中国不動産大手佳兆業、香港で株式売買停止 前日理財商品の支払い不履行
中国不動産開発企業、佳兆業集団は4日、同社の保証が付く理財商品の支払いを実行できなかったと発表した。5日の香港株式市場では、同社と子会社3社は売買停止となった。
RCEP、2022年1月1日に発効 中共の地域的影響高まりに警戒感
日本政府は2日、10カ国が国内手続きを終えた地域的な包括的経済連携(RCEP)について、来年1月1日に発効すると発表した。米国や欧州諸国の参加しない、世界でも最大規模の経済連携協定貿易圏が形成される。
「官製バブル」中国共産党の失策が恒大危機を招いた
中国の不動産大手の恒大集団の債務危機と、それに伴う世界的な不安は続いている。この原因の多くは、中国共産党の失策と欺瞞にあると考えられる。彼らは、複雑な市場原理を考慮せずに政策を進めてきた。
中国当局、不動産バブル危機を簡単に解決できない
不動産バブルを無視し、その影響を相殺し、不動産部門の崩壊を他の部門に置き換えながら成長を続けられる経済はどこにもない。
米主導会議でサプライチェーン改革… 規範違反の有害行為を排除へ=G20
日本や米国、EUなど16の国と地域は10月31日、G20伊サミットに合わせて、グローバルなサプライチェーン(供給網)の強靭化に関する会議を開いた。このなかで、「国際的な規則や規範に違反する有害な慣行は、供給網から排除」す
中国株市場、免税店大手の中国中免がストップ安
中国株式市場では、1日午前の取引において、国有免税店大手の中国旅行集団中免股份有限公司(以下は中国中免)の株価が急落し、ストップ安となった。
ファーウェイ32%減収 第1〜3四半期 米の規制でスマホ事業不振
中国の通信機器大手ファーウェイに対する米国の制裁は、引き続き影響が及んでいる。 ファーウェイが10月29日に発表した2021年第1~3四半期の売上高は、前年同比で約32%減少した。
「共同製造」の中国華為製サーバー、ロシア政府調達リスト入り目論む 物議醸す
ロシアのマイクロエレクトロニクス企業シトロニクス社(Sitronics)は、中国大手通信機器メーカーの華為技術(ファーウェイ)と共同生産のサーバーをロシアの政府調達リストに加える申請を出した。
中国企業、カナダの資源会社2社を買収 専門家から懸念の声
中国当局は世界覇権の実現のために、重要産業を支える鉱物資源の確保戦略として、長年、カナダの鉱山開発会社の買収を繰り返してきた。
ファーウェイ、民主党のロビイストに5600万円支払い 第3四半期で
中国通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)は第3四半期のロビー活動費用として、米民主系の有力ロビイストのトニー・ポデスタ氏に50万ドル(約5,696万円)を支払った。米CNBCが21日報じた。
中国当局、不動産税を試験的に導入 専門家「経済的不確実性が高まる」
中国の全国人民代表大会(国会に相当、全人代)常務委員会は23日、国務院(内閣に相当)に対して、一部の都市で不動産税を試験的に導入する権限を与えることを決定した。
中国共産党、台湾統一の動機付け「半導体事業を支配下に…」=米調査
台湾統一への野心を高める中国共産党にとって、世界をリードする台湾の半導体事業が統一への更なる動機付けになる可能性がある。米調査会社ICインサイツが13日、世界の半導体市場を分析する報告の中で指摘した。中国は、統一で社会的
中国、半導体不足による自動車減産 改善見通しが立たず
15日、中国機械工業連合会の執行副会長・陳斌氏は、自動車の生産と販売は5月から9月にかけて前年比で減少しており、半導体不足の影響で年間約200万台の減産となる可能性があると指摘。
米、ファーウェイなど2社のサプライヤーに輸出許可付与 11兆円超相当
中国通信大手のファーウェイと半導体大手の中芯国際集成電路製造(SMIC)は、米政府の禁輸対象リストに載っているにもかかわらず、昨年11月から4月まで、それぞれ数百億米ドル(1米ドル=約114円)相当分の輸出許可を得た。
WTO、対中審査会 米「約束を果たせなかった20年」と集中砲火 日豪も是正求める
世界貿易機関(WTO)は10月20日、第8回目の対中貿易政策審査会合を開催した。WTOが中国の貿易政策を審議するのは2018年以降初めて。
中国当局、石炭価格に介入措置を検討 先物・株市場が急落
中国国家発展改革委員会は19日夜、石炭の供給安定に向けて価格決定への介入策を検討すると発表した。これを受けて、20日の中国株式市場では、石炭関連銘柄が急落した。
