、
「まるで中共」中国系住民、米司法当局の批判的人種理論めぐる対応を非難
中国系女性、シ・ヴァン・フリートさんはこのほど、批判的人種理論(CRT)をめぐって、全米教育委員会連合と米司法省を非難した。
中国共産党の支援が断たれれば金体制は1日たりとも機能しない=脱北者パク・ヨンミさんインタビュー(2/6)
13歳で北朝鮮を脱出したパク・ヨンミさんは、山を越えて凍った川を渡り、中国へ渡った。しかし、中国で人身売買に遭う。苦痛から脱するためにモンゴル経由で韓国に亡命した。これまで脱北者のなかで、中国における残忍な北朝鮮人に対す
台湾防衛は時間との勝負 先送りせず着実に行動に移すべき
台湾問題では、中国共産党が「一つの中国」原則を主張している。私の理解では、中国のそのような主張に対して、米国は「中国がそのような主張をしていることは理解している。だけど米国の立場は違う」というスタンスだ。
人気女優・鄭爽 中共の腐敗に「もう黙っていられない」 脱税容疑で怒り心頭
中国の女優・鄭爽(さんは脱税容疑で当局から計2.99億元(約50億円)の罰金を受け、事実上の芸能界追放となっている。
英国元保健相、中国共産党による臓器強制摘出を非難「最も凶悪な犯罪のひとつ」
中国共産党が良心の囚人を殺害し、その臓器を販売するという蛮行に対して、欧米の政治家が非難を強めている。NGO団体が主催したオンライン形式の国際サミットに出席した英国の元保健相フィリップ・ハント卿は、臓器の強制摘出を「最も
周辺国を蝕む中国共産党の「3K」政策 日本はどう対処すべきか
先日、中国共産党軍の作戦機が台湾の防空識別圏(ADIZ)に侵入した。これは明らかに事態をエスカレートさせるものだ。中国共産党は尖閣に対しても同じような策略を取ってきた。私はこの策略を「3K政策」と呼んでいる。
北京冬季五輪のボイコット訴え…都内でデモ 岸田新政権の人権問題対応に注目
中国共産党が1949年に政権を奪取してからすでに72年が過ぎた。人権弾圧を受けているウイグル人やチベット人などの団体が2日、東京・渋谷でデモを行い、2022年北京冬季五輪のボイコットを呼びかけた。先日行われた自民党総裁選で選出された岸田文雄総裁に対し、公約を実践し人権問題に取り組むことを期待する声も聞こえた。
「弾圧を停止して」中国大使館前、法輪功学習者が風雨のなか訴える
「法輪功に対する弾圧を停止して」「人権弾圧をやめて」ー。大雨のなか。日本の法輪功学習者は10月1日、東京の中国大使館前で静かに訴えた。72年前のこの日、中国共産党が政権を奪取して以降、伝統価値を重んじる多くの中国人にとって受難が始まった。
3.8億人が中国共産党から脱退 米ペンシルベニア州上院が表彰
9月26日、在米の法輪功学習者がフィラデルフィアのチャイナタウンで集会を開き、22年続く中国共産党による法輪功迫害の停止を訴えた。集会登壇者らは、中国共産党とその関連組織から離脱した3億8000万人の中国人の決断を讃え、同州下院議会が交付した、法輪功および脱党者に対する表彰状を紹介した。
選挙介入、SNS操作…仏最新報告書が暴く中国共産党の影響工作
フランス国防省傘下のフランス軍事学校戦略研究所(IRSEM)は9月20日、中国共産党が国内外で行っている様々な影響工作などを分析した長編の報告書「中国(共産党)の影響工作」を発表した。外国の選挙に対する介入や世論操作、戦狼外交などの具体的な手法と、その根底にある基礎的な概念や具体例までを詳述し、分析を加えた。これらの手段は最終的に中国共産党のイメージダウンと弱体化につながるため、全体的に失敗であると断じた。
米国、対中外交政策の強化へ 「中国監察員」増員や「チャイナハウス」設置も=報道
報道によると、米国務省は中国当局の対外的な動きを監視・追跡するため、中国問題を専門に担う人員を増やす方針だという。海外における中国当局の活動を監視する「中国監察官(China Watch Officer)」のアイデアはトランプ政権時代に創設されたが、現バイデン政権もこの影響力を増強させる。
国際団体が「強制臓器摘出の阻止と撲滅に関する世界宣言」を発表 中国共産党の蛮行を阻止するよう呼びかける
