トランプ氏「USスチール買収は米国主導」 日本製鉄の取得比率が今後の焦点に
米国と日本、巨大鉄鋼買収の主導権はどちらに? トランプ大統領の発言で揺れる日米の攻防。日本製鉄の今後の動きや買収の行方に注目が集まっている。
ソフトバンク孫正義氏 日米共同政府系ファンド構想を提唱
ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長が、日米両国が共同で運営する政府系ファンド(ソブリン・ウェルス・ファンド、SWF)を創設する構想を提唱した。米国内の技術やインフラ分野に大規模な投資を行うことが主な目的とされる。
トランプ大統領「USスチールは米国に残る」 日本製鉄との提携で7万人雇用140億ドルの経済効果と発表
アメリカのトランプ大統領は5月23日、自身のSNSを通じて、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画について支持を表明した。
物価上昇 4月も継続 コメ類98%超の急騰 電気・ガスも加速
4月の消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が110.9となり、前年同月比で3.5%の上昇となった。品目別では、コメ類の価格が前年同月比で98.4%上昇。
日本製鉄によるUSスチール買収計画 対米外国投資委員会が再審査結果をトランプ大統領に報告
日本製鉄による米大手鉄鋼メーカーUSスチールの買収計画をめぐり、米政府の対米外国投資委員会(CFIUS)が再審査を行い、その結果をトランプ大統領に報告したことが明らかになった。
日本の超長期国債金利が上昇 石破首相の「ギリシャより悪い」発言の影響も
日本の超長期国債の金利が市場参加者の予想を超えるペースで上昇している。背景には、石破茂首相が国会で「日本の財政状況はギリシャよりも悪い」と発言したことが影響している可能性があると、一部の市場関係者は指摘している
ホンダ EV生産計画を大幅見直し ハイブリッド車強化へ
ホンダは20日、電気自動車(EV)に関する生産計画を大幅に見直す方針を示した。世界的なEV需要の鈍化やアメリカの新たな関税政策に対応し、これまで進めてきたEV重視戦略から大きく方向転換する。
中国はWTOから除名すべきか ルールなき超大国の代償
WTOは、自由で公正な貿易を支える国際秩序の柱として設立された。だが、中国共産党は、長年にわたりこの秩序を巧妙に利用し、ルールを無視し続けてきた。本稿では、中国のWTO加盟がもたらした7つの損失を検証し、今こそ問うべき「中国を除名すべきか」という根本的な問題に迫った。
サプライチェーンの先にある現実 ウイグル問題と日本の責任
ウイグル人に対する人権弾圧はやまない。国際社会は中共に対して経済制裁をし、ウイグル由来の製品をサプライチェーンから締め出しているが、日本の対応は緩く、中共にとっての抜け道になっている
「106万円の壁」撤廃決定 パート・アルバイトの厚生年金拡大と今後の影響
政府はパートらの厚生年金加入を拡大し「年収106万円の壁」は3年以内に撤廃へ。就業調整の必要がなくなり働きやすくなる。
1~3月期GDP 年率0.7%減 4四半期ぶりマイナス成長
内閣府が16日発表した2025年1~3月期のGDPは、物価変動の影響を除いた実質の伸び率はマイナス0.2%となり、4四半期ぶりのマイナス成長となった。物価高による個人消費の停滞と外需の大幅な下押しが響いた。
鉄鋼大手3社 2026年3月期は大幅減益見通し 中国の過剰生産と米関税が影響
鉄鋼大手3社の2026年3月期連結業績予想が12日、出そろった。各社ともに最終利益が前期比で大幅な減益となる見通しを示している。背景には、中国の鉄鋼過剰生産による市況の悪化と、米国のトランプ政権による関税措置の影響がある。
日経平均が大幅続伸 米中関税合意で景気懸念が後退
13日午前の東京株式市場は大きく上昇して始まり、日経平均株価は前日より約800円高い3万8400円台半ばで推移している。
資生堂 1~3月期営業利益27%減 中国・米国で販売不振続く
