中国進出は「後悔しかない」…脱中国の半導体大手UMC、台湾で再び躍進

台湾の半導体大手・聯華電子(UMC)は中国投資から抜け出して以降、記録的な株価上昇が続いている。台湾メディアグループの財信傳媒の取締役で評論家の謝金河(しゃ・きんが)氏は、本格的な台湾への再投資で同大手・台湾積体電路製造(TSMC)と肩を並べ、台湾の半導体競争力を高めることができると評した。
2021/09/08

ドイツ駐中国大使急死、メルケル氏の対中宥和政策が頓挫か

在中国のドイツ大使館は6日、8月24日に赴任したばかりのヘッカー駐中国大使(54)が急死したと発表した。ドイツメディアは、ヘッカー氏の死去によってメルケル首相の対中宥和政策は頓挫したとの見方を示した。
2021/09/07

「アウトブレイクは避けられたはず」米専門家、WHOより2週間早く感染症を把握

米コロンビア大学の感染症専門家であるイアン・リプキン(Ian Lipkin)氏は、中国政府が武漢での中共ウイルス(新型コロナウイルス、COVID-19)の発生を、世界保健機関(WHO)に通知する約半月前の2019年12月15日に知っていたことを明らかにした。
2021/09/07

中国少数民族の人権問題を調べる米研究者、カザフに5年入国禁止

中国少数民族に対する人権問題を調査する、ロシア系米国人学者は自身のFacebookページで、カザフスタンへの入国を5年間禁止されていると書き込んだ。中国共産党の少数民族への抑圧政策は、中央アジア諸国の行政措置にも延伸している可能性がある。
2021/09/07

中国で乱立する模倣「観光スポット」、サントリーニ島43カ所も

中国で海外の有名建築物の模倣行為が横行し、注目を集めている。
2021/09/07

ゲノム解析大手BGI、出生前検査で中国軍と協力 複数の国が調査乗り出す=報道

ロイター通信6日付によると、世界5カ国の医療規制当局は、中国ゲノム解析大手、華大基因(BGI)が開発・販売する非侵襲的出生前i遺伝学的検査(NIPT)の商品「NIFTY」を調査している。7月、BGIは出生前検査を中国軍と共同開発し、同検査で集めたデータを二次利用し、中国当局に提出する恐れがあると報じられた。
2021/09/07

米国、中共にイデオロギー戦仕掛けるべき 「政権の邪悪な本質」の暴露も=専門家

米ワシントン・タイムズ紙の国家安全保障特派員であるビル・ガーツ(Bill Gertz)氏はこのほど、英文大紀元の番組「クロスローズ(Crossroads)」とのインタビューで、世界の自由を破壊するために全面戦争を仕掛けている中国共産党(以下、中共)に対し、米国は中共政権の「邪悪な本性、腐敗、反人道罪」を暴き、独自のイデオロギーを行うべきだと語った。
2021/09/07

米アップル、児童ポルノ検出ツールの導入を延期 プライバシー擁護団体などから厳しい批判

米アップル社は、アイフォン(iPhone)などの同社製端末に保存された児童の性的虐待画像を検知する機能の導入を延期すると発表した。検出ツールが監視目的で利用される可能性を懸念するプライバシー擁護団体や研究者からの、厳しい反発に応じた形だ。
2021/09/06

中国、ドイツ優良企業を相次ぎ買収 ハイテク覇権狙う=報道

ドイチェベレ中国語電子版は5日、米中対立で製造業強化戦略を立てている中国当局は、ドイツの優れた技術力を持つ中小企業を狙い、買収を進めていると指摘した。
2021/09/06

リトアニアの「台湾代表処」開設に中国が反発 連鎖反応危惧か

東欧リトアニアは8月、台湾との間に出先機関の開設を決定した後、中国との関係が悪化した。リトアニアと中国は9月3日、双方の大使を呼び戻した。中国が反発する背景には、台湾問題が連鎖反応を引き起こし、さらに多くの東欧国家が中国との「17+1」協力枠組みから離脱することを懸念しているとみられる。リトアニアは5月、同枠組みから脱退した。
2021/09/06

