トランプ政権、対中関税を発動「米朝首脳会談をかく乱したから」=米メディア
米ホワイトハウスは29日、500億ドル相当の中国製品に対して25%の追加関税を課すると発表した。6月15日までに対象製品のリストを作成し公表するとともに、速やかに制裁関税を課すとした。
米朝首脳会談の中止、中国人がどう見ているのか
中国国内では、米朝首脳会談の中止が報じられると、ネットユーザーらは次々と、「北朝鮮の計略を見透かした」とトランプ氏への支持を書き込んだ。
トランプ大統領、習主席は「世界級ポーカープレイヤー」北朝鮮の態度変化の関与疑う
米トランプ大統領は5月22日のホワイトハウスでの記者会見で、北朝鮮の金正恩委員長が2回目の訪中後に対米態度を変化させたことについて、中国側の関与を疑っていることを示唆した。また、中国の習近平主席について「世界級のポーカープレイヤーだ」と、その駆け引き能力を例えた。
金正恩氏、態度急変 米朝首脳会談はあるか
「ごろつきは、着飾ってもごろつきだ。」こう話すのは大紀元のコメンテーター・夏小強氏。「金正恩氏は南北首脳会談でどんなに良い笑顔を見せても、肝心な時にごろつきの本性を丸出しにするのだ」
日本の外交青書2018 中国の「力による一方的な現状変更、断じて認めず」
政府はこのたび、年次の外交青書を発表した。東アジアの安全保障と日本に対する脅威について、北朝鮮のほか中国に関して多く記述。「中国の透明性を欠いた軍事力の強化と一方的な現状変更」は断じて認めないとし、関係国との連携を強化しながら意思疎通を強化していくとした。
劉鶴副総理が訪米 専門家「米のアメとムチで中国が譲歩」
米中貿易摩擦が勃発するなか、中国の劉鶴副首相は15から19日にかけて訪米し、通商交渉を再開する。これに先立って、トランプ米大統領は13日、米政府による制裁で経営が危ぶまれている中国通信大手、中興通訊(ZTE)の事業再開に協力すると表明した。大統領はツイッターで、中国で多くの雇用が失われる可能性があると理由を説明した。専門家はトランプ氏が「アメとムチ」で中国に譲歩を迫っているとみている。
大富豪・呉小暉氏に懲役18年、1800億円の資産没収 習氏「迅速に処理」と指示
中国の上海第1中級人民法院(地裁)は10日、安邦保険集団元会長の呉小暉氏に対して、詐欺と職権乱用の罪で懲役18年の実刑判決を言い渡した。また、呉氏の個人資産105億元(約1800億円)を没収するとした。金額として、過去最高とみられる。
金委員長が再訪中 中国「北朝鮮カード」を再発動か
中国政府系メディアは8日、習近平国家主席が7~8日にかけて、中国東北部にある遼寧省大連市で北朝鮮の金正恩労働党委員長と会見したと報道した。金委員長の訪中は3月末に続き、40日ぶりの2回目。中朝要人がこのほど頻繁に会う背景には、中国当局が抱える米中通商問題に関係する上、朝鮮半島の非核化をめぐる中国側の孤立化回避の思惑があるとみられる。
中国当局、外相の訪日で関係改善を急ぐ理由
第4回日中ハイレベル経済対話は16日午前から開催された。訪日中の中国の王毅外相と河野太郎外相が議長を務めた。中国側から劉昆・財政部長と鍾山・商務部長も出席した。外務省の発表によると、日中双方は互いに取って重要な経済分野での協力パートナーであることを確認したほか、国際経済の発展やグローバルな課題で責任ある役割を果たすことで意見が一致した。
習近平氏、市場開放の継続を表明
中国の習近平国家主席は10日、海南省で開催された経済会議、博鰲(ボーアオ)アジア・フォーラムで講演を行い、自動車関税引き下げ、市場開放、知的財産権保護などを表明した。習主席は、米中間の通商問題について初めて言及した。
デブデブデブも禁止?金正恩氏の訪中で検閲ワード目白押し
北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長は3月25日から28日、中国を訪問し、習近平・国家主席と会談した。北朝鮮の指導者の訪中は、2011年の金正日氏以来、7年ぶり。
