米、ロシアのサイバー攻撃を警告 インフラ企業に警戒強化要請
[21日 ロイター] - バイデン米大統領は21日、声明を発表し、米国などが「ロシアに前例のないを負わせた」ことを受けてロシア政府がサイバー攻撃を仕掛ける可能性があると警戒を呼び掛けた。 ニューバーガー大統領副補佐官(サイバー・新興技術担当)は、情報機関の分析に基づく警告だと説明。重要インフラを担う米企業に警戒態勢の強化を求めた。 同補佐官は、ロシアがサイバー攻撃を「準備」する動きを確認
自衛隊「サイバー防衛隊」発足 陸海空一体となり高度化する脅威に対処
サイバー攻撃の脅威が高度化するなか、陸海空自衛隊の共同部隊として新たにサイバー防衛隊が3月17日に発足した。式典に出席した岸信夫防衛相は「サイバー領域における我が国の優位性を確保するための大きな一歩である」強調した。
最大の脅威は中露=米情報当局年次報告
米下院情報特別委員会では7日、米国の情報機関を統括する国家情報長官室(ODNI)の年次報告書が公表された。報告書は、「米国にとって最大の脅威は中国とロシアである」と指摘した。
トヨタのプレス工場にサイバー攻撃 ウクライナ情勢でリスク高… 経産省は注意喚起
トヨタ自動車の仕入れ先である小島プレス工業(愛知県豊田市)がサイバー攻撃を受けたことについて、松野官房長官は1日の会見で経済産業省など関係省庁で情報収集を行っていると述べた。ウクライナ情勢などからサイバー攻撃のリスクが高
国連専門家「北朝鮮はサイバー攻撃を駆使して数百万ドルを盗み出している」
国連の専門家はサイバー専門家の報告書を引用し、北朝鮮は引き続き金融機関、仮想通貨会社、取引所から数億円(数百万米ドル)を窃盗していると述べた。
米欧金融当局、ロシアのサイバー攻撃を警戒 銀行に備え促す
[フランクフルト/ロンドン 9日 ロイター] - ロシアとウクライナの緊張が高まる中、欧州中央銀行(ECB)が域内の銀行に対し、ロシアを後ろ盾とするサイバー攻撃に備えるよう促していることが、事情に詳しい関係者2人の話で分かった。 関係者の1人によると、ECBはこれまで、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で急増した通常の詐欺に焦点を当てていたが、ウクライナ情勢の緊迫化を受け、ロシアから
FBI、北京五輪に「個人の携帯電話を持参しないで」米選手に警告
米連邦捜査局(FBI)は31日、サイバー攻撃の危険性を理由に北京冬季五輪に出場する米代表選手らに、個人の携帯電話を持参しないよう呼びかけた。
ウクライナ政府サイトに大規模ハッカー攻撃 「最悪を覚悟しろ」
[キエフ 14日 ロイター] - ウクライナ政府機関の複数のウェブサイトが13日遅く、大規模なサイバー攻撃を受けた。「恐れろ、最悪を覚悟しろ」といったメッセージが表示されており、一部のサイトは14日午前の段階でアクセス不能となっている。 政府は調査を開始。外務省報道官はロイターに、まだ攻撃元を特定できていないが、過去の同様のサイバー攻撃にはロシアが関与していたとコメントした。 サイバー攻撃を受
攻撃が急増する中、フィリピンがサイバー防御を強化
急増するサイバー犯罪に対処することを目的として、フィリピン政府と民間部門はサイバー耐性の向上や訓練プログラムといった一連のサイバーセキュリティイニシアチブの実施に乗り出した。
中国、対日関係の改善に意欲も「様々な機会でわが国を批判」公安調査庁
公安調査庁は17日に発表した報告書「内外情勢の回顧と展望」(令和4年1月)で、中国による日本の大学と企業からの技術取得が依然と続いているとし、今後警戒する必要があると警告を発した。
FBI、中国電子決済端末メーカーの米事務所を捜査 サイバー攻撃関与か
中国の電子決済端末メーカーの米国事務所が米連邦捜査局(FBI)に突然家宅捜索されたことが分かった。
軍拡、サイバー攻撃の脅威増大…防衛力強化に「果敢に取り組む」=岸信夫防衛大臣
岸信夫防衛大臣は12日の記者会見で、日本を取り巻く安全保障環境が厳しくなる中、国家安全保障戦略等の改訂を行い、防衛力強化に向けて果敢に取り組んでいると述べた。また、中国と台湾のバランスについて「非常に中国側に偏って」いる
中国、国家主導サイバー攻撃で「地政学ターゲット」狙う=米MS社年次報告書
米国IT大手マイクロソフトは7日、サイバーセキュリティの動向をまとめた年次報告書を公表した。
総務省、通信事業者へのサイバー攻撃対処強化へ 情報収集や事前通知も パブコメ6日に開始
中国広東省東莞市の匿名のハッカーが、コンピュータを使用している様子(Photo by NICOLAS ASFOURI/AFP via Getty Images)
国家関与のサイバー攻撃、6割超は中国発 米企業が報告書
米サイバーセキュリティ対策企業、クラウドストライク(CrowdStrike)の最新調査によると、世界各国で起きた国家関与のサイバー攻撃の約7割は中国当局が実行したものだ。豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドは16日、伝えた。
日本の第100代首相に求められること
迫りくる中国共産党の脅威と、長引く新型コロナウイルス感染症による数々の影響。来るべき選挙を前にして、日本の政治家が解決すべき課題は山積みだ。これらの困難に立ち向かう、日本の第100代首相にはなにが求められているのか。そして専門家が指摘する、政治家選びで絶対に外せないポイントとは。
陸上自衛隊が約10万人を動員し演習、30年来最大規模 島しょ部への攻撃も想定
中国共産党による軍備拡張や領海侵入が繰り返され、サイバー攻撃や衛星に対する攻撃など新しい戦争の形が現実味を帯びるなか、予備自衛官を含む陸上自衛隊のほぼ全部隊約10万人を動員する大規模演習が15日に開始されたことが、陸上幕僚監部への取材で明らかになった。岸防衛大臣は10日の記者会見で、大規模演習は「各種事態に実効的に対応するための抑止力・対処力を強化」するためのものだと説明。規模としては約30年ぶりとなる。訓練では陸海空自衛隊による輸送のほか、米軍や民間の輸送力も活用する。
前米国家安全局長官、中国サイバー攻撃はイデオロギー分野に拡大
前米国家安全保障局(NSA)局長、前米国サイバー軍トップのマイケル・ロジャース氏はこのほど、中国サイバー攻撃に関する見解を示した。初期は、諸外国の知的財産を盗むことが重点だったが、現在はインターネットで情報や世論を操作し、イデオロギー分野に波及していると指摘した。
前大統領副補佐官、中国は米成人8割の個人情報を完全窃盗「情報収集が新たなレベルに」
米国の前大統領副補佐官(国家安全保障担当)、マシュー・ポッティンジャー氏は上院委員会の公聴会で、中国当局は、米国の成人の情報ファイルを作成するためにデータを窃盗していると警鐘を鳴らしている。中国側はこれらのファイルを使って、米国民や政治家を脅迫し、米国内での影響力拡大を狙っているという。
米英、サイバー攻撃仕掛ける中国に「責任取らせる」 日欧と連携して非難声明
米政府は19日、中国による契約ハッカーを使った世界的なサイバー攻撃活動を受けて、日本や英国などの同盟国と連携して非難する声明を出した。中国に責任を追及するため、追加措置導入も辞さないとし、一段と対中強硬姿勢を強めた。