安倍元首相、台湾・蔡英文総統とオンライン会談 安全保障や経済協力について意見交換
安倍晋三元首相は22日、台湾の蔡英文総統とオンラインで会談した。ロシアのウクライナ侵攻を非難し、中国共産党を念頭に、インド太平洋地域における力による一方的な現状変更を容認しない姿勢を鮮明に打ち出した。
台湾侵攻前に手を打つべし…米議員「ロシア事業撤退を中国でも」
ウクライナ侵攻をめぐり国際的な企業がロシア事業を相次ぎ停止させている。これを受けて、リック・スコット米上院議員は17日、台湾統一を企む中国共産党にも同様の措置をとるようビジネスリーダーたちに求めた。
ウクライナで効力発揮する携帯兵器…台湾は「異なる防衛手段」=専門家
ロシアによるウクライナ軍事侵攻から23日が経とうとしている。世界中の軍事戦略家たちは、装備品や人員では圧倒的な差があるロシア軍を食い止めているウクライナ側の戦略を分析している。
ウクライナ侵攻、インド太平洋の安全保障を変える=専門家
ロシアによるウクライナ侵攻から19日が経とうとしている。民間人にも多大な犠牲が広がるロシア軍の攻勢に、米国をはじめ北大西洋条約機構(NATO)はウクライナに対して分析情報や兵器供与といった支援をしている。
台湾奪取を狙う中国共産党、グレーゾーン作戦により注力=専門家
ロシアのウクライナ侵攻により、中国共産党による台湾侵攻の脅威について注目が集まる。専門家は、台湾が近年軍事力を強化させているため、中国共産党は武力攻撃によらずサイバー攻撃や偽情報の流布などを含むグレーゾーン作戦により注力
台湾総統、予備役部隊の訓練視察 ウクライナ情勢踏まえ団結訴え
[南勢埔(台湾) 12日 ロイター] - 台湾の蔡英文総統は12日、台北郊外の軍射撃場で予備役部隊の射撃訓練を視察した。ウクライナ情勢に触れ、自衛には国際支援に加え、市民の団結が必要だと訴えた。 台湾当局は昨年終盤に、予備役部隊の訓練強化を発表。今月から従来の5━7日よりも長い2週間の訓練を受け、射撃などの演習の時間も増えた。 戦闘服姿で視察した蔡総統は「国を守る上で、国際社会の結束と支援に加え、
焦点:台湾がウクライナ戦争注視、有事の対中国戦術を研究
[台北 9日 ロイター] - 台湾の軍事戦略家は、ロシアのウクライナ侵攻を受け、巨大な隣国中国が武力による占領の脅威を現実に移した場合の戦術を研究している。 中国軍による異常な動きは報告されていないが、台湾当局は警戒レベルを上げている。 ロシアの精密ミサイル使用や、劣勢ながらも考え抜かれたウクライナの戦術は、台湾の安全保障の専門家の間で大きな関心を集めている。 台湾の蔡英文総統は「非対称戦争」を
核保有国の中露の存在「米史上かつてない脅威」=米戦略軍司令官
米国の核兵器管理を担当するチャールズ・リチャード戦略軍司令官は上院軍事委員会で8日、ウクライナ征服を図るロシアや核保有国である中国の台頭により、世界はかつてない危機に陥る恐れがあると警告を発した。
米国がロシアに弱腰なら…台湾侵攻を助長=コットン米上院議員
トム・コットン米上院議員は、米国がロシアのプーチン大統領にウクライナ侵攻の代償を払わせなければ、中国共産党による台湾侵攻が起こりうると警告した。
台湾最高裁、退役将校に懲役4年の判決 中共のスパイ工作に関与
台湾の退役将校が中国共産党のスパイ工作に参加し、現役軍人を買収しようとした事件で、台湾の最高法院(最高裁)は3日、被告人の上告を退け、懲役4年の判決を言い渡した。
台湾侵攻なら「壊滅的な金融制裁を」米上院議員、法案を発表
