英国の重点はインド太平洋に 英空母打撃群は関係国と連携深める
過去数十年の間で最大の空母打撃群を英国が展開した。このことは、活力を復活した英国海軍が米国や欧州の同盟諸国、インド太平洋地域の提携諸国と協力を図りながら世界規模で展開できる有数の力を留めていることを表すものである。
日英防衛相会談、英はインド太平洋地域に2軍艦を常駐と発表
岸信夫防衛相は20日、訪日中の英ウォレス防衛相と日英首脳会談を行った。公表によれば、双方は英空母打撃群が日本に寄港し、各地で自衛隊と共同訓練を実施することは、日英防衛協力が「新たな段階」に入ったことを確認した。さらに「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現には、英国の関与は「強固で不可逆的」に必要であるとの認識を共有した。
英空母打撃群の太平洋遠征は「マイルストーン」、8月にフィリピン海で日米豪仏等と共同訓練
英空母打撃群は8月にフィリピン海で複数の同盟国と一連の多国間演習を行う。ベン・ウォレス英国国防長官が19日、訪問先のハワイで、米国インド太平洋軍ジョン・アキリーノ司令官と会談したのちに発表した。
中国系企業の英半導体最大手、買収に英首相「まった」
中国の半導体大手による英国最大のチップメーカーの買収が、7月6日に発表された。しかし、ボリス・ジョンソン首相は9日、国家安全保障上の観点から買収を調査すると述べた。
10人のうち8人が中国に否定的な見方=ピュー世論調査
米国を拠点とするピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)が実施した調査によると、中国の人権侵害への懸念で、先進諸国で中国に対する否定的な見方が記録的な高水準付近にとどまっているという。
EU、国際インフラ計画で合意 高官は「一帯一路とは違う」と強調
欧州連合(EU)の外相は12日、経済、外交、開発政策および安全保障上の利益を促進するために「グローバルにつながる欧州(A Globally Connected Europe)」というインフラ計画を承認した。中国「一帯一路」構想に対抗するものと見られる。
日米などが所属する英主導「報道自由連合」、香港アップル・デイリー閉鎖に強い懸念を表明
英国をはじめ、日本や米国ら21か国は7月9日、香港当局による蘋果日報(アップル・デイリー)の強制的な閉鎖と幹部の逮捕について強い懸念を表明し、中国が国際的な義務を果たすよう求める声明を発表した。
<映像>英空母「クイーン・エリザベス」、アデン湾で海自護衛艦「せとぎり」と共同訓練を実施
防衛省によると、7月11日から12日にかけて、アデン湾で日英米蘭4か国による海賊対処共同訓練を実施した。共同訓練は、今年2月の日英「2プラス2」(外交と防衛閣僚の会談)での議論を踏まえての実施だという。
欧州議会、「人権問題に改善なければ北京五輪をボイコット」決議成立
欧州議会は8日、中国が香港とイスラム系少数民族ウイグル人に対する人権状況を改善しない限り、2022年北京冬季オリンピックをボイコットするようEU加盟国に求める決議案を成立させた。
リトアニア、台湾に代表機関設置へ 大臣「中共の制裁を恐れず」
リトアニア当局は台湾で代表機関(大使館に相当)の設置を計画していると6月下旬に発表した。経済イノベーション大臣であるアウシュリネ・アルモナイテ(Aušrinė Armonaitė)氏は、今年10月に台湾で代表機関を設置しようとしており、中共の制裁を恐れないとドイチェ・ヴェレ(DW)の取材に対して述べた。
日本の防衛相、意図不明な中国の軍拡に深刻な懸念を表明
2021年6月中旬、欧州議会「安全保障・防衛小委員会」で演説した岸信夫防衛相は、中国の軍事的意図は不明であり中国人民解放軍の急速な軍事拡大は深刻な懸念であるとして、欧州と米国、そして他のインド太平洋諸国が団結して中国政府に立ち向かう必要性を訴えた。
英ジョンソン首相が日産工場を視察 新プロジェクトを歓迎
