リトアニアの「台湾代表処」開設に中国が反発 連鎖反応危惧か
東欧リトアニアは8月、台湾との間に出先機関の開設を決定した後、中国との関係が悪化した。リトアニアと中国は9月3日、双方の大使を呼び戻した。中国が反発する背景には、台湾問題が連鎖反応を引き起こし、さらに多くの東欧国家が中国との「17+1」協力枠組みから離脱することを懸念しているとみられる。リトアニアは5月、同枠組みから脱退した。
米国人の過半数「中共が台湾侵攻するなら防衛するべき」=世論調査
米国のシンクタンクが実施した調査によると、半数以上の米国人が、中国共産党軍の台湾侵攻に対して米軍の派遣を支持していることが分かった。米軍のアフガン撤退表明以降、中国共産党は米国の国際的な優位性を引き下げ、台湾への関与を排除しようとプロパガンダを発信しているが、米世論は真逆の結果を導き出した。
【独占取材】日華議員懇談会・古屋圭司会長 日本と台湾の絆は一日にしてならず、米国と力合わせて台湾守る
中国共産党が軍備を増強し「赤い革命」を海外へと輸出しようと画策するなか、民主政を敷く日本と台湾の関係が再び重要度を増している。台湾は現在、日本と正式な国交を持っておらず、古屋圭司衆議院議員が会長を務める日華議員懇談会を通して関係を維持している。古屋氏は台湾とのつながりが深く、台湾の国宝の来日を実現させるなど、日本と台湾の信頼関係の構築に尽力してきた。
台湾=アフガン?中国国営メディアの分断工作 米台政府が批判、立場も明確化
アフガニスタン危機発生後、中国共産党機関紙、人民日報系の「環球日報」は16日、「今日のアフガニスタン、明日の台湾」と題した社説を発表し、「アメリカはいざという時には台湾を見捨てる」と煽り、台米関係を分断する論調を展開している。 米台両政府はこれを批判し、それぞれ立場を表明している。
中国、台湾に最も近い島付近で海上空港を建設へ 軍事目的か
台湾海峡の緊張が高まる中、中国政府は30億元(約507億円)を投じて、台湾に最も近い福建省平潭(ピンタン)県の主島である平潭島付近に海上空港を建設する計画を進めている。米政府系放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が19日に報じた。
台湾防衛、米国は「サラミ戦術」で中国に対抗
中国による台湾への脅迫は日増しに高まっているため、これは絶対に確実な戦術ではない。米国のサラミ戦術は効果のある策略ではあるが、時間がかかる。今、差し迫った問題とは、「台湾に残された時間があとどれくらいあるか」ということだ。
台湾選手応援した大物女優に小粉紅がバッシング 専門家「中共がナショナリズム扇動の結果」
台湾の人気タレント、小S(シャオエス、徐熙娣)さんは、台湾選手を「国手(国家代表)」と呼んで応援したことで、中国の「小粉紅(中国共産党寄りの民族主義者)」の攻撃の的になり、中国企業4社が広告契約を打ち切った。専門家は「中国共産党がナショナリズムを煽り続けてきた結果だ」と指摘した。
米上院委員会、台湾のWHO総会参加をサポートする法案可決
米上院外交委員会は7月28日、世界保健機関(WHO)の意思決定会議である世界保健総会(WHA)に台湾がオブザーバー資格を取得する戦略を、国務省に策定させる法案を全会一致で可決させた。
元中国海軍幹部、台湾問題で習近平が最も恐れているのは「中国軍だ」
中国の習近平総書記が結党100年記念式典で「台湾統一」を宣言し、台湾海峡では軍事的緊張が高まっている。しかし、中国の軍事力は台湾をはるかに凌駕しているが、習近平氏は台湾への武力行使にまだ踏み込んでいない。
チェコ、台湾にワクチン3万回分提供へ