米上院議員らは2日、中国共産党が台湾侵攻をした場合、米中間の金融取引をすべて断つという「壊滅的な」金融制裁を科す法案を発表した。
ポンペオ前米国務長官、蔡英文総統と会談 台湾に対する超党派的な支持を強調
米国のマイク・ポンペオ前国務長官は3日、台湾の蔡英文総統と会談し、台湾に対する米国の超党派的な支持を強調した。またウクライナの危機を例に挙げ、自由を維持し支えていくリーダーシップが重要であると述べた。
米国が弱腰なら…中国共産党は一層攻撃的に 「同盟国に深刻な問題」=米専門家
米専門家は、ロシアとウクライナをめぐる情勢下で米国が「弱腰」とみなされれば中国共産党は一層攻撃的になるのを世界は目撃するだろうと予想している。そして、対中抑止が不十分ならば今後米国やその同盟国などは「厳しい問題に直面する
ポンペオ前米国務長官一行が台湾に到着 蔡英文総統から歓迎のメッセージ
米国のマイク・ポンペオ前国務長官が2日夜、台湾に到着した。3日には蔡英文総統との会談が予定されているほか、4日にはシンクタンク「遠景基金会」主催のシンポジウムに出席する。中国共産党に対抗し米台関係を深化させたポンペオ氏の
「今日のウクライナ、明日の台湾」ではない=台湾専門家
ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに、台湾では「今日のウクライナ、明日の台湾」という言葉がもてはやされた。台湾は自国の一部だと主張する中国が近年、台湾への軍事的圧力を繰り返しているためだ。ただ、専門家はこの見方を否定した。
【全文】台湾の蔡英文総統、米訪問団と会合 中共の脅威に対し防衛の決心示す
台湾の蔡英文総統は2日午前、バイデン米大統領が派遣した超党派の訪問団との会合でスピーチを行った。台湾に対する米国の支持に謝意を示し、中国共産党の軍事的脅威と認知作戦に対して防衛する決意を語った。
米超党派訪問団が台湾到着 「米国の一貫した支持と重視を示す」=台湾外交部
マイケル・マレン元統合参謀本部議長率いる米国の超党派訪問団は1日、台湾に到着した。空港では台湾の呉釗燮(ごしょうしょう)外交部長(外相)が出迎え、一行を歓迎した。
台湾に飛来する中国の観測気球…警戒怠るべきではない=学者
台湾では2月以降、中国から飛来する気球が複数回観測されている。台湾国防部は気象研究用のものだと発表した。台湾国防部のシンクタンク・国防安全研究院の蘇紫雲所長はあらゆる可能性を考慮して警戒を怠るべきではないとした。
ウクライナ侵攻の最中… 中国軍、南シナ海で演習 米艦は台湾海峡を通過
ウクライナで激しい戦闘が続くなか、中国は南シナ海で軍事演習を実施すると発表した。いっぽう、米海軍ミサイル駆逐艦がこの演習期間中に台湾海峡を通過しており、米国によるインド太平洋地域への関与を示した。
国際連携の必要性を強調… 岸田首相、ウクライナ侵攻と台湾めぐり
岸田首相は25日の記者会見で、ロシアによるウクライナ侵攻は国際法違反であると強調し、アジアを含む世界情勢に影響すると改めて述べた。こうした違反行為は国際連携が抑制につながると信じると述べた。台湾海峡と日本安全保障について
トランプ氏、ロシアの侵攻で「次は中国の番…」台湾危機に言及
トランプ前米大統領は22日、ロシアによるウクライナへの進出を受けて、中国共産党による台湾侵攻が起こりうると警告した。
台湾防衛の鍵となる非対称能力
2021年11月に発表された台湾の国防報告書には、「中国からの直接的かつ深刻な軍事的脅威に直面している台湾軍は非対称コンセプトを念頭に置きながら敵の作戦行動を妨害しており、戦争の芽を摘み平和を守るために効果的な防衛戦力を