中国経済はデフレではなく経済衰退だ

中国の経済フォーラムでは、多くの人は中国は「デフレ」にあり、インフレは起きていないと宣伝している。これは、中国共産党(中共)が紙幣を刷りまくり、貨幣を発行しすぎていることを隠すための手段であり、中国経済と中国国民の福祉にとって非常に有害だ。
2023/07/14 清川 葵

中国経済の疑問 金融崩壊は一体いつ訪れるのか(1)

過去20年間、経済学者たちは何度となく「中国の金融危機が一触即発である」との予言を立ててきた。西洋の経済学に基づく経済指標の計算によれば、中国の金融システムはすでに崩壊していると示唆されている。しかし実際には、中国で広範囲にわたる明らかな金融危機が爆発することはなかった。これは一体、何を意味するのだろうか? 
2023/07/04 李昊

中国経済は二十年前に逆もどりする=経済学者

中国国家統計局の公表データによれば、中国の失業率は、今年の5月には16~24歳若者の失業率が20.8%と、2018年以降の記録で最も高い水準を2か月連続で更新した。統計学者はこれを中国45年間で最も深刻な失業状況と指摘している。楽観的な中国の経済学者たちも、この雇用危機の問題が短期間で解消することはなく、バランスが取れるまで少なくとも2〜3年かかると考えている。バランスを取るという意味は、悪化を止めることを意味している。雇用が正常なレベルまで回復するのは非常に遠い将来の事となる。
2023/07/03 謝田

中国地方政府の債務総額は3263兆円 増加する「罰金経済」 

中国の各地方政府は大規模な負債を抱えており、最近では財政収入の増加を目指して「罰金経済」を進めている。しかしこの政策の長期的な効果には疑問が呈されており、社会評論家たちは「最終的に影響が民心に及ぶだろう」と指摘している。短期的には収入を増やすことが可能かもしれないが、長期的には政権の不安定化を招く可能性があるとされている。
2023/06/26 顧暁華

中国への投資減退の三つの要素 習近平政権の民間への期待は虚しく

海外からの中国市場への投資は、三つの要因により減速している。それらは、米中間の地政学的な緊張の増加、中国共産党(中共)による外資への監視と制限の強化、そして中国経済の低迷と政治リスクである。これらが組み合わさることで、外資は中国市場から退き、より安全なアジア市場へと投資を移行している。
2023/06/24 宋唐、易如

中国は「史上空前の就職難」 若者の失業率20%突破、生きることに命懸けの毎日

中国は今、景気の低迷による「史上空前の就職難」にある。公式データによる若者の失業率は20%強だが、実態はさらに深刻。庶民は身を削りながら、生きようとしている。
2023/05/19 李凌, 鳥飼聡