3隻目の空母「福建」就役の裏で進む権力闘争 習近平の面子が失われた日【時勢の重心】
最近就役した中共軍の3隻目の空母「福建」の名は、習近平の福建省勤務時代の人脈グループ「福建閥」に由来し、習の権力誇示の象徴となっている。しかし、就役式典は異例にも控えめな形で実施され、習は権威誇示の機会を逸する状況となった。
中共が新型空母を大々的に宣伝しなかった理由とは
中共空母「福建号」引き渡し式の規模縮小や報道遅延の理由は、新技術の不安や動力・艦載機の弱点が影響しているため
中国J-35戦闘機が空母運用に課題 元F-35指揮官が指摘
中国J-35戦闘機が空母からの離艦に成功したが、米元F-35指揮官は技術や運用面など多くの課題が残ると指摘した。
米最大空母「フォード」 中南米に展開 麻薬密輸取り締まりを強化
米最大空母「フォード」号が中南米へ派遣され、麻薬密輸と国際犯罪の取り締まり強化を開始。ベネズエラは対抗措置へ。
【紀元焦點】空母就役式に揺れる習近平と中共軍の権力闘争
福建号空母の就役式は、軍高官の欠席や規模縮小、報道の遅延が重なり、習近平の軍権が動揺している現状が浮き彫りとなった。
空母ジョージ・ワシントンの「失われた6年」 米海軍を揺るがす造船の危機
アメリカ海軍は2023年5月25日原子力航空母艦・ジョージ・ワシントンが再配備されることを発表した。6年ぶりの展開であり、当初4年で想定された炉心交換・包括修理などのオーバーホール(RCOH)を2年延長した影響で再配備が遅れた。修理の延長は、造船をめぐって米海軍が抱える問題を示唆している。
中国共産党 係争海域支配へ圧力を強める動き
中国共産党は尖閣諸島や台湾海峡、南シナ海で軍事圧力を強める。空母「福建」の就役を控え、海軍力拡大は地域秩序を揺るがしかねない。
自衛隊 英空母に初の「武器等防護」 西太平洋で6か国共同訓練
海上自衛隊は、西太平洋での6か国共同訓練で英国空母「プリンス・オブ・ウェールズ」を初めて武器等防護したと発表した。
日本初のF-35Bが九州に到着 中共空母の脅威に対応
日本初のF-35B戦闘機が新田原基地に到着し、「いずも」改装空母などへの配備で西南諸島の防衛力強化が進む。
英国が台湾有事への対応を明言 「沈黙は抑止にならない」元英国防相
イギリス防相は2025年7月、台湾有事の際にイギリスが同盟国とともに戦う準備があると表明。イギリス空母も合同演習へ参加し連携を強化する姿勢を示した。
中共空母編隊の香港公開 中共メディアの宣伝と現実の乖離
中国海軍山東号編隊の香港公開は、メディアの宣伝とは裏腹に装備や運用の限界、実力不足が露呈し、現実との乖離が浮き彫りとなった。
中共海軍空母2隻 日本周辺での詳細航路を防衛省が公表
中共海軍の空母「遼寧」と「山東」が日本周辺で長期間活動し、防衛省が異例の詳細航路を公表。警戒監視も強化されている。
中国空母2隻が太平洋へ同時進出 日本政府「第二列島線」越えに警戒強化
中共海軍の空母2隻が初めて同時に日本近海の太平洋へ進出。日本政府は安全保障上の脅威とみて中国側に申し入れた。中共軍はいよいよ第二列島線に迫っている。日本は警戒を強化している。
インド太平洋に米空母がいなかった理由 中共軍の内情を見透かした米軍
中国共産党軍内で権力不和が生じ、指導部の不安定さが明らかになっている。米国はこの動きを把握し、空母展開を調整しながら、中共軍の脆弱性を活用する戦略を取っている。米中の軍事衝突のリスクは抑えられているが、アメリカ軍は依然として警戒を続ける
トランプ氏 中国の台湾封鎖に対する軍事力行使は「必要ない」と発言
トランプ前大統領は、中国が台湾を封鎖する事態に対して「軍事力を使う必要はない」とし、中国製品に対する関税を150~200%に引き上げると述べた。
米、海軍潜水艦をドローン空撮の中国人留学生逮捕 日本でも「いずも」撮影者に捜査
米司法省は、中国人留学生がドローンを使ってバージニア州の造船所を撮影した事件で、スパイ防止法に基づく異例の訴追を進めている。米海軍は同造船所で原子力潜水艦を建造中だ。日本でも護衛艦「いずも」がドローンで撮影され動画が中国のSNSに拡散されており、軍事施設の対ドローン対策が喫緊の課題となっている。
米空母がもつ中国共産党の新型空母「福建」に対する2つの優位性
中国共産党が5月1日、初めて海上試験に送り出した。上海を出港したこの空母は、電磁カタパルトシステムを備えた初の中国空母であるが、アメリカの核動力空母と比較すると、規模と動力の面で劣るとの指摘が最初からあった。
米海軍空母2隻、海自護衛艦「いせ」 沖縄南方、フィリピン海で共同訓練 対中抑止強化
防衛省および米海軍は1月31日、米海軍空母2隻と海上自衛隊護衛艦が沖縄南方やフィリピン海で共同訓練を実施すると発表した。不安定化する朝鮮半島情勢や中国共産党の拡張に対し抑止強化を図っている。