小林製薬の紅麹、台湾にも影響…31社回収 70歳女性が腎不全

中国時報など台湾メディアによれば28日、小林製薬の紅麹(べにこうじ)成分入りのサプリメントを摂取していた台湾高雄市の70歳の女性が腎不全を患ったと報じた。
2024/03/29 佐渡道世

臓器狩り、中国巨大ゲノム企業BGIのデータ利用か

世界最大のDNAデータベースを構築し、中国人民解放軍に協力しているとされる中国の大手ゲノム企業、華大基因(BGI)。その遺伝子情報が、臓器狩りに利用されている可能性があるーー。米議会の超党派で構成される米中経済・安全保障調査委員会(USCC)では21日、中国における強制臓器摘出問題に関する公聴会が開かれ、こうした指摘がなされた。
2024/03/27 佐渡道世

ロゴ問題の再エネ財団、一帯一路プロジェクトに所属 高市大臣も指摘

26日の記者会見で高市早苗経済安全保障相は、資料を提出した構成員が「中国国家電網の会長が理事会メンバーとして参加している団体に所属している」と指摘した。高市氏はこの団体について具体名を挙げなかったが、中国共産党政府のグローバルエナジーインターコネクション開発協力機構(GEIDCO)を指しているとみられる。
2024/03/26 佐渡道世

中国企業ロゴ問題「危機感足りない」再エネ政策、与野党から批判

再生可能エネルギータスクフォースの民間構成員の資料に中国国営企業のロゴが入っていた問題について、「チェック体制の不備」と河野規制改革担当相は回答。これに対して音喜多駿議員(日本維新の会)は海外国営企業からの影響を危惧し「危機感が足りてない」と問いただし、構成員の再選定を含め再エネ政策の見直しを求めた。
2024/03/26 佐渡道世

大谷翔平、元通訳の不正語る「僕の口座からお金を盗んだ」肩代わりを否定

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は26日、ドジャー・スタジアムで11分の記者会見を開き、元通訳の水原一平氏による不正行為について声明。大谷選手は、自身は一切のギャンブルに関与していないと強調し、水原氏によって口座から資金が盗まれていたことを明らかにした。
2024/03/26 佐渡道世

内閣府の再エネ資料に中国国営企業のロゴマーク 中共影響力への懸念広がる

内閣府の再生可能エネルギー政策を議論するタスクフォースの会議資料に、中国当局が直接管理する国営企業「国家電網公司」のロゴの透かしが入っていたことが確認され、大きな波紋を呼んでいる。内閣府は当該資料をサイトから取り下げ、提出者より「差し替え」の要望があったと説明しているが、ネット上では多くの公人が疑問を呈している。

<独自>「何てことをしてくれるのか」在日朝鮮人、ミサイル放つ金正恩体制に怒り

何てことをしてくれるのかーー。北朝鮮が弾道ミサイルを発射したとの報を受け、在日朝鮮人のパク・ヨンさん(仮名、40代)は肩を震わせた。おりしも日本と北朝鮮はサッカーで予選枠を競っていた。冷酷で傲慢な金正恩体制、日本での静かな営み。二国間のはざまで在日朝鮮人は複雑な思いを抱えていた。
2024/03/24 佐渡道世

ドジャース、大谷選手の日本人通訳を解雇…横領や違法賭博で 被害額は数億円か

米大リーグ・ドジャースは20日、野球界のスター、大谷翔平選手(ドジャース)の通訳を務めていた水原一平氏を解雇した。担当弁護士によれば、水原氏には違法賭博と横領の容疑で当局の調査を受けている。
2024/03/21 佐渡道世

茨城県で強い地震 栃木県下野市、埼玉県加須市で震度5弱

気象庁は21日09時08分、茨城県南部で地震が発生し、関東地域で揺れが観測されたと発表した。栃木県 下野市、埼玉県加須市では震度5強を観測した。このほか埼玉県南部、群馬県南部、茨城県南部、千葉県北西部、埼玉県北部で震度4、栃木県南部、東京都23区などでも震度3を観測した。津波の心配はない。
2024/03/21 佐渡道世

神戸学院大学の中国人教授が半年行方不明…昨年は習近平出席の華人大会に参加

神戸学院大学グローバル・コミュニケーション学部で中国語を教えている胡士雲教授が昨年夏、中国に一時帰国して以来、約半年間行方不明になっている。胡教授は昨年5月、中国共産党党首習近平も出席する北京の華僑華人大会にも出席し、大阪総領事館の外交顧問を務めるなど、当局と近い関係にあったとみられる。
2024/03/19 佐渡道世

