ファーウェイ、贈賄などで「世界21カ国で捜査」=米VOA
中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)について、欧米諸国が技術の窃盗やスパイ活動に従事していると批判するいっぽうで、アフリカやアジアなど世界21カ国で、贈賄罪や政治的腐敗の疑いで捜査を受けた。米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が11日伝えた。
中国の400研究論文、囚人の臓器を使った疑い 取り下げ要求=豪研究団体
「新たな発見」として医学研究誌に発表された、臓器移植に関する世界の医学誌に掲載された400あまりの研究論文は、中国の収監者から摘出されたものを利用した疑いがあるとして、研究団体は取り下げを要求している。
トルコ政府「人類にとって大きな恥」ウイグル弾圧に中国政府を批判
トルコ外務省は2月9日、中国当局による新疆ウイグル自治区における膨大な人口の強制的な集中管理について、「人類にとって大きな恥」と非難する声明を出し、即時の施設閉鎖を求めた。
トルコ外務省は2月9日、中国当局による新疆ウイグル自治区における膨大な人口の強制的な集中管理について、「人類にとっての巨大な恥」と非難する声明を出し、即時の施設閉鎖を求めた。
中国当局による法輪功学習者への迫害(3)狂気の性的虐待
中国当局は1999年、法輪功学習者に対する弾圧政策を始めた。学習者に法輪功を放棄させるため、当局はさまざまな拷問を用いた。なかには、凄惨な性暴力を受けた法輪功学習者は少なくない。
中国、景気悪化で労働者の抗議活動が急増=米メディア
経済成長が28年ぶりの低水準となった中国では、各地では労働者による賃金未払いを抗議するデモが増えている。景気鈍化により、労働者の生活が一段と厳しくなった。米紙ニューヨーク・タイムズが6日伝えた。
豪、政治献金した中国人富豪の永住権取り消し 中国の浸透に強硬姿勢
オーストラリア政府はこのほど、内政に対する中国当局の影響を制限するため、中国人富豪の黄向墨氏の永住権を取り消したうえ、黄氏の帰化申請を却下した。豪紙シドに・モーニング・ヘラルド(The Sydney Morning Herald)やエイジ(The Age)が6日伝えた。
奄美大島、大型クルーズ船寄港で日本初「独占チャイナリゾート計画」浮上 町民は怒りと不信
「奄美の大自然や文化は、先祖が敬い守られた宝物。お金で売るなどあり得ない。独占チャイナリゾート計画には断固反対です」
中国、1.2万本の血液製剤がHIV汚染 すでに流通
中国国内ではこのほど、製薬会社の上海新興医薬股份有限公司(以下、新興医薬)が生産した血液製剤、静脈注射人免疫グロブリン製剤がHIV(ヒト免疫不全ウイルス)抗体検査で陽性との結果が出たことが報じられた。同製剤は血小板減少、免疫不全、敗血症、血友病などの治療に使われる。中国世論は被害が拡大する可能性があると強く懸念する。
米司法省、中国国営メディアを外国代理人に正式登録 取材制限の可能性
米トランプ政権は、国内における中国共産党政権主導の活動に強く注意を払っている。司法省は2月1日、中国の国営メディア・中国国際テレビジョンネットワーク(CGTN)を、外国企業のために活動する「外国代理人」として登録した。
欧州5G配備 米国は「信用ならない」中国企業のリスクを念押し
米国はこのたび、欧州のNATO加盟国に対して、次世代通信規格5G整備のために中国ファーウェイ機器を購入しないようよびかけた。
中国人留学生の産業スパイ活動 米当局者「共産党政権の使い捨て」
米連邦大陪審は1月24日、昨年米司法省にスパイ容疑で逮捕された中国人元留学生、紀超群(Ji Chaoqun、音訳)氏を起訴した。紀氏は2月1日米連邦裁判所に出廷した。米連邦検察当局によると、紀氏は中国情報機関のために働き、米国内の技術者や研究者を中国情報機関のスパイにするスカウト活動を行っていた。
ノルウェー警察当局、「ファーウェイは中国当局の代理人」5G配備に警戒
次世代通信規格5Gの配備準備を行うノルウェーは最近、同国警察安全局(PST)局長が、中国通信大手ファーウェイは国益上の脅威になると警告した。
中国の異見者、海外にいても自由を奪われる=フリーダムハウス年次報告
世界的な人権擁護団体フリーダムハウスは2月4日、世界の自由度を図る年次報告書を発表した。このなかで、共産党政権の中国について「百万以上の人々が再教育キャンプに収容され、海外の体制異見者は嫌がらせ、引き渡し要求、誘拐、さらには殺人さえ行なわれている」と批判した。
北京市当局 市民251人を取り調べ、全人代に諫言書
中国北京市民251人がこのほど、中国の立法機関である全国人民代表大会(全人代)の常設機関である全人代常務委員会に対して、司法腐敗を防ぐための法修正などを呼び掛ける「諫言書」に署名した。当局は、発起人を拘束し、署名した市民に対して取り調べを行った。
デンマーク、ファーウェイ社員2人国外退去、1月に通信契約取り消したばかり
デンマーク警察当局は4日、中国通信大手の華為技術(ファーウェイ)が首都コペンハーゲンにある事務所を家宅捜査し、社員2人を国外退去処分とした。社員らが「居住および就労ビザに関する法律を順守しなかった」が原因だという。デンマークでは、ファーウェイに対して警戒感が高まっている。
