中国はどうアメリカ人の考えを変えているのか
アメリカの軍事・防衛費は年間およそ7000億ドル。一方、それより遥かに少ない費用で対米戦略を成功させているのが中国だ。中国は、アメリカのメディアを掌握すれば、人々の考えを変えられることを知っている。アメリカ人ジャーナリストの「良心」は買えなくても、十分なお金を使えば「好意」が得られることを、中国は熟知しているのだ。
【写真】中国共産党100周年、厳重警備態勢の北京「最も安全な場所」との揶揄も
7月1日に中国共産党100周年の記念行事が行われている北京では厳重体制が敷かれた。公安、武装警察、私服警察のほか、「朝陽群衆」という名の市民ボランティアが通行人の監視に当たっている。
【速報】中共による犠牲者の追悼式典に乱入者 中共スローガン叫び妨害
香港やウイグルなどの人権・民族団体などが7月1日、中国共産党成立百周年に合わせて東京都内の会議室で開いた中国共産党政権による犠牲者を弔う集会に、何者かが乱入する騒動が起きた。
中国、党成立100周年イベントで出演者が倒れる ネットユーザー「不吉な兆し」
中国共産党はこのほど、各地で党成立100周年の祝賀イベントを大々的に行っている。ツイッター上では、共産党を称える歌や踊りなどの公演で出演者が急に倒れた映像が投稿されて、注目を集めた。
米下院委員会、「米企業が中国当局に仕えている」実態を調査
米下院の情報特別委員会に所属する共和党議員がこのほど報告書で、中国当局が製造業やスポーツ、金融、メディア、農業などの各分野の米国企業に深い影響力を及ぼしていると示した。
中国共産党100年「残虐な殺人の歴史」 紅二代の歴史学者が明かす
中国共産党幹部の家庭に生まれた「紅二代」の歴史学者である李江琳氏は、米政府系放送局のボイス・オブ・アメリカ(VOA)の最近のインタビューで、中国共産党(以下、中共)の100年にわたる歴史が、残忍で血なまぐさい殺人の歴史だと述べた。
日本の戦略外交、中国共産党をすでに追い込んでいる 内政にも注力すべき
今期の国会で、中国の人権問題を非難する国会決議が見送られた。中国共産党に対する日本の政治中枢を狙った浸透工作が見え隠れする。
「永遠に続く政党はない」中国共産党が3つの手段で権力維持=英紙
「永遠に続く政党はない」。英紙「エコノミスト(The Economist)」は26日の週刊一面の記事でこう力説した。同記事は、中国共産党(以下、中共)は「思想に対する冷血で残酷な統制」「経済の投機的な発展」「人民には少しだけの蜜を与え、党高官を特権階級にする」という3つの手段で約1世紀にわたって生き延びてきたと指摘した。
米下院、中国共産党結党100年を非難する決議案提出 「中国人の人権を侵害した100年」
中国共産党(以下、中共)が7月1日の結党100周年を迎えるにあたって、米下院の超党派議員は25日、中共が過去100年間、深刻な人権侵害を行ってきたと非難する決議案を提出した。決議案は、中共は中国国民に対して残酷な大虐殺など行ったとした。
カナダの地方政府が孔子学院の閉鎖を決定 中国総領事が「ロブスター輸入禁止」で脅迫
カナダのニュー・ブランズウィック州のドミニク・カーディ(Dominic Cardy)教育長官は21日、同国議会の公聴会に出席し、同州が孔子学院の閉鎖を決定した後、中国総領事館から経済的な脅迫を受けたと証言した。
米下院委員会議長、「中国共産党と中国を区別すべき」と強調
米下院外交委員会のグレゴリー・ミークス(Gregory Meeks)議長は22日、米シンクタンクの討論会で、「我々は、中国共産党は中国であるという習近平氏の主張を拒まなければならない」と述べた。
米下院議員、中国当局の資産凍結求める法案提出 コロナ情報隠ぺい巡り
米下院のアン・ワグナー(Ann Wagner)議員はこのほど、中国当局が中共ウイルス(新型コロナウイルス)の起源をめぐって情報を隠ぺいしたとして、中国当局の米国内にある資産の没収・凍結を含む制裁措置を科する法案を議会に提出した。
母を拘束、父に口止め「法輪功弾圧やめて」娘が中国大使館に書簡投函
中国共産党によって不法に拘束された法輪功学習者の母親の釈放を求めて、日本在住の法輪功学習者である付偉彤(ふ・えいとう)さんは6月15日、中国大使館前で静かな抗議を行った。付さんは、信条を理由にした逮捕は不当であると訴え、読み上げた公開状を同館のポストに投函した。
台湾ADIZに中国軍機28機が侵入 台湾軍は「あなたたちの責任だ」と異例の警告を発信
台湾国防部は15日、防空識別圏(ADIZ)に侵入した中国軍機28機に対して、ただちに離れるように少なくとも15回の警告を発した。台湾軍は、「何かあったらあなたの責任だ」と中国軍機に異例の警告する場面もあった。
古代人が大切にしていた「真」ということ
斉景公は腎臓病を患っており、10日以上寝たきりだった。ある晩、彼は突然、自分と二つの太陽が戦う夢を見て、結果負けて、目が覚めた後、冷や汗をかいた。
「もう十分だ」 米フロリダ州知事、中国影響力阻止の法案に署名
米フロリダ州のロン・デサンティス(Ron DeSantis)知事は7日、同州における中国当局の影響力拡大に対抗するための2つの新法案に署名した。フロリダ州は、米国で中国への対抗措置を法案に盛り込んだ最初の州となった。
ハンガリー、市民らが中国名門大の分校建設に抗議デモ 親中政府がEU非難声明を阻止
