台湾から中国に戦争仕掛けず、攻撃受ければ自衛=国防部長
[台北 14日 ロイター] - 台湾の邱国正国防部長(国防相)は14日、議会委員会の会合に出席し、台湾が中国との戦争を始めることはないとしつつ、攻撃を受ければ自衛すると表明した。 「最も明白なのは中華民国(台湾)が戦争を開始・誘発することは絶対にないということだ。しかし、動きがあればわれわれは徹底的に敵と対峙する」と述べた。 邱部長は先週、中国との軍事的緊張はここ40年余りで最も高まっていると指摘
台湾こそ日本防衛の要 日本国民は政治家を見極めよ
松野官房長官の発言は岸田総理のスタンスを示すものと考えることができると思う。総裁選で岸田氏は台湾海峡にも言及していたが、口で言うことと実際に行動することは異なる。総裁選の時はあくまで一候補者だったが、今は自民党の総裁であ
軍拡、サイバー攻撃の脅威増大…防衛力強化に「果敢に取り組む」=岸信夫防衛大臣
岸信夫防衛大臣は12日の記者会見で、日本を取り巻く安全保障環境が厳しくなる中、国家安全保障戦略等の改訂を行い、防衛力強化に向けて果敢に取り組んでいると述べた。また、中国と台湾のバランスについて「非常に中国側に偏って」いる
インド与党幹部、中国関連施設近くで台湾双十節ポスター掲示
インド与党・インド人民党(BJP)の幹部は10日、ツイッター上で建国記念日に当たる「双十節」を迎えた台湾政府にお祝いのメッセージを送った。
ソマリランド政府に賄賂、「中共メディアの虚偽報道だ」=台湾外務省声明
中華民国(台湾)外務省は11日の声明で、中国官製メディア「環球時報」が同日に掲載した台湾ソマリランド関係と米台関係に関する記事は捏造だと強く非難した。
台湾、北京に挑発行為の放棄を要求 習近平の「統一」宣言を受け
中国の習近平国家主席は9日、北京で中華民国(台湾)を建国した辛亥革命110周年を記念した演説で、「祖国の完全な統一は必ず実現」と宣言した。これに対し、台湾は、挑発行為を放棄するよう北京に求めた。
豪元首相「中国共産党への期待は間違いだった」台湾との連携が喫緊の課題
オーストラリアのトニー・アボット元首相は、10月8日に台湾で開催された玉山論壇(玉山フォーラム)に出席し、中国共産党への期待は打ち砕かれたとスピーチを行った。
米軍、台湾軍を訓練 1年前から極秘で実施=報道
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は7日、米当局者の話として、米軍特殊部隊が台湾で秘密裏に台湾国軍の部隊を行っていると伝えた。
相次ぐ海外高官の台湾訪問 仏上院議員団、豪アボット元首相も
中国軍機の防空識別圏(ADIZ)侵入が繰り返され、安全保障上の危機に直面する台湾だが、この数日で主要国の議員や高官が訪れている。5日に到着したオーストラリアのトニー・アボット元首相は呉外相と蔡英文総統と面会した。
中国軍機149機が台湾ADIZに 専門家「55万世帯に電力供給可能な燃料を消費」
中国当局が各地で電力の使用を制限しているなか、中国軍は4日までの4日間、延べ149機の軍機を派遣して台湾の防空識別圏(ADIZ)に進入した。
台湾の蔡英文総統、中国の手に落ちれば「壊滅的な結果に」…防衛にあらゆる手段つくす
台湾の蔡英文総統は米外交専門誌フォーリン・アフェアーズへの寄稿で5日、台湾が国共産党共の手に落ちれば、アジアの平和と民主主義に「壊滅的な」影響を与えると警告した。
AIDA世界大会、台湾選手が水中で国旗広げる 主催側の国旗削除受け
9月下旬にキプロスで開催されたフリーダイビング世界大会「AIDA世界選手権2021」では、試合の放送画面から台湾の国旗が突然削除された問題で、台湾の侯一明選手は30日の試合直後、国旗を掲げて世界に台湾をアピールした。
日米台のグローバル協力訓練枠組み、台湾の国際組織への参加を支援
9月29日、台湾と米国、日本は「グローバル協力訓練枠組み(GCTF)」のオンライン会議を開いた。米国側が台湾の国際組織への参加を支援すると再び強調した。
蔡英文総統、岸田文雄総理に祝福のメッセージ 「これからも連携を強める」
岸田文雄・自由民主党総裁が4日、第100代首相に選出されたのを受け、台湾の蔡英文総統はツイッターで祝福のメッセージを投稿した。外交部(外務省に相当)も報道資料のなかで、基本的価値観を共有する日本と台湾の友好関係をさらに深
「利益供与、自己検閲、脅迫…」海外華字メディア手なずける中共の手法=仏報告書
仏国防省傘下の軍事学校戦略研究所(IRSEM)が9月20日に発表した報告書は、中国共産党政権は資金提供、利益供与、浸透工作などの手段で海外の中国語メディアを支配下に収めた、と指摘した。
AIDA世界大会、台湾国旗削除 日本代表団が抗議「日本の国旗も削除を」
中国の圧力を受けた「AIDA世界選手権2021」の主催側は、試合の放送画面に表示されるはずの台湾の国旗を削除した。これに抗議する日本に続き、9カ国の選手団も自発的に自国国旗の削除を要請し、台湾を応援した。
宣言解除で国民の協力に謝意、「新政権」にはコメント控える=菅首相
