天安門広場で真実を伝える 命がけで中国渡航した西洋人たちの物語(下)
西洋の法輪功学習者たちは警察が着く前に迫害反対のメッセージを訴えることに成功した。「天安門広場で迫害反対を訴える様子は、本当に奇跡だった。想定した通りに事が運んだ」。
天安門広場で真実を伝える 命がけで中国に渡航した西洋人の物語(上)
抑圧された高揚感が空気中を漂う。一団は整列し、天安門を背に記念撮影するポーズをとった。前列が座禅の姿勢を取ると、後列の3人は巨大な金色の横断幕を広げた。浮かび上がる「真・善・忍」の文字。警察官が駆け寄るのは時間の問題だった。
中国警察、海外メディア特派員の私邸訪ね…報道内容を「指図」
中国の国会に当たる全国人民代表大会(全人代)会期中、北京駐在のスペイン大手新聞社ABCの特派員が警察官の家宅訪問を受け、報道内容の指図を受けていたことがわかった。警察の行為は「脅迫だ」と特派員はツイートした。
米国、中国当局者のビザ制限 ウイグル人などへの弾圧行為で
ブリンケン米国務長官は21日、中国の国内外で宗教団体や少数民族の抑圧に関与したとされる中国共産党当局者にビザ発給を制限すると発表した。
台湾侵攻前に手を打つべし…米議員「ロシア事業撤退を中国でも」
ウクライナ侵攻をめぐり国際的な企業がロシア事業を相次ぎ停止させている。これを受けて、リック・スコット米上院議員は17日、台湾統一を企む中国共産党にも同様の措置をとるようビジネスリーダーたちに求めた。
北京五輪フィギュア女子の米代表と父、中国スパイの標的に…北京で「家に来て」
北京冬季五輪にフィギュアスケート女子米国代表として出場したアリサ・リュウ選手と父アーサー氏が、中国共産党の「秘密工作員」によるスパイ活動の標的になっていた。AP通信17日付が報じた。
米、中国・李寧の輸入差し止め 北朝鮮の強制労働など関与か
[北京 16日 ロイター] - 米税関・国境警備局(CBP)は、中国のスポーツ用品メーカー、李寧の製品輸入を港で差し止めたと明らかにした。同社のサプライチェーン(供給網)に北朝鮮の労働力が使われていたことが判明したため。 CBPはウェブサイトで、同社には30日以内に囚人労働や強制労働が使われていないとの証拠提出を求めたと説明。証明できなければ没収される可能性があるとした。 米国は「敵対者に対する
米議員、人権侵害に責任を問う新たな法案を模索 中国に圧力
クリス・スミス米下院議員は、中国の人権侵害に対する責任を問う新たな提案を近々提出すると語った。
香港当局、英NGOに国家安全維持法適用と警告 英外相ら非難
香港での人権侵害について発信してきた英国拠点のNGO「香港ウォッチ」は14日、香港警察から「国家安全維持法に抵触する」との警告通達を受けたことを明らかにした。同法が国外団体に適用されたのは今回が初めてとなる。
中国新疆ウイグル自治区の「強制措置」懸念=ILO報告
最近、年次報告書を発表した国連の専門機関「国際労働機関(ILO)」は、中国新疆ウイグル自治区のウイグル人や他のイスラム教徒少数派の労働環境に注目し、雇用選択における労働者の自由を奪う「強制措置」の兆候があるとして深い懸念
「カネですべて解決できる世界」産業化された人身売買産業の闇=米RFA
江蘇省徐州市豊県で8人の子を持つ女性が首を鎖でつながれた状態で見つかった事件をきっかけに、中国で長年横行する人身売買の問題は注目を集めた。米RFAは、人身売買の被害者の救助活動に取り組む人権団体の関係者を取材した。
大手SNSは中国共産党の検閲を受け入れているのか
1月、田甜氏が事業広告に活用していたSNSアカウントに突然、利用制限がかかった。作品のインスピレーションは中国伝統気功修煉法「法輪功」から得ていると発信した直後のことだ。フェイスブックとインスタグラムを運営するメタ社は大
SNSで政府批判した元中国人留学生 精神病院で過ごした地獄のような40日
2018年にニュージーランド留学から帰国した24歳の朱爽さんは、2年後に警察当局によって40数日間も精神病院に強制収容され、虐待、電気ショック、不明薬物の強制投与、離婚、妻の強制中絶を体験するとは夢にも思わなかった。
IPAC、国連の中国視察に「制限のない独立調査を期待」
米欧日などが加盟する国際的な議員連盟「対中政策に関する列国議会連盟」(IPAC)は10日、バチェレ国連人権高等弁務官の中国訪問が決まったことを受け、同国での人権侵害について「制限のない独立した調査」をするよう求めた。
「なぜ中国人権侵害に沈黙するのか」 ウクライナ支援するNBAに元選手が問いかけ
元米プロバスケットボール(NBA)選手のエネス・カンター・フリーダム氏は、ウクライナに支持を示すNBAに対して、中国共産党の人権問題に沈黙するのはなぜかと問いかけた。
法輪功迫害を非難、「多国間で制裁を」=米国際宗教自由委員会委員
米国際宗教自由委員会(USCIRF)委員は、中国政府による法輪功への迫害を非難し、「国際社会と協力して中国当局者らを追及し、多国間で制裁を発動するよう」米政府に呼びかけた。
中国共産党、チベットの仏像取り壊し 12月から3体目=RFA
中国共産党政権はカンゼ・チベット族自治州にある巨大仏像を取り壊した。12月以来、三体目となる。信教を断念させるために精神的苦痛を与えることが狙いとみられる。ラジオ・フリー・アジア(RFA)2月28日付が報じた。