米軍機が立て続けに台湾に着陸 専門家、中共の警告は「口だけ」
台湾をめぐり米中の対立が激化するなか、米軍用機が台湾に着陸することが増えている。中国政府は警告的なメッセージを発しているが、報復行動は取っていない。専門家は、中国共産党は米台の接近について、もはや「口で言うだけ」しかできないと指摘する。
中国シノバックのワクチンの抗体価 独ビオンテックの10分の1=医学誌
中国製薬大手の科興控股生物技術(シノバック)の新型コロナウイルスワクチンを接種した人の抗体価は、独バイオ医薬品会社ビオンテックのワクチンを接種した人と比べて、10分の1程度しか抗体が作られていないことがわかった。
中国本土や香港、成人の2割が海外移住を希望 「政治情勢悪化も要因」
中国本土および香港における政治情勢や生活環境が悪化する中、成人の5人に1人が、今後2年以内に海外に移住することを検討しているという。移住先としては米国やカナダが上位に挙げられていることが新たな調査で明らかになった。
防衛白書、「中国」の章から台湾切り離す 専門家「大きな進歩」
政府が13日発表した2021年版防衛白書は、初めて「中国の防衛政策」という章から台湾に関する内容を切り離した。また同白書は、台湾情勢の安定は日本の安全保障と国際社会の安定にとって重要であると初めて明記した。専門家は、国際社会は中国当局と台湾を区別する動きが加速しているとの見方を示した。
日米などが所属する英主導「報道自由連合」、香港アップル・デイリー閉鎖に強い懸念を表明
英国をはじめ、日本や米国ら21か国は7月9日、香港当局による蘋果日報(アップル・デイリー)の強制的な閉鎖と幹部の逮捕について強い懸念を表明し、中国が国際的な義務を果たすよう求める声明を発表した。
高まる日米台の軍事協力の必要性、沖縄は台湾とソフトな「架け橋」交流を=専門家
麻生太郎副総理兼財務相は5日、東京都内で行われた講演で中国が台湾に侵攻した場合には安全保障関連法が定める「存立危機事態」として認定し、限定的な集団的自衛権を行使することもあり得るとの認識を示した。
世界パスポートランキング、日本は3年連続首位 台湾31位で中国の78位より上
英国のコンサルティング会社、ヘンリー・アンド・パートナーズ社が7日、ビザなしで渡航できる国や地域の数で比較した「ヘンリーパスポート指数」を発表し、台湾は前回から順位を上げ、31位となった。日本は4年連続で首位にたった。
リトアニア、台湾に代表機関設置へ 大臣「中共の制裁を恐れず」
リトアニア当局は台湾で代表機関(大使館に相当)の設置を計画していると6月下旬に発表した。経済イノベーション大臣であるアウシュリネ・アルモナイテ(Aušrinė Armonaitė)氏は、今年10月に台湾で代表機関を設置しようとしており、中共の制裁を恐れないとドイチェ・ヴェレ(DW)の取材に対して述べた。
<インタビュー>麻生副総理の「台湾防衛」発言、その真意は 駐日米軍の元幹部に聞く
来る秋の衆議院選挙でも、台湾問題は争点の一つとなりえると考える。日本国民は台湾を支持している。国会だけでこのような議論をするのはもったいない、国民の間でも議論をしてほしいというのが、麻生副総理の発言のもう一つの意義かもしれない。
米国が当初誓約した量の3倍に当たる250万回分のワクチンを台湾に提供
2021年6月中旬、米国は以前に発表していた量の3倍に当たる250万回分のモデルナ(Moderna)製ワクチンを台湾に無償提供した。これは公衆衛生と地政学的な意味合いを持つ。
台湾・太平島でオニヒトデ大量発生 サンゴ9割死亡
