中国、軍事演習の「常態化」目指す 台湾国家安全局長が指摘
台湾国家安全局の蔡明彥・局長は11日、中国が平均して7─10日おきに台湾付近で「共同戦闘準備哨戒」を行っていると指摘、中国軍が台湾付近での演習を「常態化」しようとしていると述べた。
中国気球は航空安全脅かす、台湾「心理戦」と非難
台湾国防部(国防省)は6日、重要な総統選挙・立法委員(国会議員)選挙を13日に控える中、中国が台湾周辺や上空に気球を飛行させて航空安全を脅かしているほか、台湾市民に心理戦を仕掛けていると非難した。
中国「偵察気球」、台湾の選挙を前に連日台湾上空を通過
13日の台湾総統選挙をわずか10日後に控え、中国のいわゆる「偵察気球」と疑われる物体が2日連続で台湾上空を通過した事実が明らかになった。これをめぐり、中国が台湾総統選挙に介入しようとしているのではないかという分析が懸念されている。
3日、台湾国防部によると、前日午前6時から同日午前6時まで、中国の気球4個が台湾海峡の中央線を越えて台湾方向に移動し、このうち3個は台湾上空を西から東に渡って通過した事実が確認された。
中国気球、2日連続で台湾本島上空に 新竹の空軍基地付近を飛行
台湾国防部(国防省)は4日、3日に中国の気球3機が台湾海峡を横断し台湾上空に飛来したと発表した。うち1機は台湾本島上空を飛行したとしている。
中国からの気球、脅威レベルに応じて対処へ=台湾国防部
台湾国防部(国防省)は20日、中国の気球が何度か台湾海峡の中間線を越えた問題について、脅威レベルに応じて対処する方針を示した。
中国気球、台湾海峡中間線越える 今月3回目=台湾国防部
台湾国防部(国防省)は19日、中国の気象観測用とみられる気球1機が18日に台湾海峡の中間線を越えたと発表した。国防部が中国の気球を付近で発見したと発表するのは今月に入り3回目。
中国気球、台湾海峡中間線また越える 台湾国防部が発表
台湾国防部(国防省)は18日、中国の気象観測用とみられる気球2機が17日に台湾海峡の中間線を越えたと発表した。国防部が中国の気球を付近で発見したと発表するのは今月に入り2回目。
豪州軍艦が台湾海峡を通過
台湾国防部は、2022年11月24日、豪州の軍艦が11月23日に台湾海峡を通過し南方へ向かったと発表した。国防部は、軍艦の動向を終始監視し、高度な警戒を保っていると述べたが、詳細は明らかにしていない。
【分析】転換点迎える東アジア情勢 束縛脱した日本が果たすべき主導的役割
東アジア情勢の緊迫感が増すなか、日本は歴史的な転換点を迎えている。「AUKUS」への加盟検討や地域の同志国への防衛装備移転など、「平和憲法」の束縛を脱しつつある。
「ドルが中共を潤すのを阻止」米下院、対中投資の透明性を高める法案発表
米下院国土安全保障委員会のマーク・グリーン委員長は16日、対中投資の詳細を開示するよう連邦政府に求める法案を発表した。