中国の武器輸出 民主主義と地域の安定への脅威

中国は武器輸出を通じて地政学的影響力を拡大しているが、米国は、ウクライナへの武器輸出阻止や先端技術のアクセス制限を通じ、中国の軍需産業に圧力をかけている。世界の武器市場における競争は一層激化している。圧倒的な首位を維持する米国と、追い上げを図る中国。その行方を探る。
2024/12/17 Antonio Graceffo

日米拡大抑止協議 中国の核拡大やロシア 北朝鮮の脅威に対応

日米両政府は、厳しさを増す東アジアの安全保障環境を踏まえ、拡大抑止の強化に向けて協議を行った。中国共産党による核戦力の急速な拡大、北朝鮮とロシアの軍事協力深化、ロシアによる核威嚇などの地域脅威に対し、政策調整や防衛能力の連携を強化する方針を確認した。
2024/12/13

米海軍 法外なドローン迎撃コスト 費用対効果の改善が急務

数百万円のコストで船舶に甚大な被害を与えられるドローンが普及する一方で、現状、ドローンを撃墜するのに1発当たり約1億円を超えるミサイルで対応している。費用対効果の見直しは喫緊の課題だ。ドローンの飽和攻撃に対抗できる武器はあるのか
2024/12/08 Mike Fredenburg

中共がXバンドレーダー設置か トランプ氏が提唱する「アイアンドーム」防衛構想の必要性が浮き彫りに

中国が新たに公開したXバンドレーダーは、国家的なミサイル防衛システムの構築を可能にする。トランプ氏の「アイアンドーム型ミサイル防衛」は、中国、ロシア、北朝鮮の核威嚇を抑え、核軍拡競争を無意味化する鍵となる。迅速な構築が核削減交渉への道を切り開く可能性を秘めている。
2024/12/06 Rick Fisher

中国 2030年までに核弾頭1千発超へ=米国防情報局

10月23日に公表された米国防総省国防情報局の報告書は、、中国は現在500発以上の核弾頭を保有しており、2030年までには少なくとも1000発に達する見込みだと指摘した。
2024/10/25 Frank Fang

中国共産党軍、国内でミサイル複数回発射

台湾国防部は9月29日、中国共産党(中共)軍が中国国内で「ミサイル発射を「複数回」行っていると報告した。発射は甘粛省、青海省、新疆ウイグル自治区で行われた。
2024/09/30 Catherine Yang

北朝鮮の弾道ミサイル発射 日米韓共同訓練に影響なし

北朝鮮が6月26日に弾道ミサイルを発射した件について、28日の記者会見で、木原稔防防衛相は、日米韓共同訓練「フリーダム・エッジ」への影響はないと述べた。
2024/06/28 清川茜

北朝鮮ミサイル、日米韓が「緊密な情報共有」 木原防衛相が強調

木原稔防衛相は28日の会見で、北朝鮮が弾道ミサイル技術を使用して衛星打ち上げを試みたことについて、日米韓の3カ国が「緊密な情報共有」を行なったと発表した。日米韓は昨年末、北朝鮮が撃つ弾道ミサイルの探知情報の即時共有を始めたと発表している。

ロシア核兵器の脅威 米国の核政策議論の始まり(下)

8940億ドルの2025会計年度国防予算を議会が今後数週間で審議する予定だ。ロバート・ピーターズ氏は、ロシアの戦術核兵器の優位性は「最も緊急の注意を要する」と述べた。
2024/05/13 John Haughey

ロシア核兵器の脅威 米国の核政策議論の始まり(上)

ロシアが最近行った戦術核兵器使用の威嚇を一見すると軽視されがちだが、「ウクライナ国外」の英軍施設への攻撃という状況は、あからさまな警戒とまではいかないまでも、注目を集めるものだ。
2024/05/13 John Haughey

米軍がフィリピン・ルソン島にF−22戦闘機と最新鋭中距離ミサイルシステムを配備 中国共産党の懸念とは?