チェコ政府は26日、台湾に対して新型コロナウイルス(中共ウイルス)ワクチン3万回分を提供すると発表した。これを受けて、 台湾外交部(外務省)の報道官は感謝の意を述べた。中東欧で、台湾へのワクチン寄贈を発表した国は、チェコがリトアニアとスロバキアに続いて3カ国目だ。
中国の台湾侵攻防ぐには米政府の姿勢が肝心「明確かつ強力なメッセージを」=豪亡命の中国外交官
中国共産党(以下、中共)の挑発により台湾海峡の緊張が高まるなか、豪州在住の元中国外交官である陳用林氏はこのほど、大紀元のインタビューで、中共による台湾侵攻を阻止するために、米国は台湾を守る姿勢を明確かつ強力に打ち出すべきだと語った。
<インタビュー>麻生副総理の「台湾防衛」発言、その真意は 駐日米軍の元幹部に聞く
来る秋の衆議院選挙でも、台湾問題は争点の一つとなりえると考える。日本国民は台湾を支持している。国会だけでこのような議論をするのはもったいない、国民の間でも議論をしてほしいというのが、麻生副総理の発言のもう一つの意義かもしれない。
米軍が対中封じ込め加速 太平洋にミサイル基地の建設を要望
アメリカインド太平洋軍は3月1日、太平洋での戦略的優位性を維持するため、4600億円の追加予算を求める要望書を米国会に提出した。その内容として、新兵器の調達や基地の建設、同盟国との交流促進などが含まれている。Defense Newsなど複数のメディアが報じた。さらに、緊張感が高まる台湾海峡の情勢を鑑み、アメリカは台湾に最新式の兵器を続々と輸出している。
台湾船に組織的に衝突する十数隻の中国漁船 「民兵」を疑う声
台湾の市民ジャーナリスト組織によると、3月19日、兵士が操作していると疑われる小型スピードボート十数隻が、台湾の金門海域で海上巡視船に追突したり、包囲したりした。前日には台湾東部海域を中国軍艦4隻が航行しており、地域の緊張が高まっている。
シュライバー元米国防次官補、台湾訪問 識者「米による台湾へのコミットメント」と期待
米国防総省の元インド太平洋安全保障担当次官補ランドール・シュライバー(Randall Schriver)氏は、2月17日から21日にまで台湾を訪問した。退官後初めてとなる海外訪問だ。
台湾と関係強化へ 米国防省、2019年インド太平洋戦略報告を発表
米国防総省は6月1日、「2019年インド太平洋戦略報告書」を発表した。このなかで、米国は台湾について、地域のパートナーシップを強化する4つの「民主主義の国家のひとつ」として取り上げた。
中国軍の台湾海峡の中間線越え 米国は台湾へ最新兵器の所持を支援
中国軍機が3月31日、台湾海峡の中間線を越えて台湾側に入った。米国国防総省と国務省、実質の在台湾公館が同様に批判する声明を発表した。米専門家は今後、台湾の米軍戦略は強化され、台湾が最先端の兵器を所持することを支援すると分析する。
米海軍作戦部長、10年ぶり米空母の台湾海峡通過を示唆
米海軍作戦部長は来日時、米空母の台湾海峡通過を示唆していた。米軍艦は1月24日と昨年11月に同海峡を通過しているが、空母は過去10年ない。中国軍は爆撃機など複数の軍機を同22日と24日に派遣しており、海峡周辺をめぐる米中の動きが活発化している。
ドイツ外相「台湾への武力行使は受け入れない」EU加盟国に同調求む
ドイツ当局は最近、中国共産党政権による台湾に対する武力による威圧を受け入れないとの態度を示した。台湾外交部(外務省)はこれに謝意を示した。
<台湾表記>44の航空会社が変更 都市名のみの表示も 対応に腐心
中国当局が、中国に離着便をもつ44の国際航空会社に、台湾の表記を7月25日までに変更するよう求めた問題で、すべての航空会社がこれに合わせて変更していたことが明らかになった。
台湾と国交維持の島国パラオ、中国空路を停止