日銀、マイナス金利政策を解除 17年ぶりの利上げ 大規模緩和から転換

日本銀行は19日の金融政策決定会合で、大規模金融緩和策の一環であるマイナス金利政策を解除し、約17年ぶりの利上げを決定した。これにより、短期金利をマイナス0.1%から0~0.1%に誘導する事実上のゼロ金利政策に移行する。
2024/03/19 佐渡道世

中国における法輪功迫害、依然として深刻…退役軍人さえ「死に至る虐待」

米民間調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、中国の法輪功迫害は依然として深刻な状況にあることが明らかになった。同機関の報告は、共産党政府による不当な拘束や虐待によって死に至った退役軍人の例を取り上げている。
2024/03/18 佐渡道世

「米国はウクライナより台湾を優先すべきか否か」米研究所で議論

ロシアによるウクライナ戦争が続く一方、中国共産党による台湾有事のリスクが高まっている。世界最大の軍事力を備える米国は、力の配分という難題に直面する。専門家の2人は「米国はウクライナより台湾を優先すべき」を論題にした安全保障政策をめぐる議論を通じて、米国の課題をあぶり出した。
2024/03/18 佐渡道世

香港の新治安条例がスピード可決へ 周庭さん懸念示す「日本人や企業にも悪影響」

香港の立法機関「立法会」では15日、中国共産党の影響を強く受ける治安条例の一週目の審議を終えた。「スパイ罪」や「国家転覆罪」などの法定刑を大幅に引き上げ、弁護士との接見も制限する。有識者は基本的人権への侵害に懸念を示している。

日本の武器輸入額、過去5年間で155%増…中共への警戒感から=報告書

日本や韓国などアジア諸国は米国製兵器の導入を積極化させている。シンクタンク・ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の報告で明らかになった。中国共産党の軍事力増強に対する警戒感の高まりが背景にあるとみられる。
2024/03/14 佐渡道世

「交通事故は予約できない」中国臓器狩りシンポ、米ハーバード大学で開催

米ハーバード大学で「臓器狩り:人類への脅威」と題したシンポジウムが7日、開かれた。医学の専門家や法律家が一堂に会し、医療を濫用した人権侵害の実態を白日の下に晒した。
2024/03/13 佐渡道世

日本がレーダー設置する島国キリバス、中共警察が闊歩…米「緊張あおる恐れ」

中国共産党の太平洋島しょ国への浸透が危険な水域に達している。島国・キリバスは2月下旬、治安維持のために中国(共産党)警察を投入すると発表した。日本の衛星追跡用レーダー基地があるため、我が国の安全保障にも影響を及ぼしかねない。
2024/03/12 佐渡道世

早大高等学院に孔子学院 政府「情報公開働きかけ、動向を注視」

政府は、早稲田大学附属の早稲田大学高等学院に中国共産党の孔子学院と同様の機関が設置されていると回答した。「情報公開を働きかけ、動向を注視する」とした。神谷宗幣参議院議員による主意書への答弁。
2024/03/08 佐渡道世

次世代戦闘機の移転、国益追求基盤に…防衛省「防衛産業の波及効果を期待」

参院予算委員会では6日、日英伊の3カ国で共同開発される次世代戦闘機と第3国移転をめぐり、熱心な議論が交わされた。有村治子参院議員(自民党)は、移転が防衛産業の基盤維持強化や先端技術の習得に大きくつながると指摘。輸出に難色を示す公明党と調整を進める岸田政権の姿勢を問うた。
2024/03/08 佐渡道世

生活保護申請、4年連続増加…外国人への支給めぐり「我が国の義務ではない」議員が指摘

昨年の生活保護申請の件数が25万5079件に達し、4年連続の増加が明らかになった。こうしたなか、生活保護制度に外国人を含むかどうかについての議論が、国会でなされた。政府によれば、外国人への支給は2021年で6万7380人にのぼる。北神圭郎議員(有志の会)は「必ずしも我が国の義務ではない」として、法整備が必要だと指摘した。
2024/03/07 佐渡道世

