日米韓外相会談 安全保障協力で連携強化
2月22日、リオデジャネイロ(ブラジル)を訪問中の上川陽子外務大臣は、ブリンケン米国国務長官及び趙兌烈(チョ・テヨル)韓国外交部長官と、日米韓外相会合を行った。日米韓の連携を重層的かつ安定的に進めていくことで一致した。
身代金型ウイルス撒く犯罪集団「ロックビット」摘発 日本の警察庁ソフト、回復で支援
米欧当局は20日、身代金を要求をするランサムウェアを運営する組織「ロックビット」を摘発し、メンバー2人の逮捕・起訴とウェブサイトの閉鎖を発表した。被害データの回復には、日本の警察庁が開発した無料ツールが役立てられている。
防衛力整備、総額43兆円 木原防衛相、見直し考えていない
20日の会見で、木原稔防衛相は2023年度から5年間の防衛費総額を43兆円とする政府の方針は変更がないと表明した。「この範囲内において、必要な防衛力の強化を着実に行っていくことが防衛省の役割だ」と考えている。
木原防衛相 ヨルダン首相兼国防大臣と会談 防衛協力深化
2月19日、木原防衛大臣は、訪日中のビシェル・ハーニ・アル・ハサーウネ首相兼国防大臣と都内で会談を行った。
ロシアのウクライナ侵攻、最大教訓は「持久戦に耐えられるか」中共が準備=英研究
持久戦がテーマとなる。英国のシンクタンク、国際戦略研究所(IISS)は最新の報告書で、中国軍が最近、ロシアとウクライナの戦争から教訓を得て、未来のインド太平洋地域での戦争が長引く消耗戦になることを予測し、「持久戦」への準備を進めていると指摘した。
クアッド強化法案、米下院を通過 「自由で開かれたインド太平洋」促進
米下院で15日、「クアッド強化法」が通過した。法案は、日米豪印による自由で開かれたインド太平洋の促進と、4カ国の議員間作業グループの創設を掲げる。提出したグレゴリー・ミークス議員(民主党)は声明で、権威主義が台頭する世界で、民主主義国が連携して国際ルールを促進することが重要だと強調した。
第17回日韓軍縮・不拡散協議開催 連携強化へ
2月16日、東京において、第17回日韓軍縮・不拡散協議が開催された。
自衛隊、マレーシア海軍と初の共同訓練
2月13日、海上自衛隊はアンダマン海でマレーシア海軍との共同訓練を実施した。自衛隊がマレーシアと共同訓練を行うのは初めて。
ロシア情報収集機 日本海上空を南進
ロシアの情報収集機(IL-20)X1機が大陸方面から飛来し、日本海上空を南進した後、石川県能登半島沖で変針し、大陸方面に向けて北西進した
日本のサイバー防衛の急所 太平洋島嶼国5か国とサイバー防衛演習
日本は2月18日から26日まで、太平洋島嶼国5か国とともに米国領グアムでサイバー防衛演習を行う予定。
外務省公電情報漏えい 情報セキュリティに取り組む
中国によるサイバー攻撃によって、外務省の公電が漏えいしていたと報じられた。
中共、尖閣諸島領空に退去警告 日本は厳重に抗議
中共(中国共産党)海警局の船は1月より、尖閣諸島周辺を飛行する航空機に対して、無線で退去を警告し始めた。日本側は外交ルートを通じ反論した。
【寄稿】中国海軍、台湾封鎖で兵糧攻めの恐怖 「台湾を救えるのは日本だけ」
1月22日、米戦略国際問題研究所(CSIS)が台湾問題に関する調査結果を公表した。中国軍による台湾の海上封鎖の恐れが高まっているとし、日本が台湾有事において期待されている役割を果たせるかが重要なポイントになるという。
日英伊による次期戦闘機、2月末にも与党間で結論 3月に開発企業協議が本格化
木原稔防衛相は6日の会見で、日英伊による次期戦闘機(GCAP)の共同開発について、3月以降に開発企業間での協議が本格化するとして、2月末に時期戦闘機の第三国への移転与党間の結論を得ることで調整していることを明らかにした。