駐中国ドイツ大使 赴任から数日で突然の死 死因まだ発表されず

ドイツ外務省は6日、駐中国ドイツ大使ヤン・ヘッカー氏が突然の死を迎えたと発表した。大使就任からわずか数日だった。同省は、大使の死因についてまだ明らかにしていない。
2021/09/06

半導体ひっ迫、中国国内系と外資系の自動車生産「3カ月連続半減」=報道

中国自動車業界の半導体不足は深刻化している。中国メディアによると、中国国内のメーカーだけではなく、フォルクスワーゲンやホンダなどの外資系を含む自動車メーカーもここ3カ月連続、前年比で減産している。
2021/09/06

中国の改正海上交通安全法「国際的な合意と規範に反する」=米国沿岸警備隊

米国沿岸警備隊の太平洋地域の最高指揮官マイケル・マカリスター氏は3日、中国が施行した「改正海上交通安全法」は非常に懸念されるものであり、「国際的な合意と規範」に反すると批判した。また、中国がこの法案に基づき実地した場合、「不安定さと潜在的な紛争の基礎を築き始めることになる」と警鐘を鳴らした。
2021/09/06

習政権、北京証券取引所設立へ 専門家「金融貿易の南部集中を回避する狙い」

中国の習近平国家主席は2日、北京市で国内3番目の証券取引所、北京証券取引所を設立すると発表した。対象は中国の中小企業だという。専門家は、同取引所の設立は共産党内の勢力図に関わり、内循環経済政策に備えるためにあると指摘した。
2021/09/04

中国「改正海上交通安全法」が施行 空文化の可能性も

中国の「海上交通安全法」の改正法案が9月1日から発効した。法案の目的は、中国の主張する「管轄海域」を通過する外国船への管制を強化するためだという。
2021/09/04

中国共産党がヒップホップ利用 若者引き寄せを狙う プロパガンダ多様化

8月19日、「チベット解放70周年」の記念式典に際して、汪洋(おう・よう)全国政治協商会議主席はポタラ宮前に、「共産党がなければ新しい中国がない、新しいチベットがない」という趣旨の演説を行った。同日、チベット出身の若者らは『あなたに捧げるラップ』というラップ曲を発表した。専門家が「中国共産党は若者世代を惹きつけるために、ラップなどの新しい芸術形式を利用している」と注意した。
2021/09/04

中国、60数カ国で港運営 軍事転用も可能 世界支配戦略の一環か

世界貿易の約8割は海運に頼っている、港湾はまた海上輸送の節点である。世界十大港湾の7つを占める中国。その大手国営企業は60以上の国で港の建設に関わったり、投資したり、港の運営権をリースしたりしている。米英の軍事専門家らは「港湾を管轄する中国は出兵することなく戦略的支配の立場を得られる」と懸念を抱いている。米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が報じた。
2021/09/04

中国メディア、スパイ容疑のカナダ人実業家が「軍事設備を撮影」 ファーウェイCFO事件に圧力か

中国遼寧省丹東市の裁判所は8月11日、スパイ罪で起訴されたカナダ人実業家のマイケル・スパバ氏に対して、懲役11年の有罪判決を言い渡した。この際、地裁は関連証拠を公開しなかった。1日、中国官製メディア「環球時報」は、スパバ氏が中国軍事設備などを撮影したと報じた。
2021/09/04

中国、610弁公室責任者が法輪功弾圧で「闘争心不足」と自己批判=内部文書

大紀元が入手した中国当局の内部文書によると、法輪功迫害機関「610弁公室」の責任者は、法輪功学習者への取り締まりでは、闘争心が足りず、仕事に対する考えが甘かったことを認めている。これは、中国共産党の法輪功迫害政策に正当性がなく、下層部の「610弁公室」の職員が弾圧に消極的であることを示しているとの分析がある。
2021/09/03