7月1日、日産はイギリス北東部の工業都市サンダーランドに電気自動車(EV)用のバッテリーを生産する大規模な工場を建設する計画を発表した。投資規模は1,500億円に上り、イギリス国内に新たに6,200人の雇用を創出する。ボリス・ジョンソン首相は、同計画が環境に配慮した雇用を提供しイギリスの産業を活性化させることができると述べ、歓迎の意を示した。
ロシア軍機十数機、オランダ軍艦に威嚇飛行 電子妨害攻撃も
オランダ国防省は29日、24日にクリミア半島の南東沖で、ロシア軍機の15機~20機が五時間にわたってオランダのフリゲート、「エバーツェン」に繰り返し接近したと発表し、ロシアが「公海における自由航行権を損なった」と非難した。
イタリア首相、中国ワクチンの効果に疑問 チリの感染拡大で
イタリアのマリオ・ドラギ首相は、南米チリにおける中国製ワクチンの効果の低さを取り上げて、「中国製のワクチンの効果が不十分」であることが原因だと指摘した。22日に、開催された欧州連合(EU)首脳会議の終了後、記者団に対して語った。
中国の対EU投資、10年ぶりの低水準 要因はパンデミックのみならず「政治関係の悪化」も=報告
中国からEU27加盟国および英国への投資は、2020年に10年ぶりの低水準に落ち込んだ。専門家の分析によると、要因は 「政治的な関係の悪化 」で、今後も減少傾向が続くとみている。調査会社ロジウム・グループとドイツのシンクタンク「メルカトル中国研究所(MERICS)」の報告で明らかになった。
バイデン・プーチンの米露首脳会談直前、ロシアが太平洋で軍事演習開始
今回のロシア軍事演習は、6月16日にスイスのジュネーブで初のジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領とウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領の米露首脳会談が開催されるまで1週間を切った時点で開始されている。
豪英FTA 中国に頼らない、多角化に向けた新たな一歩
この1年間、中国の経済的圧迫の影響を受けてきた主要なオーストラリアの輸出産業団体は、オーストラリアと英国が15日、自由貿易協定(FTA)で合意したことを歓迎した。
仏、入国緩和措置で中国製ワクチン接種者を除外 中国大使館が報復制裁示唆
フランス当局は最近、ワクチンを接種した入国者に対する緩和措置を発表した。中国製のワクチンは対象外であるため、在仏中国大使館はフランスに「相互制裁」をを行うと表明し、戦狼姿勢を強めている。
チェコとベルギーの議会、中共の反人道罪を非難する動議可決 北京五輪ボイコットも呼びかけ
チェコ上院は、中国共産党政権によるウイグル人やイスラム系少数民族に対する扱いは「人道に対する罪」や「ジェノサイド」にあたるとする動議を可決した。6月15日には、ベルギー議会も同様の動議を可決している。
中国がフレンチオーク大量購入 仏で国内供給不足に 仏関係者は政府に陳情
6月10日、これらのオーク業界の代表者が、ジュリアン・ドノルマンディー(Julien Denormandie)農業・食料大臣と会談し、オーク業界を救済するために国家的介入の必要性を改めて強調した。実際、今年の4月末にはすでに国家の救援を呼び掛けている。木工用の原材料不足は、フランス経済の重要な部分である中小企業にショックを与え、それがフランスの木材・森林産業全体に影響を与え、その影響は簡単には解消されないという。
『中国クーデター』著者が語る、中国共産党政権を終わらせるための「世界規模の戦い」
ガーサイド氏は、中共の一党支配体制はまもなく終焉を迎えると考えており、米国とその同盟国は中共政権を打倒するために団結しなければならないと強調した。中共に立ち向かうためには、米英など5カ国「ファイブ・アイズ」や北大西洋条約機構(NATO)、日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」など、民主主義諸国の連携が不可欠だという。