台湾中央研究院生物多様性研究センターの鄭明修(てい めいしゅう)研究員が4月に太平島の海域を調査したところ、水深2m以下の海底礁のサンゴの90%が死んでいることがわかった。政府は国立海洋研究所と協力して、オニヒトデがサンゴ礁に与える影響を緩和するための解決策を模索している。
「台湾は友人ではなく兄弟」中山副大臣、中露の圧力に対抗する必要性を強調
中山泰秀防衛副大臣は6月28日、中国のロシアとの協力関係が世界への脅威を増大させていると警告を発した。また、中国共産党が台湾や香港に対する圧力を強めるなか、中共が独自に主張する「一つの中国」理論を国際的に容認しつづけることに疑問を呈した。
もし台湾有事なら 中共は援助する日米艦隊の破壊も 台湾は国家警備隊設置を=米専門家
中国共産党は武力行使を辞さない台湾併合を公言している。
米国の軍事・国際問題専門家チャック・デボア氏は大紀元のインタビューで、もし台湾有事が始まれば、中国側は、援助する日本や米国に対して大規模報復の宣告や、実際に艦隊の報復攻撃を行う可能性もあると述べた。また、台湾は中国の武力攻撃に対抗するために独自の陸軍国家警備隊を創設しなければならないと主張した。
蘋果日報、26日までに停刊 IPACや日本、台湾から非難
IPAC(対中政策に関する列国議会連盟)は香港当局による資産の凍結を受けて、香港の民主派新聞紙・蘋果日報(アップル・デイリー)が強制閉鎖に追い込まれたことに遺憾の意を表明し、非難声明を出した。
リンゴ日報停刊危機のなか 創業者ジミー・ライ氏に報道自由賞を授与=CPJ
6月21日、ジャーナリスト保護委員会(CPJ)は中国共産党に批判的な香港紙・蘋果日報(アップル・デイリー)の創設者である黎智英(ジミー・ライ)氏と、親会社のネクスト・デジタルに、「2021年グウェン・イフィル報道の自由賞(2021 Gwen Ifill Press Freedom Award)」を授与すると発表した。ライ氏は現在服役中であるため、直接に賞を受け取ることができなかった。
米、台湾にワクチン250万回分を供与 中国けん制へ予定の約3倍
[ワシントン 19日 ロイター] - 米国が台湾に供与する新型コロナワクチンが、当初の3倍以上となる250万回分になることがわかった。米政府高官が19日、ロイターに明らかにした。 与するのはモデルナ製。もともと75万回分を予定していたが、中国の「ワクチン外交」をけん制する。20日晩に台北に到着する予定。 同高官は「政治、経済の状況に基づいてワクチンを提供するのではない。人命を救うことが目的だ」と述
台湾ADIZに中国軍機28機が侵入 台湾軍は「あなたたちの責任だ」と異例の警告を発信
台湾国防部は15日、防空識別圏(ADIZ)に侵入した中国軍機28機に対して、ただちに離れるように少なくとも15回の警告を発した。台湾軍は、「何かあったらあなたの責任だ」と中国軍機に異例の警告する場面もあった。
台湾で日本寄贈のワクチン接種開始 「ありがとう、日本!」=蔡英文総統
台湾全域で15日、日本寄贈のワクチンの接種が始まった。台湾では先月から、中共ウイルスの感染が急増したいっぽう、ワクチンの調達が難航していたため、日本政府は124万分のアストラゼネカ製のワクチンを無償提供した。
台湾外相「中国はワクチンの見返り求めている」日本の記者会見にオンライン参加
台湾の呉釗燮(ジョセフ・ウー)外相は3日、中国がワクチンなどウイルス流行に関する支援の見返りとして、自国の領土と主張する台湾への圧力を高めるために、海外での政治的利益を求めていると述べた。
日本は台湾を守るために行動する 中共が武力統一を試みるなら=米トランプ前政権高官
米トランプ前政権で国家安全保障副補佐官を務めたマシュー・ポッティンジャー(Matt Pottinger)氏は、中国が武力で台湾を統一しようとした場合、日本が台湾を守るために軍事行動を取るだろうと自らの推論を述べた。