台湾有事で最大の弱点、米軍が兵站増強に本腰
米国とオーストラリアが上陸作戦や地上戦、航空作戦の軍事演習を行った昨年夏、中国の軍事的野心の高まりに対抗するために両国が防衛協力を深化させているという派手な見出しが躍った。
中共海軍艦艇 宮古海峡を航行
自衛隊は2月1日、中共海軍が宮古海峡を通過し、太平洋へ向けて航行したのを確認した。
米海軍空母2隻、海自護衛艦「いせ」 沖縄南方、フィリピン海で共同訓練 対中抑止強化
防衛省および米海軍は1月31日、米海軍空母2隻と海上自衛隊護衛艦が沖縄南方やフィリピン海で共同訓練を実施すると発表した。不安定化する朝鮮半島情勢や中国共産党の拡張に対し抑止強化を図っている。
中共海軍艦艇、宮古海峡を航行 台湾周辺で活動活発化
海上自衛隊は1月31日、中共海軍の情報収集艦が宮古海峡を通過し、太平洋へ向けて航行したのを確認した。中共海軍は台湾周辺での活動を活発化させており、自衛隊は警戒監視にあたっている。
セキュリティー・クリアランス制度、今国会で提出へ スパイ活動の抜け道塞ぐ
中国共産党などによる技術窃取のリスクが高まるなか、政府は「セキュリティー・クリアランス制度」に関する法案を今国会に提出するための準備を進めている。港湾などの重要インフラをサイバー攻撃から守るべく、経済安全保障推進法の改正も進める。
上川大臣と駐日ドイツ大使 日・独物品役務相互提供協定に署名
1月29日、上川外務大臣 とフォン・ゲッツェ駐日 ドイツ大使日・独物品役務相互提供協定に署名した。
日本は世界の安全保障を守るリーダーシップを発揮する=米国防省日本政策担当
米国防省インド太平洋安全保障局の日本政策担当ディレクター、グレース・パーク氏は、日本がインド太平洋地域のみならず、世界共同体の安全保障において重要なリーダーシップを発揮していると述べた。これは、25日に米国の超党派シンクタンク、ウィルソンセンターで行われた「2024年の日本」をテーマにした講演での発言だ。
ロシア海軍巡洋艦 対馬海峡を南西進し、東シナ海へ
1月24日、自衛隊は、対馬の東約50kmの海域において、同海域を南西進するロシア海軍スラバ級ミサイル巡洋艦1隻、与那国島の北東約80kmの海域においてロシア海軍ウダロイⅠ級駆逐艦1隻を確認した。
米海軍原子炉管理局長、辻󠄀外務副大臣と会談 原子力艦の安全性を確保
1月24日午後5時、ヒューストン米海軍原子炉管理局長は辻󠄀清人外務副大臣と会談を行った。米原子力空母がロナルド・レーガンからジョージ・ワシントンへ交代するにあたり、原子力艦の安全性を、引き続き確保すると確認した。
ポンペオ元米国務長官、木原防衛大臣訪問
1月23日、訪日中のマイク・ポンペオ元米国務長官は東京都内で講演した。木原防衛大臣を訪問した。
オスプレイ運用するには、必ず日本政府と事前調整
木原防衛大臣は23日の記者会見で、オスプレイの飛行再開のめどは立っていないと明かした。オースティン長官は関係部署に対し、日本国内のオスプレイを運用前には、必ず日本政府と調整を行うよう指示した。
中露戦闘機、昨年で日本周辺空域で活発な活動
1月23日に行われた記者会見で、木原防衛大臣は2023年度第3四半期までに、航空自衛隊による緊急発進は555回だったと話した。日本周辺空域での中露両国の活発な活動は継続している。
柘植外務副大臣、官民合同テロ・誘拐対策実地訓練(簡易版)出席
1月22日、柘植芳文外務副大臣は、外務省が危機管理会社の協力を得て開催した今年度第3回目となる「官民合同テロ・誘拐対策実地訓練(簡易版)」に出席した。訓練には、日本企業・団体等から計50人が参加した。