[東京 1日 ロイター] - 菅義偉首相は1日、新型コロナウイルス感染拡大防止の緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が9月30日で解除されたことを受け、営業時間短縮に協力した飲食店や医療従事者などに「心からの感謝」を述べた。 想定される岸田文雄自民新総裁による人事についてはコメントは控えた。 菅首相は「これまで協力いただいた国民のみなさんに心から感謝を申し上げるとともに、尽力いただいている医療従事者
台湾国史館が突然のクイズ「この若い日本の衆議院議員は誰?」
9月29日、台湾の歴史研究機関・国史館は90年代に撮影されたある写真をフェイスブックに投稿した。「この若い日本の衆議院議員は誰でしょう。知っている人はいませんか?」と利用者にクイズを出した。ヒントとして、「日本の100代目の首相になる人」と付け加えた。
台湾、中国による技術窃盗防止へ法改正提案
[台北 29日 ロイター] - 台湾当局は29日、中国による技術窃盗を防ぐ法律を強化することを提案した。 半導体産業が盛んな台湾は、中国が産業スパイや人材の引き抜きなどを通じて、重要技術を盗むことに以前から懸念を示している。 台湾で対中国政策を担う大陸委員会は、特定の技術について補助金を受け取った台湾人が中国を訪問する際に当局の許可を得ること義務付ける現行法を改正する案を提示。 違反した場合は、
台湾専門家「中国対抗でクアッドとオーカスにぞれぞれの役割」
台湾民間シンクタンク、国策研究院文教基金会は27日、「クアッド4カ国首脳会議と中国脅威に関する座談会」を開催した。参加した専門家は、日米豪印4カ国の枠組み「クアッド(QUAD)」と新設された米英豪3カ国の枠組み「オーカス(AUKUS)」は、覇権的な動きを続ける中国共産党に対抗する取り組みで、それぞれの役割を分担しているとの見方を示した。
「誰が総裁になっても日本の外交スタンス変わらず、直面する危機は中国」=専門家
29日、新しい自民党総裁が選出される。日本の外交・安全保障環境における態度について、専門家は、首相が変わることと日本の外交が変わることとは同義ではないと分析する。日本が直面する課題は変わらず、誰が総裁になっても大きな変化はないとの見通しを示した。
「台湾は重大な危機にある」 元米国防総省高官が警告
「台湾は今、重大な危機に瀕している」。米国防総省のエルブリッジ・コルビー元国防副次官補が、台湾に警告を発した。同氏は台湾が中国からの危険にさらされているだけでなく、米軍支援を受けられない可能性が大きいことを示した。
台湾と中国のTPP加盟申請、それぞれの勝算は
環太平洋連携協定(TPP)への加入を正式に申請した台湾と中国のそれぞれの加入実現への勝算とは?
スイス国会議員、中国禁輸の台湾産レンブの輸入を計画
中国当局が台湾産の一部果物の輸入を禁止する中、スイス台湾商工会は禁止対象となった台湾フルーツの輸入を計画しているという。
台湾、中国の果物禁輸に抗議 WTOに提訴する構え
中国政府が20日から台湾産の果物2種を禁輸したことを受け、台湾当局は「敵対行為」だとして、世界貿易機関(WTO)に提訴する姿勢を示した。
仏議員代表団が来月、台湾訪問へ 中国の反発一蹴
フランスの上院議員ら4人は10月4~11日まで台湾を訪問することを決めた。今回の訪台をめぐって中国が中止を求めていたが、中国の圧力を一蹴した格好だ。
米英豪やEU、台湾めぐる言及増加…「インド太平洋で重要な役割」
台湾は米英豪の新枠組み「AUKUS」を歓迎し、今後も米国および欧州連合(EU)との外交関係を深めていくことを望んでいると表明した。また、台湾外務省の欧江安報道官は、台湾は3カ国とインド太平洋地域の平和と安定に関する価値観を共有していると語った。
台湾、人材流出の防止に法改正 技術者は中国渡航前に審査必須
台湾政府は、中国政府が台湾のハイテク産業から技術を盗み、人材を引き抜いている問題に対処するため、出国手続きの厳格化という対策を講じた。改定された条例によれば、公的補助金を受けた技術者や企業は、中国に渡航する前に申請が必要で、審査当局の承認を経なければならない。
対中姿勢、安全保障…自民党総裁選候補者の政策とは
4人の候補者の熱い論戦が展開されている自民党総裁選は、29日の投開票日まで残るは8日となった。来たる10月4日に招集される臨時国会で誕生する日本の第100代首相を選ぶ選挙でもあるため、今回の自民党総裁選は日本の次期リーダーを決める「総理選」とも例えられている。拡張を続ける中国共産党と、それを封じ込めようとする民主主義諸国との対立が深まるなか、自民党総裁選は日本一国のみならず、地域情勢をも影響しうる。日本が直面する外交や安全保障の課題に対して、各候補者はどのような見解を示しているのか。
【全文】高市早苗氏と蔡英文氏が会談 日台取り巻く戦略情勢で意見交換
自民党総裁選に立候補している高市早苗・前総務相は21日午前、台湾の民進党主席・蔡英文氏と20日に行ったオンライン会談の様子をYOUTUBEに投稿した。高市早苗氏と蔡英文氏はコロナ禍における日台間の医療物資等の相互援助についてそれぞれ感謝の意を表し、今後も実務交流を盛んに行うことを確認した。高市早苗氏はさらに、安全保障関係も実務交流に含まれるべきであり、経済安全保障にも焦点を当てていく考えを示した。TPPやWHAへの参加を支持してほしいという蔡英文氏からの要請には、できる限りの支援を行うと発言し