中国共産党政権は「一つの中国」理論に基づく対応を、世界中の航空会社や、台湾の外交関係国に要求している。多くの企業や国が中国に合わせた対応策をとるなか、台湾の南に位置する太平洋の島国パラオは、観光産業の大型顧客だった中国本土を結ぶ航路を停止にした。
台湾表記問題 英政府「圧力の下に置かれるべきでない」
中国当局が各国の航空会社に対して、台湾を「中国の一部」と明記するよう圧力をかけた問題で、英国のマーク・フィールド外務副大臣は11日、書面で初めて公式見解を示した。副大臣は、英航空企業は到着地の名称を決定する権利を有し、「変更を強要する政治的圧力の下に置かれるべきではない」とした。
iPhoneユーザー、台湾国旗絵文字でシャットダウン
アップル社のiPhoneやiPadの利用者に、中華民国の旗や台湾に関する入力をすると、強制シャットダウンしたりするというバグが発生する。米国の元安全保障局(NSA)職員が自身のブログで報告した。
台湾表記 対応に苦慮する航空各社 JAL、ANAは中国語サイトで変更
中国民用航空局は4月、44の海外航空会社に対して、インターネットのサイトでの台湾・香港・マカオの表記を変更するよう要求する通知を出した。これに応じて日本の大手航空会社2社は、中国語サイトの表記を変更した。
米政府、台湾に関する中国からの表記強制に反発
[ワシントン 5日 ロイター] - 米ホワイトハウスは5日、中国当局が航空会社に対し台湾などを中国の一部として表記するよう指示したことについて、強く批判した。 ホワイトハウスによると、中国民用航空局(CAAC)は米国を含む国外航空会社36社に対し書簡を送付した。米国および航空会社の話では、各社のウェブサイトで台湾、香港、マカオを中国から独立した国の一部として表記している部分を削除するよう命
台湾女性「二度と中国には行かない」 ネット検閲に恐怖
台湾メディアはこのほど、中国本土の企業に就職した台湾出身の女性が、中国のネット検閲を危惧して、仕事を辞めて台湾に戻ったことを相次いで取り上げて報道した。台湾のネットユーザーらは、台湾と中国本土の言論自由の違いを指摘した。
豪外相、カンタス航空の台湾表記で中国が圧力掛けたと批判
[シドニー 5日 ロイター] - オーストラリアのビショップ外相は5日、中国が豪カンタス航空に対し、ウェブサイトで台湾を中国の領土として表記するよう圧力を掛けたと批判した。 カンタスは4日、台湾、香港、マカオが中国から独立した国の一部であることを示唆する表記をウェブサイトやその他資料から削除するよう求めた中国政府の要請に応じることを決定したと明らかにした。 豪政府は台湾を「国」
米、台湾海峡への軍艦派遣を検討 中国の反発必至
[ワシントン 4日 ロイター] - 米高官がロイターに明らかにしたところによると、米国は台湾海峡への軍艦派遣を検討している。貿易摩擦や北朝鮮の核問題で米中関係が緊迫するなか、中国が激しく反発するのは必至とみられる。 台湾は中国の一部であるという「一つの中国」原則を掲げる中国は、トランプ米政権の台湾接近を警戒し、台湾周辺の軍事演習などでけん制している。 米高官によると、米国は今年に入り航空母艦の
南シナ海軍事化続けば対抗措置、中国に警告=マティス米国防長官
ジェームス・マティス米国防長官は最近、出席したアジア安全保障サミットで、南シナ海の「軍事化」が絶え間なく続くならば、中国に対して対抗措置を検討すると語った。長官は、中国側は人工島に兵器を設置することで、地域の人々の安全を脅かしていると述べた。
中国の航空会社、台湾を「海外」扱い 国際料金を取るためか
中国当局が4月末、外国の航空各社に対して、台湾を「中国台湾」と明記するよう要求したことについて、中国国内世論にも関心が高まっている。一部のネットユーザーは、「なぜ国内の航空会社が香港・マカオ・台湾行きを『国際便』として扱っているのか」と違和感を覚えたという。