女子サッカー、能登地震お見舞い…北朝鮮が日本に秋風 米韓を裂くくさび

岸田文雄首相は2月の衆院予算委員会で、北朝鮮政策で自らが主導する「ハイレベル協議」実施を宣言し、訪朝はやぶさかではないとの報道もある。こうした軟化姿勢をうかがう北朝鮮も、経済支援を見据えて日本に水を向ける。 「岸田政権は支持率が非常に低い。解散前に実績を積むべく、藁にもすがる思いだ。そこで北朝鮮が手を差し伸べると、日朝交渉のために飛びつくかもしれない。ここで北朝鮮の要請に応じれば、『西軍』は動揺してしまう」軍事ジャーナリストは指摘する。

英海軍、防諜のため中国人の洗濯職人を解雇…「日本はどうか?」松原議員が問う

英海軍はおよそ90年にわたって、中国人を雇い艦艇内の洗濯業務に従事させる慣習があった。近日これを打ち破り、勤続39年の中国人職人を解雇した。秘密保持徹底のためだ。「我が国はどうか」ーー。松原仁衆院議員は政府に問うた。
2024/02/29 佐渡道世

盛田昭夫氏との面会から半世紀…「日本ルネサンスの始まり」TSMC会長、熊本工場開幕で語る

世界の半導体大手、台湾積体電路製造(TSMC)子会社のJASM熊本工場が24日に開幕式を迎えた。創業者の張忠謀(モリス・チャン)氏が出席し、「日本半導体のルネサンスの始まり」だと強調した。講演ではソニー創業者の盛田昭夫氏との半世紀前の面会を振り返り、日本工場の設立に「興奮を覚える」と感慨を口にした。
2024/02/27 佐渡道世

身代金型ウイルス撒く犯罪集団「ロックビット」摘発 日本の警察庁ソフト、回復で支援

米欧当局は20日、身代金を要求をするランサムウェアを運営する組織「ロックビット」を摘発し、メンバー2人の逮捕・起訴とウェブサイトの閉鎖を発表した。被害データの回復には、日本の警察庁が開発した無料ツールが役立てられている。
2024/02/21 佐渡道世

国民健康保険 外国人留学生は低額、国民は負担増…政府は慎重姿勢

日本国内にいる外国人留学生の国民健康保険の低額な保険料とその医療給付によって、日本国民の加入者は不平等な立場に置かれ、負担増につながっているのではないかーー。こうした疑問について、浜田聡参院議員は質問主意書を提出した。政府は現行制度は適正だとし、制度変更等はないことを強調した。
2024/02/20 佐渡道世

クアッド強化法案、米下院を通過 「自由で開かれたインド太平洋」促進

米下院で15日、「クアッド強化法」が通過した。法案は、日米豪印による自由で開かれたインド太平洋の促進と、4カ国の議員間作業グループの創設を掲げる。提出したグレゴリー・ミークス議員(民主党)は声明で、権威主義が台頭する世界で、民主主義国が連携して国際ルールを促進することが重要だと強調した。
2024/02/17 佐渡道世

「岸田総理は外務大臣時代に何を?」拘束邦人の解放…中国側への要求遅れに批判

「岸田総理は外部大臣として何をされましたか」。2016年夏にスパイ容疑で邦人が拘束された当時、岸田首相は外相だった。中国側への申し入れが半年以上遅れたことについて、福島伸享衆院議員(有志の会)は質問で、邦人保護のための外交手段の遅れや不足を指摘した。
2024/02/16 佐渡道世

NISAの日に…一番人気「オルカン」銘柄見直し、中国企業66除外 見通し暗い中国市場から手を引くサインか

NISA枠の中で投資家に最も人気が高いのが、先進国・新興国の企業数百社の株式指数に合わせた投信商品「オールカントリー・ワールドインデックス(オルカン)」だ。最近、オルカンに注目の見直しが行われた。指数を算出するMSCIは12日、構成銘柄を変え中国企業66社を除外したのだ。低迷続く中国経済から投資資金の手を引くサインとも目されている。

「一時間10万円、5年50億円ありえない」自民党政権の裏金・脱税疑惑に厳しい追及

政治パーティ券の裏金問題を受け法的な追及も高まるなか、自民党は13日に全国会議員を対象に行ったアンケート調査の結果を発表した。漏れや誤記載が確認されたのは85人に上った。2018年から2022年の5年間で、総額は約5億7949万円に達したという。いっぽう、調査は資金使途も問うておらず「不十分」との声もあがる。
2024/02/13 佐渡道世