米国の「核の傘」が必要な時に開かれるかどうか?
日本はアメリカが自国の核兵器を利用して、核兵器を持たない日本を防衛するかどうか懸念している。
露 中国で無人機を生産 核兵器の使用も
ロイターの報道によると、ロシアは中国に秘密裏に武器プロジェクトを設立し、ウクライナ戦争を支援するための攻撃型無人機の開発と生産を行っている
中共、軍備管理交渉を停止 米国は「戦略的安定を損なう」と非難
中国外交部は7月17日(水)、米国が台湾に武器を販売し続けていることを理由に、米国との軍備管理および核不拡散交渉を一時停止すると発表した。これに対し、米国国務省は中共の行動をロシアの模倣であり、戦略的安定を損なうものと非難した。
2024年版『防衛白書』発表 台中緊張で日本の防衛力強化の必要性強調
米中間の「戦略競争」と称される覇権争いが激化している中、世界の火薬庫とも称される台湾海峡は、常に武力衝突の脅威が存在する場所だ。7月12日に発表された年度版『日本防衛白書』は、中国が台湾周辺での軍事演習を増やしていることについて初めて警告を発している。また、中国とロシアが日本周辺で行っている共同軍事活動について「深刻な懸念」を表明し、北朝鮮の脅威がこれまでになく大きくなっていることも指摘している。
大統領補佐官、中ロ脅威下で米国核兵器配備拡大の可能性示唆
米大統領特別補佐官は、中国とロシアの攻勢が増す中で、バイデン政権は追加の核兵器の配備を検討する可能性を示唆した。
米予算、核兵器予算増額、核不拡散と浄化プログラム削減
バイデン大統領が提案した2025会計年度の予算案には、エネルギー省の核兵器プログラムへの予算が3.6%増の約200億ドルとなる。共和党議員らは核兵器プログラムに更なる予算を割り当てる必要があると主張している。
ロシア核兵器の脅威 米国の核政策議論の始まり(下)
8940億ドルの2025会計年度国防予算を議会が今後数週間で審議する予定だ。ロバート・ピーターズ氏は、ロシアの戦術核兵器の優位性は「最も緊急の注意を要する」と述べた。
ロシア核兵器の脅威 米国の核政策議論の始まり(上)
ロシアが最近行った戦術核兵器使用の威嚇を一見すると軽視されがちだが、「ウクライナ国外」の英軍施設への攻撃という状況は、あからさまな警戒とまではいかないまでも、注目を集めるものだ。
中国に核兵器開発用機械を不正輸出 死亡の中国人男性を書類送検 愛知県警
核兵器開発に使用可能な工作機械20台の性能を低く偽り、無許可で中国に輸出したとして、愛知県警は26日、外為法違反等の容疑で、名古屋市内に住んでいた中国籍の会社役員の男(58歳、令和4年7月死亡時)と勤務先の企業を書類送検した。
ロシアは核戦争への準備万端、プーチン氏「差し迫ってはいない」
ロシアのプーチン大統領は、ロシアは戦闘態勢にあり核戦争への準備も万端に整っているとしつつも、現時点では差し迫ってはいないと述べた。国営メディアとのインタビューでの発言が13日に報じられた。
ロシア軍が中共からの侵攻を戦術核で阻止するシミュレーションを行っていた=ロシア軍文書
近年、中露は密接な協力を強化してきたが、漏洩したロシア軍の文書には、中国共産党(中共)の侵攻シナリオに直面した際、核兵器を使用することが仄めかされている。
【寄稿】蠢動する北朝鮮の背後にある悪の枢軸
北朝鮮情勢を語る上で、中朝露の三角関係を考慮せずにはいられない。北朝鮮が領土的野心をあらわにし、イランも核開発を加速させるなか、世界情勢のきな臭さは一段と増している。
米国訪問成果なし、中共プロパガンダ行き詰まる
中共認識し、譲歩なし、APECサミットで米中成果なし。このAPECサミットでは、元々多くの人々が米中両国がそれぞれ譲歩すると考えていた。例えば、米国が中国からの一部の輸入品に対する処罰的関税を取り消すことや、一部の技術制裁を緩和することである。しかし、両国の声明からは、米国が譲歩した形跡は全く見られず、むしろ中国共産党(中共)が一部の条件に同意したことがわかる。例えば、高官の軍事交流やフェンタニル問題の制御についてである。
米空軍の新型爆撃機B21レイダーが初飛行=ロイター記者
米防衛大手ノースロップ・グラマンが開発する米空軍の第6世代戦略爆撃機「B21レイダー(Raider)」が10日に初飛行を行った。
中国、米国との核軍備管理巡る協議開催に合意=WSJ
中国が米国と核軍備管理に関する協議を来週開催することで合意したと、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が1日報じた。実現すればオバマ元政権以来初という。
ロシア下院、CTBT批准撤回法案を可決
ロシア下院は18日、包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准を撤回する法案を全会一致で可決した。CTBTを批准していない米国の姿勢に呼応する必要があるとしてプーチン大統領が撤回を求めていた。
【寄稿】中共がほくそ笑むハマスの暴挙 世界大戦への導火線となるか
ハマスによるイスラエル攻撃とナゴルノカラバフ紛争は世界の常識を変えつつある。中朝露イランなどは結束を強め、欧米諸国は世界各地で起きる紛争の対応に追われている。独裁国家に囲まれた日本はどう行動すべきか。
北朝鮮が原子炉停止、兵器用プルトニウム抽出目的か=韓国紙
韓国の東亜日報は5日、北朝鮮が寧辺核施設の原子炉を停止したとする政府筋の情報を伝えた。使用済み核燃料棒の再処理によって兵器に使用可能なプルトニウムを抽出する狙いとみられるという。
「何百万人死んでも…」人命軽視の中朝露、日本は「米国の核の傘」で抑止できるか
8月中旬に発表された、台湾有事の政策シミュレーション(日本戦略研究フォーラム主催)では、中国が台湾への軍事侵攻の高まりを受け、日本は米国に「拡大抑止(核の傘)」入りを要望することが想定された。
【寄稿】非現実的な「核兵器廃止論」はなぜ繰り返されるのか
国際条約では、その条約に署名し批准した国にだけ、その条約が適用される。核兵器禁止条約に核保有国が加盟する可能性は皆無であり、従って核兵器禁止条約で核兵器が廃絶する可能性はゼロである。
米少数派政党、広島や長崎の「原爆使用が数百万の犠牲を回避」説を否定
米国の少数政党であるリバタリアン党は6日の声明で、第二次世界大戦中における広島や長崎への原爆投下で「数百万の命が救われた」との論説の正当性を否定し、二大政党の従来の主張に挑戦した。
【寄稿】中露躍進で崩壊する米国の核戦略 広島サミットは本当に成功だったのか?
各国首脳が声明を発表すれば核兵器廃絶が実現できると思う人は誰もいないだろう。中露が連携した場合、核弾頭保有数では米国を大きく上回り、核戦力の均衡が破られる。
【寄稿】ロシア分裂後の世界情勢 中国がシベリア進出する可能性も
ウクライナ戦場で国力を消耗したロシアは分裂の可能性が示唆されている。中国は極東ロシア領に野心を持っており、シベリア進出すれば、日本の安全保障は大きな脅威に直面することとなる。