速報:習近平氏、訪朝要請を受け入れ=北朝鮮国営通信が報道
中国の習近平国家主席は、北京で初首脳会談した北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長からの訪朝要請を受け入れた。北朝鮮国営メディア朝鮮中央通信が28日に報じた。
金正恩氏が電撃訪中?「中国は支配を維持したい」=専門家
米朝会談に向けた動きが国際的に注目される中、このたび、金正恩・朝鮮労働党委員長は中国北京に極秘に訪問したと報じられた。中国専門家によると、北朝鮮が中国から離れ、米国に接近することを恐れる中国共産党当局は、北朝鮮を引き続き経済と外交の面で「縄で縛る」ほど管理下に置くことを望んでいるとみている。
習近平政権2期目スタート 指導部新人事から読み取るもの
中国の第3期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)第1回会議は20日閉幕した。開催期間が16日間にわたる異例の長さとなった今回の全人代会議では、国家主席・副主席の任期撤廃をめぐる改憲案が通過し、国家副主席や最高行政機関である国務院総理・副総理などの主要人事が決定された。
中国、北朝鮮問題に焦りも、「北が米国に接近」=専門家
韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)・大統領府国家安保室長は12日訪中し、習近平国家主席、楊潔篪国務委員、王毅外相と相次いで会談した。鄭室長は、今月初めに韓国特使団が北朝鮮・金正恩朝鮮労働党委員長との会談と、米朝首脳会談をめぐり米国のトランプ大統領との会談について中国側に報告した。専門家は、北朝鮮が経済的に依存する中国当局の影響下から抜け出し、直接米国への接近を強化するとの見方を示した。
1強にこだわる習近平、胡錦涛の二の舞を危惧か
中国第13期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の第1回会議は5日に行われた。会議中、国家主席・副主席の任期撤廃を含む憲法改正案の草案が公表された。
中国、国家主席任期を撤廃へ「共産党はそもそも独裁政権」=中国問題専門家石濤
先週末、中国メディアは国家主席の任期撤廃を報じ、激震が走った。今度の憲法改正で焦点となったのは「中華人民共和国憲法」79条第3款の「国家主席と副主席の任期が2期を超えてはいけない」という内容であり、3月に開かれる全人代(国会相当)を通過すれば改正される。
中国の国家主席任期撤廃案「習氏によるクーデター」=専門家
中国当局は24日、第19期中央委員会第3回全体会議(3中全会)の開催と発表した。これに続いて、中国政府系メディアの英字版が25日、3月開催の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)に対して国家主席の任期撤廃に関する憲法改正案を提出したと報道した。
習氏の経済ブレーン・劉鶴氏が急きょ訪米 貿易戦争回避を図るためか
中国の習近平国家主席の経済ブレーン、中国共産党中央政治局委員で中央財経指導グループ弁公室主任の劉鶴氏(66)が2月27日から5日間の日程で米国を訪問する。米中関係は貿易摩擦で緊張するなか、米側と二国間の貿易交渉などで会談する予定だ。
中国当局 3月国家主席の任期撤廃を審議
中国共産党中央委員会がこのほど、現行憲法が定める「2期10年を超えてはならない」との国家主席と副主席の任期を撤廃するなど憲法改正の提案書を発表した。習近平国家主席は2022年以降も、国家主席を続投する可能性が高くなった。
トランプ大統領訪中時「核のボタン」めぐり騒動、中国警備員を取り押さえ=米メディア