台湾、日本のワクチン寄贈に感謝 中共のワクチン工作はねのける
6月4日午後、日本政府が台湾に無償提供した124万回分の英製アストラゼネカのワクチンを積んだ日本航空の輸送機が、台湾桃園国際空港に到着した。日本による外国へのワクチン支援は今回が初めて。
台湾外交部、WHO総会参加を支持した日本と国際社会に謝意
台湾外交部は6月1日、プレスリリースを通して、かつてない強い力で台湾のWHO総会参加を支持してきた国交樹立国および友好国の行政・立法機関、多国間議会組織と世界各界の友人に謝意を示した。
日本政府、ポスト5G開発公募でTSMCを採択 つくばに研究拠点
経済産業省は5月31日、先端半導体製造技術の公募事業の採択先を、半導体の受託生産の最大手・台湾積体電路製造股份有限公司(TSMC)に決定したと発表した。TSMCは、日本企業20社以上と共同で半導体後期製造技術を開発する。茨城県つくば市に370億円で専用施設を建設し、日本政府が費用の半分を出資する。
台湾の日米豪当局、マネーロダンリング対策のワークショップ開催
26日、米国在台湾協会(AIT)や台湾法務部調査局(MJIB)、台湾外交部、日本台湾交流協会(JTEA)、在台湾豪州弁事処(AO)は今年の「グローバル協力訓練枠組み(GCTF)」を主催した。今年は、アンチマネーロダンリングをテーマとしている。
タイにおける日台ビジネス連携を促進=日本貿易振興機構
日本貿易振興機構(ジェトロ)は5月19日、「タイにおける日台ビジネス連携可能性」セミナーをオンライン形式で開催された。今回のセミナーは台湾貿易センター(TAITRA)との協力覚書(MOU)に基づいている。
台湾のWHO総会参加 日本政府は全面支持を表明
第74回世界保健総会(WHA)が5月24日~6月1日までオンラインで開催される。総会は、世界保健機関(WHO)の全加盟国代表で構成される最高意思決定機関であり、毎年1回5月に開催する。「一つの中国」と主張している中国の反対で、今年も総会に台湾当局は招かれていない。
国連本部の横に「台湾アーチ」 WHOへの参加訴える
2021年5月24日、WHOの世界保健総会の初日。ジュネーブにある国連本部の建物の横に「台湾は力になる(Taiwan can Help)」と書かれたアーチがある。次のパンデミックを抑止するための重要な年次総会である世界保健機関総会(WHA)から、台湾は中国の反対によって引き続き除外されている。世界で最も優れたパンデミック対策を行ってきた台湾は、WHAの「オブザーバー」としての参加を求める国際的な支持が高まっているにもかかわらず、5年連続で参加できないままとなっている。
台湾で「国民の嫁」と愛されるガッキー、星野源さんと結婚 寿司屋に「ショックで仕事できない」と張り紙
5月19日、女優の新垣結衣さん(32)とミュージシャンで俳優の星野源さん(40)は事務所を通じて結婚することを発表した。二人の結婚は、台湾でも大きな注目を集めた。
香港大紀元の女性記者、こん棒持った暴漢に襲撃され負傷
5月11日昼頃、香港大紀元記者の梁珍さんが自宅アパートの一階で、こん棒を持った暴漢に襲撃され、足を負傷した。梁珍さんはクイーンエリザベス病院に搬送され、命に別条はなかった。
米国大使と台湾代表がフランスで昼食会 断交以来、初の交流
駐仏米国大使館は4月30日、駐仏台湾大使に相当する台湾代表を公邸に招待し、昼食会を開いた。台湾と米国の外交官の交流は、1979年の国交断絶以降で初めて。 中国共産党政府は反発したが、台湾外務省は「中国(共産党)政府は一日でさえ台湾を統治したことはない。台湾人を国際的に代表する権利はない」と反論した。