中国への投資減退の三つの要素 習近平政権の民間への期待は虚しく
海外からの中国市場への投資は、三つの要因により減速している。それらは、米中間の地政学的な緊張の増加、中国共産党(中共)による外資への監視と制限の強化、そして中国経済の低迷と政治リスクである。これらが組み合わさることで、外資は中国市場から退き、より安全なアジア市場へと投資を移行している。
中国から離脱する企業たち タイやベトナムに工場を建設
中国から企業が次々と撤退し、海外へと移転する流れの中で、タイ最大の工業地域開発会社であるWHAグループのCEOは、6月21日に、グループが2年連続、土地売却の新記録を立てる可能性があると発表した。
アマゾン、中国アプリストアを7月17日終了 ECサイトは継続
米通販大手のアマゾンは7月中旬にも中国でのアプリストアを終了する。反スパイ法の改正により、企業活動への更なる締め付けが懸念されている。
中国「反スパイ法」改正で影響受ける3業種 拘束・罰金のリスクも
中国の改正版「反スパイ法」により、当局はより広範な取締りが可能となった。外国人の拘束が相次ぐまか、企業はチャイナリスクの再評価を迫られている。
上海モーターショーで「中国人差別」騒動、BMW車の破壊に発展…株価も下落
中国・上海で開催中の自動車展示会「上海国際モーターショー」で、独自動車大手BMWのブースが「外国人にだけアイスクリームを配った」「中国人差別した」として批判が殺到し、BMWは謝罪に追い込まれた。
中国ゼロコロナデモ参加の女性たち、4か月ぶり釈放 いまなお多数拘束か
昨年末に中国各地で起きたゼロコロナを抗議する「白紙運動」の参加者で当局に拘束されていた女性4人が最近釈放された
中国・成都の住民衝突で負傷者 専門家「社会不安定への危険信号」
中国四川省で起きた大規模な住民衝突により中国の不動産開発の問題点と行政の不作為が浮き彫りとなり、専門家は社会不安定への危険信号だと指摘した。