トランプ大統領と米政府訪中団が昨年11月、北京の人民大会堂を訪れたとき、「核のボタン(核のフットボール)」を所持していた米軍の特殊部隊員の入室を中国警備員が阻止したため、一時騒動が起きたという。米メディアAxiosがスクープ記事として19日、複数の米国当局関係者の話として報じた。
王岐山氏の新ポスト「2中全会で確定」と香港紙報道、直後記事を削除
憲法改正などを議論した中国共産党の第19期中央委員会第2回全体会議(2中全会)が2日間の日程を終え、19日に閉幕した。香港メディアによると、同会議では、中国指導部は王岐山・前党中央規律検査委員会書記が新たな要職に就くことが確定された。海外中国語各メディアが相次いで転載したが、報道した香港メディアは現在同記事を削除した。
「法輪功学習者への迫害停止を」スロバキア国会議員39人が習近平氏に書簡
中欧・スロバキア共和国の国会議員39名が習近平氏に書簡を送付、法輪功学習者やチベット・ウイグル人等に対する弾圧を停止するよう求めた。議員諸氏は4つの党派からなり、スロバキア国会の4分の1強に相当する。書簡では中国共産党政権の弾圧政策を糾弾し、迫害の責任者・江沢民らの責任を問うよう求めた。書簡は2017年12月7日、世界人権デーに首都ブラティスラヴァから発送された。
中国当局、1月の2中全会で憲法改正を議論 習氏3期目の布石か
中国共産党中央政治局は27日の会議で、第19期中央委員会第2回全体会議(2中全会)を来年1月に北京で開くと決定した。同会議でおもに憲法改正案について協議する。改正案が通過すれば、中国共産党が1982年以降、5回目の憲法改正となる。
閣僚級3人失脚 2期目の習指導部、反腐敗運動を緩めず
10月の党大会閉幕後、2期目を発足させた中国の習近平政権は、汚職・腐敗取り締まりの強化を続けている。この約2カ月の間、すでに3人の省レベル(閣僚級)高官が失脚した。また、1人の軍高官が汚職容疑の調査中に自殺した。
習近平氏は金正恩氏との決別を選ぶ=専門家
北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長は今月17日、中国の習近平国家主席が派遣した特使と面会しなかった。金委員長が中国の特使が帰国した直後に、国内軍当局に対して粛清を始めた。ほぼ同時に、中国側が北朝鮮への航空便を停止し、中朝国境にある中朝友誼橋の通行をもストップした。中朝関係がさらに冷え込んだとみられる。専門家は、習主席が今後北朝鮮金政権との決別を選ぶ可能性が高いとの見方を示した。
習近平氏への崇拝行為 中央政府が禁止令か
中国国内では最近、習近平国家主席への崇拝を促す動きがみられた。貴州省内では官製メディアは連日に習氏を「偉大なる領袖」と讃え、省内一部の地区で学校などが習氏の肖像画を掲げ出した。いっぽう、中央政府がこうした崇拝行為を禁止する命令をくだしたもよう。
日中関係が改善の兆し 人民日報の記事にも変化
安倍晋三首相は先週末、東南アジア諸国に訪問した際、中国の習近平国家主席と李克強首相とそれぞれ長時間の首脳会談を行った。日中両国が国交樹立以降、異例な対応となった。中国共産党機関紙・人民日報もこのほど、習主席と安倍首相が握手しながら微笑みを見せた写真を掲載し、習近平政権の日中関係改善に前向きな姿勢を示唆した。
トランプ氏訪中 「秘密兵器」で習近平氏と共に「ネット封鎖の壁」乗り越える
ツイッターが中国政府によりシャットアウトされている状態でトランプ大統領はいかにしてツイートしたのか。これについて様々な憶測がなされるなか、トランプ氏一行が中国共産党のネット封鎖を突破できる「特殊設備」を携帯していたとホワイトハウスの関係者が言及した。一方中国国内ではジョークとして、トランプ氏は習近平氏と共に「壁」を乗り越えたと言われた。
【写真】トランプ米大統領の訪中 紫禁城見学、アラベラちゃん放映
アジア歴訪中のトランプ米大統領は、11月8~10日に中国を訪問して皇帝級のもてなしを受けたと言われている。写真でトランプ大統領の中国訪問を、写真で振り返る。