中国の電力制限、「事前通知」など日系企業の要望 当局に提出=ジェトロ
中国における大規模な電力制限は、中国進出の日系企業にも波及している。ジェトロは15日、この状況を受け、山東省内の日本企業56社から申し立てた意見をまとめた書簡を山東省側に提出した。
不動産大手の「協信遠創」、倒産手続きへ=中国
中国の不動産開発会社上位100社だった重慶協信遠創実業有限公司(以下、協信遠創)に対して、中国の裁判所はこのほど、破産重整(日本の再建型倒産にあたる)を宣告した。
中国の1日当たり粗鋼生産、9月は18年12月以来の低水準 電力不足で
[北京 18日 ロイター] - 中国の9月の粗鋼生産は、1日平均で前月比8.6%減の246万トンと、2018年12月以来の低水準となった。電力不足と環境対策で生産が低迷した。 国家統計局が18日発表した統計を基にロイターが算出した。 国家統計局が発表した9月の粗鋼生産は、前年同月比21.2%減の7375万トン。前月は8324万トンだった。 1-9月の生産は、前年同期比2%増の8億0589万トン。
感染症・恒大危機・電力不足 中国経済を襲う三重苦
今夏の中国経済は、中共ウイルス(新型コロナウイルス)感染者数の増加、不動産開発大手「恒大集団」の倒産危機、そして今回の深刻な電力不足と、大きな打撃を受けている。
米議員、中国スマホメーカー「HONOR」を禁輸リスト追加要請 昨年ファーウェイから独立
米上院議員はこのほど、昨年中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)から独立したスマートフォンブランド「HONOR(オナー)」を禁輸措置の対象に指定するようバイデン政権に求めた。
ファーウェイ、共産党のために全世界で情報収集=仏報告書
フランス国防省傘下の軍事学校戦略研究所(IRSEM)はこのほど公表した「中国(共産党)影響」と題する報告書は、華為技術(ファーウェイ、Huawei)と中国政府の密接な関係を追跡した。本稿はその抄訳となる。
遼寧省、電力不足で2級のオレンジ警報 2週間で5度目
遼寧省当局は11日、深刻な電力不足が起きたとして、4段階中2番目に深刻なオレンジ警報を発令した。過去2週間で5度目となる。
一帯一路、評判低下で中止相次ぐ…「中国の経済的属国になる」との懸念も
中国共産党が実施する広域経済圏構想「一帯一路」では、中国の融資と支援により大型インフラが1万3427件あまり立案された。しかし、国家財政に見合わない計画と融資により、対象国では債務が膨らみ、財政を圧迫している。米ウィリア
中国の人質外交 カナダでの干渉工作(下)=仏報告書
フランス国防省傘下の軍事学校戦略研究所(IRSEM)はこのほど、「中国(共産党)影響力」と題する報告書を発表した。 その一部は、カナダにおける中国政府の浸透と干渉工作の実態を記録した。孟晩舟事件に起因する中国の人質外交の
中国、不動産会社「花様年集団」が債務不履行 曽慶紅元副主席の姪がトップ
中国の不動産業界では債務危機が拡大している。業界大手の恒大集団に続き、不動産開発大手「花様年控股集団」は4日、同日に期日を迎えた約2億ドルの社債を返済できなかったと発表した。
通知のない停電で操業に支障、サプライチェーン混乱… 上海米商工会議所 当局に改善要求
中国進出の米国企業はこのほど、中国における電力制限や生産制限の措置により、大きな打撃を受けている。在上海米国商工会議所(AmCham)のカー・ギブス(Ker Gibbs)会頭は、予告なしの大規模停電が原因で、上海に活躍す
中国東北部で電力不足深刻、当局が石炭増産要請も価格高騰
[北京 11日 ロイター] - 「中国のラストベルト(錆びついた工業地帯)」と呼ばれる東北3省の中で最大規模の遼寧省が11日、電力不足が悪化するとし、上から2番目に高い第2級電力不足警報を出した。過去2週間で5回目となる。 5ギガワット近くの電力が不足する可能性があるという。 同省は東北3省のうちで、最も経済規模が大きく、電力消費量も最大で9月中旬から広範な地域で電力不足に見舞われている。 現地
中国の人質外交 カナダでの干渉工作(上)=仏報告書
フランス国防省傘下の軍事学校戦略研究所(IRSEM)はこのほど、「中国(共産党)影響力」と題する報告書を発表した。 その一部は、カナダにおける中国政府の浸透と干渉工作の実態を記録した。
「地方政府債務率」ランキング、貴陽市は929%でワースト1=中国
中国メディアは5日、中国国内の「都市負債率ランキング」を発表した。これによると、ランキングのワースト10位に入った都市の地方政府債務率は500%を上回った。