「ベラルーシ領空通過は回避を」政府が国内航空各社に勧告 G7でも議題入り
加藤勝信官房長官は10日の記者会見で、ベラルーシ当局が民間旅客機を強制着陸させ搭乗していた反体制派ジャーナリストを拘束した事案について、同国領空の通過を回避する勧告を国内航空会社に発出することを明らかにした。先進7カ国(G7)外相がベラルーシ当局に責任ある行動を求める共同声明を踏まえての措置だ。
ブダペスト市長、中国の大学建設予定地付近の道路を改称 「自由な香港通り」「ウイグル殉職者通り」など
ハンガリーの首都ブダペストのカラーチョニ・ゲルゲイ(Karacsony Gergely)市長は6月2日、同市にある中国復旦大学の分校キャンパス予定地周辺の道路名を「自由な香港通り」などに変更し、中国共産党による人権問題に注目するよう呼びかけた。
<写真>今年初の夏日を迎えた英国 ノーマスクの人がビーチを埋め尽くす
5月29日から31日までのバンクホリデー3連休の間、英国は今年初の夏日を迎えた。人々はマスクをつけずにビーチや公園で屋外の行楽を楽しんだ。晴天にも恵まれ、ブライトンやウェーマスなど沿岸部都市のビーチは、朝から日光浴を楽しむ人で混雑した。
ワクチン接種証明、英政府が導入中止を検討=テレグラフ紙
[30日 ロイター] - 英デイリー・テレグラフ紙は30日、英政府が、大規模イベントの際に義務付ける新型コロナウイルスのワクチン接種を証明する「ワクチンパスポート」の導入を取りやめる計画だと報じた。 同紙によると、ワクチンパスポートの見直しを行っている政府高官は、国内で証明書の義務付けに向けた法改正の見込みはないと考えている。 政府報道官はロイターの問い合わせに対して電子メールで、
ニセの友情 利益と現実主義に基づく中ロ関係
中国中央外事活動委員会弁公室主任の楊潔篪(よう・けつち)氏は5月24~27日にかけて、モスクワでロシア当局と安全保障問題をめぐって、第16回中ロ戦略安全協議を行っている。これに対し、英紙フィナンシャル・タイムズは「中ロ関係が深まった証拠」と指摘した。ロシアは2014年のウクライナ侵攻後、欧米諸国の制裁による深刻な経済苦に陥り、外国からの資金を切望している。
初夏のイタリアで国際自転車レース 優勝者が着る意外な色の服とは
フランスのツール・ド・フランス、スペインのブエルタ・ア・エスパーニャと並ぶ世界3大グランツールの一つであるジロ・デ・イタリアがいま、情熱の国で開催中だ。イタリアで1909年に誕生したこのレースは、勝者がピンク色の衣装を着ることから「コルサ・ローザ(ばら色のレース)」の異名を持つ。昨年は新型コロナウイルスの影響により、季節外れの10月開催となった。
中共によるウイグル人弾圧は「ジェノサイド」 リトアニア議会が認定
5月20日、バルト三国のリトアニア議会は中国・新疆ウイグル自治区におけるウイグル人の状況について、ジェノサイドとして認定する決議を賛成多数で可決した。同決議はまた、中国共産党に対し香港版国家安全法を廃止するよう呼びかけた。リトアニアはカナダ、イギリス、アメリカ、オランダに続いてジェノサイド認定した5番目の国家となった。
G7外相会議、インド太平洋に重点が移行
日米を含む主要7か国(G7)外相会議が3日から5日、英ロンドンで開かれた。対面式は2年ぶりで、中国、ロシア、イランをめぐる問題を中心に「民主主義、自由、人権」を損なう地政学的な脅威について議論した。主催国の英国は、インド太平洋地域における関係国外相も参加することで、G7が同地域への戦略的重点を移行させていることを反映していると説明した。
英空母「クイーンエリザベス」が出港 訓練を経て東アジアへ航行
5月1日、イギリス海軍の空母「クイーン・エリザベス」は打撃群を構成するほかの艦船とともに、母港のポーツマス港から出航した。極東アジアへの遠洋航海を前に、北海で2週間にわたる訓練を行う。年内には日本にも寄港し、自衛隊との共同訓練も予定されている。イギリス海軍が公式に発表した。