化粧品大手の資生堂が発表した2025年1月から3月までの3か月間の連結決算によると、本業のもうけを示すコア営業利益は前年同期比27.2%減の83億円となった。中国経済の低迷やアメリカでの販売不振が背景にある。
パナソニックHD株 一時3.8%安 構造改革発表も課題事業の具体策示されず
パナソニックHDの株価が12日の東京株式市場で一時3.8%下落。背景には、1万人規模の人員削減を含む構造改革に対し、課題事業の今後について明確な方針を示さなかったことへの失望感があったとみられる。
日産自動車 世界で2万人規模の人員削減へ 業績悪化で経営再建急ぐ
日産自動車が、世界規模で約2万人の人員削減を実施する方針を固めたことが12日、明らかになった。これまで発表していた9000人の削減計画に加え、1万人超の追加削減を行うものだ。
財務省発表 経常収支が過去最大の30兆3771億円黒字 円安で海外収益拡大
2024年度の日本の経常収支は、円安や海外投資収益の増加を背景に、過去最大の黒字となった。財務省の統計速報をもとに、黒字拡大の要因や貿易・サービス収支の動向、今後の注目点を解説。
日本製鉄幹部 米政権高官と会談へ USスチール買収計画の再審査が焦点
日本製鉄によるアメリカ大手鉄鋼メーカーUSスチールの買収計画をめぐり、同社幹部が来週、トランプ政権の高官と会談する予定であると複数の米メディアが報じている。
NTTがNTTデータグループの完全子会社化を発表 2兆3700億円で公開買い付け実施へ
日本電信電話(NTT)は8日、上場子会社であるNTTデータグループを完全子会社化すると正式に発表した。
日本とEU 中国製品の過剰流入に共同対処へ 米関税政策の影響に警戒
日本と欧州連合(EU)は8日、都内で閣僚級の「日EUハイレベル経済対話」を開催し、中国製品の過剰な流入に対して共同で対応する方針を確認する見通しとなった。
食料品の消費税ゼロを提言 自民有志議員が森山幹事長に申し入れ
自民党の積極財政を推進する有志議員が8日午前、党本部で森山裕幹事長と面会し、食料品などにかかる消費税の軽減税率を恒久的にゼロ%にするよう求める提言を手渡した。
日銀総裁「物価見通し維持なら金融緩和を調整」 米関税政策の影響に慎重姿勢
日銀の植田総裁は8日、参議院財政金融委員会で今後の金融政策運営について見解を示した。
NTTデータグループ ストップ高気配 NTTが完全子会社化へ
8日午前の東京株式市場で、NTTデータグループ(9613)の株価が急騰し、前日比501円(16.8%)高の3492円でストップ高気配となった。
SBI証券 中国株全銘柄で新規買い注文を停止 口座乗っ取り被害拡大で対策強化
SBI証券は6日、同社が取り扱う全ての中国株式(約1300銘柄)について、新規の買い注文の受付を停止したと発表した。近年の中国株式市場の低迷が、詐欺増加を助長する一因となっている。
KDDIとNEC 国内最大規模のサイバーセキュリティ事業を目指し協業へ
KDDIとNECは8日、サイバーセキュリティ事業における協業の検討を開始する基本合意書を締結したと発表した。
太陽光・バイオマス発電を中心に 再エネ発電事業者の倒産・廃業が過去最多
再生可能エネルギーを中心とした発電事業者の倒産や廃業が相次ぎ、その件数が過去最多となった。
バフェット氏「商社株は50年保有」発言で5大商社株が大幅高
7日の東京株式市場で、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅のいわゆる「5大商社」の株価が大きく上昇した。
新発40年物国債利回り 過去最高の3.250%に急上昇
7日の国内債券市場で、新発40年物国債の利回りが一時3.250%まで急上昇した。
中国市場の逆風下 野村中国合弁 新戦略で反転狙う
野村ホールディングスの中国合弁証券会社は2024年12月期の損失が3割縮小。経済減速を受け、事業を富裕層向けからトレーディング中心に転換中。
米大豆輸入増を交渉材料に 日米関税協議
政府は米産大豆の輸入拡大を検討。2023年の米国大豆輸出は中国向けが半数超を占め、貿易摩擦で減少する分を日本が取り込むことで米国側の譲歩を促す狙いだ。