インドなどが新たな供給先を求め、ロシアの武器販売が激減
ロシアによるウクライナへのいわれのない侵攻は、戦場以外でもモスクワに大きな打撃を与え続けている。国際的な制裁措置が同政権の武器輸出に打撃を与え、品質や信頼性に対する懸念がインド太平洋やその他の地域の長年の顧客に新たな武器供給先を求めるよう促しているからだ。
日米比首脳会談、南シナ海問題も協議へ
フィリピン外務省は5日、来週開催される日米フィリピン首脳会談について、南シナ海で最近起きた出来事も協議されるとの見通しを示した。
中国、モルディブに1500トンのチベット産氷河水を寄贈 影響力拡大を画策
モルディブ政府が3月26日に発表したところによると、モルディブは中国から1500トンのチベット産氷河水の寄贈を受けた。両国間の結びつきが強まる中での寄贈で、3月初旬には両国間で軍事援助協定が締結された。
フィリピン大統領 南シナ紛争中の海上安全強化を指令 – 海事委員会拡大へ
フィリピンと中国共産党(中共)の南シナ海での紛争はさらにエスカレートしている。3月23日、フィリピンの補給船が中共の海警船から水砲で攻撃されたことを受け、フィリピン大統領ボンボン・マルコス(Ferdinand Marcos Jr)は対抗措置を宣言した。
ベトナム国家主席が辞任 政治的混乱に懸念も
ベトナム政府は20日、共産党の中央委員会総会がボー・バン・トゥオン国家主席(53)の辞任を承認したと発表した。トゥオン氏が党規約に違反し、「世論に悪影響を及ぼし、党と国家、彼自身の評判を傷付けた」と声明で説明した。
インド総選挙4月19日から、モディ氏3期目狙う 6月4日一斉開票
ンドの選挙管理委員会は16日、下院(定数545)総選挙を4月19日から6月1日にかけ、7回に分けて実施すると発表した。同月4日に一斉開票する。
インド外相「世界における日本の役割拡大を支持」
インドのジャイシャンカル外相は、日本との関係強化について「日本は技術大国であり、日本が世界でより大きな役割を果たすことを歓迎する」と述べた。また、隣国ロシアや中国との関係にも言及しつつ、インドは多角的な外交を進めていると語った。
ベトナム、トランプ氏再選なら通商関係緊張か
多額の対米貿易黒字を抱えるベトナムは、太陽光パネルなど米政府が輸入に神経をとがらせる電子機器の対米輸出が好調なため、貿易不均衡に対して強硬な姿勢を採るトランプ前大統領が返り咲けば、通商問題を巡り米国との間で緊張が高まる恐れがあると専門家はみている。
フィリピン船に突っ込む中共船 接触の映像が公開
フィリピンは3月5日、中共海警局の船が「危険な操作」を行い、接触し、フィリピン沿岸警備隊の船が軽微な損傷を受けたと主張した。フィリピン側の船は、補給任務を実施中だった。
タイが新たな観光活性化策、ビザなし旅行や娯楽・飲酒規則変更も
タイのセター首相は22日、政府の会合で、世界的アーティストの誘致を含む新たな観光活性化策を打ち出すと明らかにした。
インド農民組合、政府提示の最低支持価格を拒否
農作物価格の引き上げを求めるインドの農民組合は19日、ゴヤル商工相が提案した公定価格「最低支持価格(MSP)」の5年契約を拒否した。組合指導者の1人がX(旧ツイッター)に投稿して明らかにした。
クアッド強化法案、米下院を通過 「自由で開かれたインド太平洋」促進
米下院で15日、「クアッド強化法」が通過した。法案は、日米豪印による自由で開かれたインド太平洋の促進と、4カ国の議員間作業グループの創設を掲げる。提出したグレゴリー・ミークス議員(民主党)は声明で、権威主義が台頭する世界で、民主主義国が連携して国際ルールを促進することが重要だと強調した。
インド、スマホ輸出で中国・ベトナムに敗北も=副大臣
インドのチャンドラセカール電子・情報技術省副大臣はシタラマン財務相に送った1月3日付の書簡と説明資料で、同国はスマートフォンの輸出競争で中国やベトナムに敗北する恐れがあると指摘、関税の引き下げによる世界的企業の誘致へ向け「迅速に行動」しなければならないと訴えた
パキスタン与党、シャリフ前首相を次期首相候補に指名
パキスタンの与党「パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派」(PML─N)の広報担当者は13日、シャバズ・シャリフ前首相が新たな連立政権のトップとなり、次期首相候補になると明らかにした。
アングル:中国の代替期待でインド株に資金流入、リスクは総選挙
インドの株式市場が中国に代わって急成長する主要新興国市場とみなされ、内外から資金流入が続いている。
中国のハッカー攻撃、フィリピン大統領や政府機関のウェブサイトを狙う
フィリピン情報通信省当局者は2月5日、中国からのハッカーが1月にフィリピン大統領や政府機関のウェブサイトや電子メールシステムへの侵入を試みたが、失敗に終わったと発表した。
インド、一部携帯電話部品の輸入関税引き下げ アップルなど恩恵
インド政府は一部の携帯電話部品について輸入関税を15%から10%に引き下げた。同国で携帯電話を製造する米アップルや中国の小米科技(シャオミ)などが恩恵を受ける。
韓国現代自動車が重慶工場を半値で叩き売り 生産をインドとインドネシアにシフト
現代自動車グループは1月17日、重慶工場を売却したと発表した。不安定な中国市場からインドやインドネシアなど他のアジア諸国に重点を移すという。
フィッチ、インドの格付け据え置き 財政が「最大の制約」
フィッチ・レーティングスは16日、インドの長期外貨建て発行体デフォルト格付けを「BBBマイナス」に据え置いた。見通しは安定的とした。ただ、脆弱な財政状況が格付けに対する「最大の制約」と指摘した。
印タミルナド州、マイクロソフトなどと投資協定 総額800億ドル
インド南部タミルナド州は8日、マイクロソフトなど複数の企業との間で総額6兆6400億ルピー(800億ドル)の投資協定に調印したと発表した。
バングラデシュ、総選挙控え各地に軍隊配置
7日に総選挙を控えたバングラデシュで3日、暴動を懸念して各地に軍隊が配置された。
フィリピン軍と自衛隊統合幕僚長、「差し迫った安全保障問題」協議
フィリピンは21日、同国軍トップが日本の自衛隊の吉田圭秀統合幕僚長と会談し、南シナ海での攻撃に対抗することの重要性など「差し迫った地域の安全保障問題」について協議したとの声明を発表した。
ベトナム貿易黒字、今年は前年比3倍の300億ドルに=商工省
ベトナム商工省は20日、今年の貿易黒字が昨年の3倍の300億ドルに達するとの見通しを示した。
対中共包囲網が形成される中 多くの国がベトナムに熱視線
中共は南シナ海の紛争を解決するためにベトナムを引き寄せている。対中国共産党包囲網の下で、各国はベトナムを引き込もうとしている。