9月26日、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの5つのNGOが共同で開催する「強制臓器摘出の阻止と撲滅に関する国際サミット」が閉幕した。主催団体の統計によると、19か国から38名の専門家がサミットに参加し、オンラインで行われた6つのセッションは合計数十万人が視聴したという。主催団体はサミットの最終日に「強制臓器摘出の阻止と撲滅に関する世界宣言(Universal Declaration on Combating and Preventing Force Organ Harvesting)、別名:生存
日本の大学31校、留学生の身元確認を厳格化 中国への技術流出を念頭に=報道
報道によると、日本の大学31校が先端技術分野の外国人留学生に対して身元調査の厳格化を実施、または検討しているという。中国共産党が掲げている「軍民融合」戦略に対する警戒感が高まっており、留学生らを通じた技術流出を防ぐために、日本政府は先端技術に対する管理を強化しつつある。
教師が信仰を理由に違法判決を受ける 18年から21年で約100人
明慧ネットの統計によると、2018年1月から2021年8月にかけての3年7カ月間に、中国大陸で教師を務めていた法輪功学習者の101人が中国共産党によって不法逮捕され、迫害が加えられた。最高齢は85歳だった。そのなかには、中国共産党の迫害により30人が亡くなり、百人以上が中国共産党に拉致されたり、嫌がらせを受けたりしたことがある。
台湾、人材流出の防止に法改正 技術者は中国渡航前に審査必須
台湾政府は、中国政府が台湾のハイテク産業から技術を盗み、人材を引き抜いている問題に対処するため、出国手続きの厳格化という対策を講じた。改定された条例によれば、公的補助金を受けた技術者や企業は、中国に渡航する前に申請が必要で、審査当局の承認を経なければならない。
カッコいい、カリスマ性ある…加首相もてはやす中共出版社 自叙伝を政治利用か=報道
ジャスティン・トルドーを出版したカナダの出版社が中国の国有出版社と合意して、同氏の自伝の中国語版を中国で出版していたとして、物議を醸している。政府高官や中国専門家らは、双方の接近につながりかねないとして懸念を示している。
対中姿勢、安全保障…自民党総裁選候補者の政策とは
4人の候補者の熱い論戦が展開されている自民党総裁選は、29日の投開票日まで残るは8日となった。来たる10月4日に招集される臨時国会で誕生する日本の第100代首相を選ぶ選挙でもあるため、今回の自民党総裁選は日本の次期リーダーを決める「総理選」とも例えられている。拡張を続ける中国共産党と、それを封じ込めようとする民主主義諸国との対立が深まるなか、自民党総裁選は日本一国のみならず、地域情勢をも影響しうる。日本が直面する外交や安全保障の課題に対して、各候補者はどのような見解を示しているのか。
「日本のために死ぬ覚悟はあるか」 元米海兵隊関係者が明かす現場の声
米軍のアフガン撤退は、中国共産党に対抗するための戦略転換であるとの見方が示されている。それは同時に、米軍の駐留や支援は相手国の強固な意志があって初めて成り立つものであるというメッセージをも発信した。安全保障環境が大きく変化するなか、専守防衛を貫く日本はなにができるのか。そして憲法的制約が厳しい日本について、米軍人はどのように思っているのか。あまり語られることがない現場の米軍兵士や指揮官たちのメンタリティーについても話を伺った。
米軍のアフガン撤退は正しい判断だった 元米海兵隊関係者が語るその理由
米軍のアフガン撤退を巡っては、様々な意見と憶測が飛び交っている。米軍撤退後のアフガニスタンに中国共産党が触手を伸ばしているとの報道もあり、アジア情勢は依然として不安定さが目立っている。アフガン撤退は正しい選択だったのか、そして米国内部ではどのような問題が起きていたのか。安全保障問題に詳しいロバート・エルドリッヂ氏が語る。
河野太郎氏、自身の業績をアピール 多国間枠組み構築に言及=総裁選出馬会見
河野太郎大臣は10日午後、都内の議員会館で自民党総裁選への出馬を正式に表明した。会見では政治に対する想いや自身の業績についてアピールし、具体的な政策はパンフレットへの記載にとどめた。また、中国共産党を名指しはしなかったものの、高まる脅威に対処することについて述べたうえで、多国間の枠組みを構築していく考えを示した。
アフガンのバグラム旧米空軍基地、中国が利用のために調査開始=報道
米メディアによれば、中国の関係者は2年後の開発計画を見据えて、アフガニスタンにある旧米軍施設バグラム飛行場の視察を検討している。20年あまりの米軍駐留中では作戦や物流の要だった同飛行場が、中国の影響下に置かれる恐れがある。