アメリカ軍は、中国共産党が2027年までに台湾への攻撃能力を確立しようとしているとの見解を持ち、それに対抗するために台湾周辺での軍事配置を強化している。
2024/05/07 夏雨

イスラエルのミサイル、イランの拠点直撃 空港で爆発音=報道

イスラエルのミサイルがイランの拠点を直撃したと、米ABCニュースが18日遅く、米政府当局者の話として伝えた。
2024/04/19 Reuters

イランミサイル攻撃の99%が迎撃された事が示す台湾が学ぶべき教訓

イランがイスラエルへ発射した約300発のミサイルとドローンのうち、99%がイスラエルとその同盟国によって迎撃、撃墜された。専門家はこの事例が、台湾にとっても有益な教訓になると指摘している。
2024/04/17 新唐人テレビ

台湾有事シミュレーション…中国大敗喫するも日米に甚大な被害

笹川平和財団は台湾有事を想定した机上演習を実施し、その報告書を3月末に公表した。報告書によると、もし米中が台湾をめぐり軍事衝突した場合、日米台すべてに甚大な被害が及ぶことが明らかになった。
2024/04/09 佐渡道世

北朝鮮から10万人が海外労働 毎年5億ドル稼ぐ…平壌に送金=国連報告

国連安全保障理事会の専門家パネルによる報告書によると、2023年に約10万人の北朝鮮労働者が海外で働き、北朝鮮に約5億ドルの収入をもたらしたことが明らかになった。収入は大半が北朝鮮当局に送金されており、海外労働者は金正恩政権による制裁回避の手段となっている。

米国、日韓防衛のコミットメントを再確認 参謀長テレビ会議で

自衛隊の制服組トップ吉田圭秀統合幕僚長は28日、アメリカのブラウン統合参謀本部議長及び韓国の金明秀(キム・ミョンス)合同参謀本部議長とテレビ会議を開いた。ブラウン氏は日韓を防衛するという米国のコミッ トメントを再確認した。
2024/03/28 清川茜

ゼレンスキー氏近くにミサイル着弾、ギリシャ首相とオデーサ訪問中

ウクライナのゼレンスキー大統領がギリシャのミツォタキス首相と会談するため訪問していた南部オデーサ(オデッサ)で6日、ロシア軍のミサイル攻撃があり、関係者によると、両氏から500─800メートル離れた場所に着弾した。
2024/03/07 Reuters

米検察、「ヤクザ」幹部を放射性物質取引の容疑で起訴 地対空ミサイルの密輸も画策か

米ニューヨーク南部地区の米国検察官は、ミャンマーから他国へウランや兵器級プルトニウムを含む核物質を密輸したとして日本の暴力団幹部エザワ・タケシを起訴した。起訴状によれば、ミサイル取引の疑惑もあるという。

北朝鮮との緊張が深まる中 日米韓海軍共同訓練

日米韓は1月14日〜17日海軍共同訓練を実施した。3国は地域の安全保障上の課題等について意見交換をした。
2024/01/17 清川茜

日米韓、北朝鮮ミサイル情報の即時共有システム稼働

日米韓は19日、北朝鮮のミサイル発射情報を即時共有するシステムが稼働したと発表した。3カ国の軍事演習を強化する方針も示した。
2023/12/19 Reuters

北朝鮮のミサイル、飛行距離は1000キロ=韓国軍

韓国軍は、北朝鮮が18日発射したミサイルの飛行距離は約1000キロだったと明らかにした。
2023/12/18 Reuters

【独自】対北朝鮮で試される日米韓の本気度 元北朝鮮外交官・太永浩氏

北朝鮮の元駐英国公使で、現在は韓国の保守系与党「国民の力」に所属する太永浩(テ・ヨンホ)国会議員が大紀元エポックタイムズの単独インタビューに応じた。軍事面での中朝露の協力関係が強まるなか、地域情勢のエスカレーションを防ぐには日米韓の硬い決意が必要だと語った。
2023/12/15 Wenliang Wang

米空母、韓国釜山に入港 北朝鮮けん制狙い

韓国軍によると、米空母「カール・ビンソン」が21日、韓国南部釜山に入港した。抑止力を強化して北朝鮮をけん制する狙い。
2023/11/21 Reuters

韓国、米と共同訓練拡大へ 対北朝鮮の抑止力強化で=国防相

韓国の申源シク国防相は13日、北朝鮮のいかなる攻撃に対しても抑止力を高め、制裁を加えられるようにするために、米韓の共同軍事訓練を拡大し、日本との協力も強化する表明した。
2023/11/13 Reuters