第1四半期の自衛隊機緊急発進が大幅減少
2024年度第1四半期の自衛隊機の緊急発進回数が前年同期比で大幅に減少した。また同じ期間、緊急発進は合計159回にとどまり、そのうち中国機が約66%、ロシア機が約33%を占めている。
防衛大臣 潜水艦22隻維持と人材確保へ潜水艦乗組員処遇改善を強調
防衛省は、国防の根幹として潜水艦22隻の維持を目指し、同時に乗組員の募集と処遇改善に力を入れることを発表した。木原稔防衛大臣は記者会見で、潜水艦の重要性とともに人材確保のための新たな施策の必要性を強調した。
自衛隊の人材不足に対応 新検討委員会を設立=防衛省
木原稔防衛大臣は7月5日の記者会見において、自衛隊の深刻な人材不足に対応するため、新たな検討委員会の設立を発表した。この委員会は、自衛官の魅力向上、省人化技術の導入、外部力の活用を核として議論を進める。
日本 太平洋島嶼国との防衛協力を強化=防衛大臣
木原防衛大臣は7月2日の記者会見で、太平洋島嶼国との防衛協力に関し、多国間及び二国間の交流、訓練を強調し、地域の安全保障と平和維持への日本の姿勢を明確にした。
日本・フィリピンの防衛協力強化へ 南シナ海安定化めざす
日本の木原稔防衛大臣は、日本とフィリピン間の「円滑化協定(RAA)」締結の進展について言及し、共同訓練の利点と地域安全保障への貢献を強調した。
自衛隊が展開するサイバー人材総合戦略
自衛隊は新たに『サイバー人材総合戦略』を発表した。木原防衛大臣は、この戦略が高度なサイバー攻撃に対抗するための専門人材を育成し、確保することを目的としていると述べている。
中国海軍の駆逐艦とフリゲートが大隅海峡を通過 ここ3日で2回
防衛省統合幕僚監部は、6月27日午後、宮崎県の都井岬南東約40kmの海域で、中国海軍のルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦1隻とジャンカイⅡ級フリゲート1隻を確認したと発表した。これらの艦艇は前日にも大隅海峡を通過しており、海上自衛隊が警戒監視活動を強化している。
「フリーダム・エッジ」 日米韓、複数領域の共同訓練初実施
日米韓は、2024年6月27日から29日にかけて、初の複数領域における日米韓共同訓練「フリーダム・エッジ」を洋上で実施した。
中国軍無人機が奄美大島北西沖を飛行、空自が緊急発信
防衛省は6月25日、中国共産党(中共)のWZ-7無人偵察機が東シナ海上で活動していることを確認した。この動きに対し、航空自衛隊は緊急発進を行った。地域の安全保障への影響と日中間の緊張の高まりが懸念されている。
日米韓共同訓練「フリーダム・エッジ」実施への期待と課題 =木原防衛大臣
日米韓の共同訓練「フリーダム・エッジ」が今夏に予定されている。この訓練は、安全保障環境の中での日米韓協力の強化を目的としている。
自衛隊創設70年記念 進化する防衛力と新たな挑戦
自衛隊創設から70年が経過し、日本は新たな防衛戦略と国際的な安全保障の役割に直面している。この節目に際し、木原防衛大臣は進化する自衛隊の重要性と新しい反撃能力の導入について語った。
航空自衛隊とヨーロッパ諸国の共同訓練強化
航空自衛隊がヨーロッパ諸国との共同訓練を発表し、インド太平洋地域の安全保障環境を強化するための国際協力を深める。木原防衛大臣は、自由で開かれたインド太平洋を目指し、多国間での連携を推進することの重要性を強調した。
露朝戦略パートナーシップ条約で周辺国に緊張 「日米間での拡大抑止の強化を」=木原防衛大臣
露朝戦略パートナーシップ条約がアジア地域の安全保障環境に新たな緊張をもたらしている。この条約により、ロシアと北朝鮮の間での軍事技術や核兵器の協力が強化される可能性が指摘されている。
自衛隊、ポーランド軍、フィリピン国軍と防衛協力強化
20日、自衛隊の吉田圭秀統合幕僚長は、ポーランド軍参謀総長とのハイレベル懇談およびフィリピン国軍参謀総長とのオンライン会談の成果について発表した。
日本周辺の異常な軍事動向 ロシア艦艇が津軽海峡に 中国艦艇が宮古海峡に
2024年6月になってから、北海道と沖縄周辺において、ロシアおよび中国の海軍艦艇が活発に活動を展開するなど、異常な軍事的動向が観測されている。海上自衛隊は警戒監視と情報収集の強化に努めている。
中国系データセンターが日本国内で増加 「経済安保リスク」に警鐘 = 高市経済安保相
日本で中国企業のデータセンターの建設が増加していることについて、高市早苗経済安保相はこのほど、安全保障を損なう恐れがある事業者に対して外為法による取り締まりを強化すると強調した。
中国海軍艦艇、宮古島北海域を通過し太平洋へ進行 海自が警戒監視
6月16日、宮古島北約150kmの海域で、中国海軍のルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦とフチ級補給艦が確認された。海上自衛隊は、情報収集と警戒監視を強化している。
【寄稿】能動的サイバー防御の知られざる本質 日米共同作戦に致命的混乱引き起こす恐れも
能動的サイバー防御という概念が米国から導入されたという虚偽の説明でサイバー攻撃を正当化しようとしているが、これは、将来、日米サイバー共同作戦において致命的な混乱を引き起こすことになりかねないのである。
火器管制レーダー照射問題 北朝鮮の軍事的脅威に対する防衛協力の必要性を訴える=防衛大臣
木原稔防衛大臣は6月14日の記者会見で、日本と韓国間で発生した火器管制レーダー照射問題について、この問題が及ぼす日韓防衛協力の停滞解消への影響に触れ、大臣は国民への継続的な説明すると共に、北朝鮮の軍事的脅威に対する防衛協力の必要性も強調した。
自衛隊射撃場での悲劇的な発砲事故から 1 年 再発防止への取り組み=防衛省
自衛隊射撃場での悲劇的な発砲事故から一年が経過し、防衛大臣木原氏は記者会見で、自衛隊訓練中の事故への深刻な対応と再発防止策を発表した。
オスプレイの飛行制限と安全対策 日米で異なる対応
オスプレイの飛行制限と安全対策について、米国と日本は異なるアプローチを取っている。
自衛隊ヘリ捜索に最新深海調査システム『ディープ・トウ』が投入—墜落事故の海底調査進展
防衛省は、4月に発生した自衛隊ヘリコプターの墜落事故について、最新の捜索技術『ディープ・トウ』を導入し、詳細な海底調査を進めることを発表する。
インドネシア重機操作訓練 陸自隊員24名派遣
防衛省は、国連三角パートナーシップ・プログラム(UNTPP)の一環として、2024年6月26日からインドネシアで実施される重機操作訓練に陸上自衛官24名を派遣する予定。
COVIDの次は「デジタルパンデミック」か 中国共産党の重要インフラへのウイルス攻撃とは
中国共産党やロシアによるサイバー攻撃の脅威が高まるなか、世界経済フォーラム(WEF)が数年前に発した警告が再び注目を浴びている。中国共産党が戦時にウイルス攻撃を仕掛け、電力や水道、ガスといった重要インフラを標的とする恐れがある。