ハンガリーの首都ブダペストでは5日、数千人の市民が集まり、中国・復旦大学の分校キャンパス建設計画に抗議した。一部の市民は、「反逆罪」と書かれたプラカードを掲げ、オルバン・ビクトル(Orban Viktor)現政権を批判した。いっぽう、同国政府はこのほど、欧州連合(EU)の中国に向けた非難声明に拒否権を行使した。
【全訳】天安門事件は「大虐殺」 ブリンケン米国務長官が声明
ブリンケン米国務長官は現地時間6月3日、中国共産党政権が民主化運動を武力弾圧した「六四天安門事件」から32年経つのに合わせて、声明を発表した。このなかで、長官は同事件を「大虐殺」と表現した。
中国都市部で高騰する「子どもの養育費」 若者には、人口増加政策に逆行する空気も
5月31日、中国共産党政権は、子どもを3人まで持つことを認める「三胎政策」、いわゆる「三人っ子政策」を発表した。
「信頼でき、愛される共産党を」習氏、国際発信力の強化を指示 高まる批判に危機感か
中国共産党の習近平総書記は5月31日、対外プロパガンダ宣伝および国際発言権の強化に関する中央政治局の会議に出席した。背景には、国際社会で、人権侵害問題、好戦的な戦狼外交、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の情報隠ぺいなどを巡って中国当局に対する批判の声が高まっていることがある。
拘束から2年「袁克勤教授を救う会」が会見 息子や教授らが早期解放を求める
北海道教育大に勤務していた袁克勤(えんこくきん)元教授が中国当局によって2年あまり拘束されている事案について、長男の袁成驥(えんせいき)さんと支援者の大学教授が5月31日、衆議院議員会館で記者会見を行い、袁氏の早期解放を訴えた。
中国が北海道教育大の元教授を拘束し「外交カード」として利用=法学者
スパイ容疑をかけられ、2年近く中国共産党政権に身柄を拘束されている袁克勤(えん・こくきん)元教授が、中国当局によってスパイ容疑で起訴されていることが明らかになった。26日、中国外交部(外務省に相当)の趙立堅報道官が発表した。これについて、大紀元の取材に答えた日本の法律学者は、中国は個人を恣意的に拘束して「外交カード」にしていると非難した。
ドバイで拘束の中国人男性は釈放、救助奔走の恋人が消息不明に
中東ドバイで地元当局に拘束された中国人男性、王靖渝さん(19)は27日、釈放されたことがわかった。王さんは現在、トルコに滞在しており、28日以降渡米する予定。しかし、ドバイで王さんの釈放に尽力した恋人の消息が不明となっている。
1944年延安を訪問の米視察団、共産党の宣伝で警戒心失ったか 中国共産党史が当時言及
中国外務省はこのほど、中国共産党成立100周年を記念するために、党の対外関係に関するシリーズ記事を発表した。そのなかで、1944年7月22日、米政府が中国共産党の本拠地である延安に、初めて訪問団を派遣し視察した歴史を振り返った。当時、米視察団が中国共産党のプロパガンダに騙され、共産党に好印象を持ったことがわかった。
英元外交官「中国の経済を成長させたのは中国人民だ」
元英国外交官のロジャー・ガーサイド氏は、中国の経済発展の功労は中国共産党ではなく、中国人民にあると述べた。
中国統一戦線を暴露したカナダ記者、中国系住民から誹謗中傷「共産党が黒幕」
中国当局者の海外でのマネーロンダリングや違法ドラッグ取引などを暴いたカナダの著名な調査記者、サム・クーパー(Sam Cooper)氏は、一部の中国系住民に中傷され、脅迫されたとを明かした。
「新しい命を生きる」 鬱と絶望から再生した奇跡の人
キャッシー・マー(Kathy Ma)は今年56歳。サンフランシスコで会計コンサルタントをしている彼女は私の最愛の母、つまり私は「彼女の息子」です。ご覧の写真では、まだ母のベルトの高さしかない小さな子どもですが、今は30歳を超えて、立派な成人になっています。私が今ここにあるのも、全て母の深い愛のお陰です。
中国共産党批判の海外滞在中の若者、ドバイで拘束 中国当局に引き渡しの可能性
今年2月、海外在住の中国人男性、王靖渝さん(19)はソーシャルメディアで、中国当局が発表した昨年の中印国境衝突で中国軍の死傷者数について疑問視し批判したことで、当局に指名手配されている。20日、王さんは自ら大紀元に連絡し、中東のドバイで拘束されたことを知らせた。地元警察は王さんの身柄を中国当局に引き渡そうとしている。
バイトダンス、CEOの張氏が退任へ 中国国民「IT大手トップの引退ラッシュ」に不安視
中国動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)は20日、共同創業者で最高経営責任者(CEO)の張一鳴氏(38)が今年末にCEOを退任すると明らかにした。近年、IT大手の若い創業者らが相次いで経営の第一線から身を引いたため、張氏の退任は中国国内で波紋を呼んだ。
国会で「孔子学院」問題にメス入る 文科相「動向を注視」
中国共産党のプロパガンダを吹聴し、次の時代を担う若者に対して洗脳教育を施す孔子学院を野放しにしていのか。有村治子(ありむらはるこ)参議院議員は13日、参議院文教科学委員会で問題提起を行った。先進国で孔子学院が次々と閉鎖に追い込まれるなか、日本政府も孔子学院の実態を把握し学問の自由が妨げられることがないようにすべきだと有村議員は述べた。萩生田光一文部相も答弁を行い、政府で対応していく姿勢を見せた。