一人当たり監視カメラ2台が作動 AI監視大国・中国
国際市場調査会社IDCが1月30日に発表した報告書によると、中国国内の当局による公共監視カメラの設置台数は2022年に27.6億台に達する見込み。当局は向こう数年間でカメラの追跡と識別能力の技術的向上に300億ドルを投じる計画がある。
中国旧正月の帰省シーズン、手頃な「レンタル高級品」人気 景気減退を反映か
2月の旧正月の休暇シーズンを迎えた中国では、都市部に務める地方労働者が面子維持のために高級品のレンタルが人気で、市場は活況を迎える。
アルゼンチンの中国宇宙探査センター「中国軍が運営」米国も憂慮
中国当局が南米アルゼンチンのパタゴニア地方ネウケン州で、海外で初めて建設した宇宙探査基地について、地元住民や米国などが強い懸念を示している。ロイター通信は1月30日、中国軍が同基地を管轄していると報じた。
台湾の鴻海会長、液晶パネルの米工場計画を継続 トランプ大統領と直接会談
電子部品世界最大手の台湾企業フォックスコン・テクノロジー(鴻海、ホンハイ)は2月2日、米国で液晶パネル工場を建設する計画を継続することを発表した。同社は雇用方針の変化などにより計画凍結の可能性が報じられていたが、トランプ大統領と同社・郭台銘会長との会談の後、軌道を修正した。
中国、電磁パルス攻撃に特化した核弾頭を製造=米機密解除文書
米国防総省が最近公開した文書によれば、中国共産党政権は電子機器を破壊する電磁パルス(EMP)攻撃に特化した核弾頭を所有しているという。
米中通商協議終了 難題解決至らず再交渉へ
米ワシントンで開かれた6回目の米中閣僚級通商協議は現地時間1月31日に終了した。ホワイトハウスが同日発表した声明では、トランプ米政権が、交渉期限である3月1日までに、中国側との間で合意を達成しなければ、予定通り中国製品に対して追加関税を実施すると示した。
米当局、出産ツアー企画の中国人を一斉摘発 20人起訴
米当局は1月31日、出生する子供の米国籍取得目的で、中国人妊婦を訪米させる「出産ツアー」を企画運営していた中国系の経営者20人を、ビザ詐欺や資金洗浄などの容疑で逮捕・起訴した。
米FBI、情報窃盗でアップル社中国人社員を逮捕「漏えいすれば壊滅的な影響」
米連邦捜査局(FBI)はこのほど、アップル社の中国人技術者、陳紀中(Jizhong Chen、音訳)氏を、同社の自動運転技術に関する機密情報を窃盗したとして逮捕した。昨年7月、同じ理由でFBIがアップル元社員1人を拘束したに続き、2件目の従業員による情報窃盗となった。ブルームバーグが30日伝えた。
「われわれの財産を返せ」、訪米中の劉鶴副首相に中国人陳情者が抗議
30日から31日までの日程で予定されている米中閣僚級貿易協議のため、中国の劉鶴副首相が率いる代表団が28日米国ワシントンに到着した。劉副首相らは30日、協議のためホワイトハウスに行く前、強制立ち退きの被害者とみられる中国人陳情者に抗議を受けた。ブルームバーグ・テレビジョンや米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)などが伝えた。
中国、寺院でのチベット語授業禁止 人権団体「基本的権利の侵害」
中国西部の青海省共産党当局は最近、チベットの寺院で子ども向けチベット語補習クラスを開いてはいけないとの命令を通知した。国際人権団体は「子供たちへの指導はチベット族の基本的権利」として、禁止を直ちに解除するよう要求している。
米企業のロボット技術盗んだファーウェイの大胆な手口 米起訴状が明かす
米司法省は28日、米通信大手Tモバイルの企業機密を窃盗したとして、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と、孟晩舟・最高財務責任者(CFO)と同社の子会社を起訴した。訴状は、ファーウェイの米子会社の社員が、Tモバイルのロボット技術を盗み出した一部始終を詳細に記述した。また、ファーウェイは社員に対して、ライバル企業の機密情報を盗むよう奨励していると指摘した。
中国の支配進む南沙諸島、サンゴ礁を「永暑島」に名称変更 武力占拠の過去も
中国官製メディアは今年に入り、中国当局が軍事拠点化した南シナ海スプラトリー(南沙)諸島の人工島の映像や写真を報じた。
王全璋弁護士に懲役4年半、米独が批判声明「全く理解できない」
米国とドイツ両政府はこのほど、中国人権派弁護士の王全璋氏が国家政権転覆罪で実刑判決言い渡されたことに関してそれぞれ批判の声明を発表した。米政府は、中国当局に王全璋氏を直ちに解放するよう求めた。
「総負債約86兆円」、高速鉄道の過剰投資が新たな金融リスクに=中国メディア
中国メディアはこのほど、高速鉄道投資の急拡大で、国営中国鉄路総公司が抱える債務規模が5兆2800億元(約85兆5360億円)に膨れ上がたと指摘し、中国経済の「灰色のサイ(顕著であるにもかかわらず看過されがちな問題)」になる恐れがあると警告した。
日本、宇宙とサイバー空間ふくむ6分野で米軍と共同戦略=報道
中国共産党政権が日本を含むアジア太平洋地域で軍事的プレゼンスを拡大させるなか、日本政府は自衛隊と米軍による陸海空および宇宙、サイバー、電磁波の6分野の領域における共同戦略を策定する。日本のメディアが複数の政府筋の話として伝えた。