北朝鮮、中国製ワクチンの受取を拒否 有効性への懸念からか

北朝鮮は配分された中国製ワクチンの受取りを拒否した。有効性を懸念したのではないかと韓国シンクタンクは指摘した。
2021/09/03

中国国有企業、イタリアの軍用ドローン製造企業を違法M&A

イタリア警察当局は2日、中国国営企業2社による同国の軍事企業に対するM&A(企業買収)が違法の疑いがあると発表した。中国人3人とイタリア人3人がこの事件に関与したとされている。
2021/09/03

中国アリババ1.7兆円拠出 相次ぎ当局の「共同繁栄」に追従する中国企業

習氏は「共同富裕」を目指すという目標を掲げ、富裕層への締め付けに乗り出した。また、三次分配について「高収入を合理的に調節し、違法収入を取り締まる」と発言している。中国当局の「共同富裕」政策に恐れをなした民間企業は、自発的に寄付する動きを見せている。
2021/09/03

【独占インタビュー(1/2)】高市早苗氏 国民の生命と財産を守り抜く

拡張主義を固守する中国共産党とそれに対抗する西側諸国の関係は日増しに悪化し、日本を取り巻く安全保障環境はかつてないほど緊張したものになっている。いっぽう国内では、新型コロナウイルス感染症の影響がいまだ続いており、中国共産党の多種多様な浸透工作は社会に影響を及ぼしている。このような状況下で、日本の舵取りを決める自民党総裁選が、間近に控えている。
2021/09/03

タリバン報道官「中国は主要パートナー」一帯一路にも関心示す

イスラム武装勢力タリバンの報道官は2日、イタリア紙の取材に応じ、中国共産党主導の経済圏構想「一帯一路」について関心を示し、豊富な銅山を所有するアフガンの開発を中国に依頼することを検討する考えを述べた。旧政権崩壊後、アフガンは急激な現金不足と急激なインフレが起きており、タリバンは中国共産党が示す経済支援を受け入れる構えだ。
2021/09/03

「中国は共同貧困に向かう」、国内経済学者が「共同富裕」に異例の警告

中国国内の経済学者は1日、当局が規制強化や市場介入を繰り返し、計画経済体制を再開すれば、中国は「共同貧困」に向かうと警告した。中国国内の学者が当局の「共同富裕」方針に警鐘を鳴らすのは異例なことである。
2021/09/03

滴滴出行など、中国当局に迎合 各社に労組設立の動き 

中国電子商取引大手の京東集団(JDドットコム)と配車アプリの滴滴出行が社内で労働組合の設立を計画していることがわかった。各社は、締め付けを強めている中国当局に迎合するために労働組合の設置を決めたとみられる。中国共産党の支配下では、労組は国民を監視する手段の1つに過ぎないとの指摘がある。
2021/09/03

中国当局、年収850万円以上世帯は「高所得層」「中間層へのニラ刈り」との声

中国官製メディアはこのほど、習近平政権が推進する「富の再分配」をめぐって、高所得層の判断基準を示唆した。年収50万元(約851万円)以上の世帯の収入は、増税などで「調整される」と示した。
2021/09/02

山東省で炭疽菌感染者2人が確認、うち1人死亡 接触者4700人以上

中国当局の公表によると、8月中旬に山東省濱州市で炭疽菌感染者が2人確認された。うち1人は死亡した。感染者に接触した人は4700人いるという。このほど、中国北部の北京市、河北省、山西省、東北部の遼寧省と西北部の寧夏回族自治区でも相次いで炭疽菌感染者が確認された。
2021/09/02

米、台湾海峡や南シナ海での中国の活動を抑止したい=米上院議員

米上院軍事委員会の委員長と海軍長官らは会議で、中国が米国にもたらす安全保障上の脅威に関する警鐘を再び鳴らした。
2021/09/02

中国昆明、建設中止のビル15棟を一斉爆破 

中国雲南省昆明市では8月27日午後、建設中止となった高層ビル15棟の爆破解体が行われた。中国では未完のまま放置されている「爛尾楼(ランウェイロウ)」と呼ばれる建物が数多く存在し、問題となっている。
2021/09/02